モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

モデルカーの魅力~素材には、何が使われているのか?

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昨日はスケール(縮尺)について書きましたが、今日は、車体の素材について書きます。完成品では塗装がされていますので中の素材を見る事は、出来ません。

中の素材には大きく分けて①ホワイトメタル(錫と鉛の合金)で、本体を持つと重厚感があり小さいながらずっしりとした重みを感じます。Phoenix、PADDOCK、SMTSは、

ホワイトメタルの車体となっています。

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私が、保有するフェニックス(Phoenix)のDB4GTザガートのホワイトメタルキット

②レジン(合成樹脂)は、海外ではBBR、MRコレクション、LooK Smart、TECHNO

MODELS、国内ではアイドロン等の完成品やキットは、殆どがレジンと思います。

精密度が高い造形が出来る素材と思います。

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プロバンス・ムラージュのDB4GTザガートのレジンキット

ダイカスト は、アルミ、アルミニウム、マグネシウム等の非鉄金属とその合金でホワイトメタル、レジンより比較的低コストでしかも金型で大量生産が、可能な素材です。海外ではMINICHAMPS、Spark、国内ではEBBRO(エブロ)が、ダイカスト製です。

蒐集の当初は、ホワイトメタルやレジンのモデルカーの蒐集が、中心でしたが、車種やルマンカー等を集めだすとその年のルマンカー等の発売が早い事や購入予算の関係でダイカストモデルが、多くなって行きました。

 

モデルカーの魅力~スケール(縮尺)は、何故1/43スケールを蒐集なのか?

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主要スケール 大きさ比較 モデルカー学より引用させて頂きました。


蒐集のきっかけでお話ししましたが、1998年のスタート以来、とにかく色々なショップを訪問し、気に入ったモデルカーを購入しましたが、蒐集のポイントは、2点だけ①スポーツカーである事②1/43スケールである事の2点だけでした。

何故1/43スケールだったのでしょうか?この点については、非常に興味深いサイトがありますのでここで紹介させて頂きま。

それは、池田貴彦さんと言う方が、開講されている『モデルカー学』Modelcar Academiy~素晴らしき「1/43 精密モデルカー」趣味の世界を全方位から徹底解説

URL https://www.modelcar43.info/  モデルカーに関心を持っておられる方必見!!

今のモデルカー業界は、中国の重要拡大を受けて国内外メーカーともに1/18スケールが、増えていますが、私が蒐集を初めた当時は、メーカーも店舗も1/43スケールが、主流で私の様な「オマケ付きグリコ」世代は、小さくて精密が、圧倒的に魅力的でした。

ちなみにアストン・マーティンDB4GTZ(ザカート)の全長は、4,267mmですので1/43スケールでは、ほぼ10Cmとなります。手の上に乗せ鑑賞でき在庫スペースも日本家屋向けでもあります。

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車体の前のスケールでほぼ10Cm、横の電池は単4乾電池 高さ4.3Cm

どれぐらいの大きさか実感頂けますでしょうか?

モデルカーを探す旅~大阪・梅田編。モデルガレージロム訪問です。

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大阪の梅田に有るモデルガレージロム本店は、大阪梅田駅から徒歩5分程度のヨドバシカメラ梅田店の直ぐ近くに有りました。10年以上行っていないので大きく変わっている事でしょう。実はヨドバシ梅田は、平成13年(2001年)11月オープンです。

当時の仕事の関係でオープン前に行く機会が有り、モデルガレージロムもその年の9月訪問した次第です。ヨドバシ梅田のオープンは、当時大きな話題になりました。

ヨドバシ梅田の敷地は、元々JR西日本の土地で、売りに出された折、三越やパルコ、ヨドバシが、競合し、予想では600億~700億円の落札価格予想をヨドバシカメラの社長の「鶴の一声」で1,010億円で落札しました。

採算が合うかの予測も有りましたが、当時関西でポイントが珍しいかった事も要因で年商1,000億円を達成と大成功でした。

※裏話ではヨドバシの社長は、1010と言う数字が、好きでこの金額で落札との噂でした。ちなみに約23店舗有るヨドバシの店舗の代表電話の下4桁は、確かに1010です。

話が、逸れましたがモデルガレージロムは、梅田駅を出てヨドバシを前を約100m通リ過ぎたオフィスビルの4階(?)に有り店舗が有る様には思えない場所にありました。

メイクアップやラクーンオートとは違いBBRや、MRコレクション以外にミニチャンプスやヴィテス、EBBROの車も展示しており展示台数は、一番多かったと思います。

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heco modelesのフェラーリ330P4 ルマン№21

その日は、大変珍しいフランスのheco modelesのフェラーリ330P4を発見。紙製の宝石箱風の入れ物に入っており、ユニークな商品でした。

その後、Web販売を良く利用したものです。

モデルカーを探す旅の再開~名古屋編です。ラクーンオートを訪問

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今日は、モデルカーを探す旅を再開します。メイクアップと並んで本格的なモデルカーショップが、名古屋の名東区に有るラクーンオートです。

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ラクーンオートの店舗正面

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ジャガーXJR15 ラクーンオート特注(プロバンスベース)

最初に訪れたのは平成13年(2001年)夏の暑い頃でした。インタ-ネットでサイトを見てはいましたが、名古屋駅から地下鉄東山線で一社(いっしゃ)下車、市バスに乗り訪問しました。

ショーウインドにはBBR,MRコレクションや有名なモデラーの一品制作品ばかりが陳列されており、見応えの有る作品ばかりでした。

結局その日は、フェラーリF355ベルリネッタ(1994年)を購入。それがラクーンオートさんとの長いおつきあいの始まりです。

その当時は、アストン・マーティンのモデルカーは、商品化されている物が少なく、レジンキットをベースに特注制作頂いた物が多くあります。

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アストン・マーティンDB5 美しいアストン・グリーン(プロバンスベース)

又、その頃は、英国車が、特に好きだった事も有りジャーガーも制作頂きました。

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ジャガーXK180 パリサロンコンセプトカー(プロバンスベース)

 2011年最初の会社を定年退職後に入った会社が、たまたま名東区に有り、毎月の会議で名古屋に行く折には必ず訪問し、お店の方とも親しく話をする事が出来ました。

そんな縁のあるショップです。機会が有れば是非、訪問をお勧めします。

 

 

モデルカーの蒐集には、車種別にこだわりの色が有ります。例えばポルシェだとシルバーとか!!

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昨晩、3月2日付を書くつもりが、夜12時を過ぎてしまった為、3月3日付になりました。そこで昨日の分は、3月2日のつもり(勝手に)で改めて3月3日付を書きます。

蒐集した車を振り返ってみると車種別に決定版の色が有り、例えばポルシェの新車の発売当初、赤のボディカラーを購入しても後でシルバーが、発売されるとシルバーを購入する事が、多くあります。おそらく多くのコレクターは同じ行動と思います。

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MRコレクションのポルシェカレラ4(996)1997-8年

何故なのか?一度Wikipediaで調べてみた事があります。元々4輪のモータースポーツを統括する国際自動車連盟が、国別に車両の塗装色(ナショナルカラー)を指定していた時期があった様です。例えばイギリスは、やや暗めの緑(ブリティッシュ・グリーン)

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ローラアストンT73 ルマン№11:1967年 ラクーンオート特注(Marshベース)

イタリアは、赤(イタリアン・レッド)フェラーリや、アルファ・ロメオ等

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フェラーリ330P4 ルマン№21:1967年 ラクーンオート特注(BBRベース)

アメリカは、青地に白のストライプ コブラディトナ、ヴァイパー等

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コブラ ディトナクーペ ルマン№11:1965年 Marshメーカー完成品

後、他に代表的な国ではドイツが、シルバー(ポルシェ、ベンツ)、フランスが、青(フレンチ・ブルー)アルピーヌ、ブガッティ等で1960年の後半迄は、ナショナル・カラーの車体にゼッケンと言うシンプルで最も美しいマシンが中心でそのイメージが、今でも車種のイメージ・カラーになっている様です。

但し、今では資金のかかるモータースポーツでは、スポンサーの資金力が必要でF1もその他のレースもスポンサーカラーをまとっている場合が多い様です。ガルフカラー等

しかし、最も美しいマシンは、1960年代に集中しています。

本日は、ここ迄に致します。

 

 

 

緑(アストン・マーティン)と赤(フェラーリ)の永遠のライバル対決!!(私見です)

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アストン・マーティンフェラーリは、殆どの皆さんは、高級スポーツカーとの認識は、お持ちと思います。良くフェラーリ(エンブレムが跳馬)とランボルギーニ(エンブレムが猛牛)がライバルと言われますが、私の中ではその歴史、個性、車の美しさを総合的に見てもアストン・マーティンとファラーリが、正に真のライバルと思います。

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アストン・マーティンDB4GTザガートとフェラーリ250GTO 共にルマン出走車

両車から最も美しく高価な車を上げるとすると上の2台が、正にその代表と言えます。

●手前が、アストン・グリーンのDB4GTザガート(イタリアのカーデザイナー ザガートとのコラボ)の1961年のルマン出走車 19台のみ製作

モデルカーは、個人のカーモデラー伊藤さんにSMTSのホワイトメタルキットをベースに1品制作頂いた作品です。

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引用:supercars.netより引用させて頂きました。DB4GTザガート

●奥が、ロッソコルサ(フェラーリの赤)のフェラーリ250GTO で1962年のルマンに出走し2位の成績 39台製作

モデルカーは、BBRのレジンキットベースのメイクアップ注文制作品です。

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引用:supercars.netより引用させて頂きました。250GTO


この2車については、まだまだ書き足りませんが、次回とさせて頂きます。

※最後にアストン・グリーンをご紹介

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メタリック・グリーンで、エメラルドグリーンの独特の色 私のPCとスマホのトップ画面

 

秋の金沢、DB4GTザガートを探す旅のご案内(金沢の夜は満喫できず、残念!!)

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青山でアストン・マーティンDB5との出会い以降、都内はもちろん、関東近郊や地方出張の合間にアストンのモデルカーを探してミニカーショップの訪問が、常となりました。

1999年、平成11年の9月に、大阪出張の翌日の土曜日を使い、金沢迄足を延ばしました。金沢市内の「カブリオ金沢」を訪問。そこで今でも一番好きな車種「アストン・マーティンDB4GTザガート」を発見。

フランスのル・フェニックスのメーカー完成品で1961年のルマン車、カー№2のGT4ザガートで1/43スケールとしては、大ぶりのグラマラスな車体とやや明るめのアストングリーンの車体で思った以上に高価な為、すごく迷いましたが、次に見つかる保証は無い為、思い切って購入。

その晩は、片町で飲む事も無く、コンビニでビールとつまみを買い、DB4ザガートを

眺めながら、一杯やって寝たと言う次第でした。

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今のCabrio model cars shop (カブリオ金沢)

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ル・フェニックス アストン・マーティンDB4GTザガート

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DB4GTザガート(シリアル№101/150)