モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

アストン・マーティンと同世代の名車達 『2000年代 続・新世紀の超弩級スーパーカー列伝』①アストン・マーティンone-77,フェラーリ599GTB、ランボルギーニ・レヴェントン

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  又、1週間が経ち競馬も明日から3日間(18,19,20日)の開催です。今週のキズナっ仔の期待馬は、日曜日中京11R秋華賞トライアル、(GⅡ)ローズステークスのイリマです。格上挑戦ですが頑張ってほしいものです。

 本題に入ります。今回は、2000年代の半ば過ぎに登場した超弩級スーパーカーの第2弾を掲載致します。年代は、順不同となります。1台目は、アストン・マーティンOne-77です。2008年に開発が発表され2009年のコンクール・デレガンスで市販モデルが公開されました。エンジンは、コスワースと共同開発され、自然吸気エンジンとしては当時世界最強のスペックでした。デリバリーは、2010年です。

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アストン・マーティン One-77 Tecnomodels完成品 Sublime Green色

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アストン・マーティン One-77 2009年 コンクール・デレガンス公開車

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同上 リアスタイル

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同上 実車内装

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アストン・マーティン One-77 Tecnomodels完成品 Slate Blue色

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アストン・マーティン One-77 Tecnomodels(POST HOBBY特注)

仕様は、全長4,601mm、V型12気筒DOHC,7,312cc、760HP,最高速度は、354km/hで当時1億6,000万円で限定77台販売されました。

 2台目は、2006年のジュネーブ・モーターショーで発表されたフェラーリのフラッグシップモデルのフェラーリ599GTBフィオラノです。因みにフィオラノとは、北イタリアに有るフェラーリのテストコース、フィオラノサーキットが由来です。

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フェラーリ599GTBフィオラノ アイドロン完成品

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同上 リアスタイル

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同上 実車の内装

デザイナーはかってピニンファリーナに在籍のジェイソン・カストリオタが担当し、デザインする際に365GTB/4を参考にしたとの事です。仕様は、全長4,665mm、V型12気筒DOHC,5,999cc、620HP,最高速度は330km/h以上との事です。当時邦貨では3,460万円です。

 3台目が、2007年のフランクフルトモーターショーで初公開され20台限定で販売されたムルシェラゴをベースにしたモデルでスタイリングのモチーフは、ステルス戦闘機と言われたランボルギーニレヴェントンです。色もレヴェントン専用色です。

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レヴェントン 2007年フランクフルトモーターショー公開車 MRコレクション

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同上 リアスタイル

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同上 実車内装

車名の由来は、ランボルギーニの車名の由来としてはお決まりのドン・ロドリゲス家が、所有していた闘牛の名前から取られたいます。仕様は、全長4,700mm、V型12気筒DOHC,6,496cc、650HP,最高速度は、340km/hで販売価格は、アストン・マーティンOne-77と同じ約1億6,000万円です。

 本日はここ迄に致します。

 

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アストン・マーティンと同時代の名車達 『続日本のスポーツカーの系譜』②スバルFF-1、セリカ1600GT、ローレル2000SGX、ランサー1600GSR

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 早速本題に入ります。日本のスポーツカー名車、1970年代初頭の最後は、スバルFF-1から始めます。マイカー時代の到来に伴い、カローラ、サニーの位置する小型車市場に富士重工が、初めて参入したのが、1966年発売にスバル1000で、その後継モデルとして1970年に登場したのがスバルFF-1です。

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スバル FF-1 1970年  実車写真

エンジンを前車輪の前に搭載し前輪駆動の車でホイールベースが長くフラットなフロアの効率的なパッケージは、高い評価を受けました。仕様は、全長3,900mm、水平対向4気筒OHV,1,088cc、77HP,最高速度160km/hです。

 次は、トヨタセリカ1600GTです。日本初のスペシャルティカーともいえるのが、このセリカ1600GTです。1970年12月1日から発売開始されました。

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セリカ1600GT(愛称 だるま)1970年 EBBRO完成品 

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セリカ1600GT 実車写真

アメリカのマスタングと同様にエンジン、ミッション、外観、内装を組み合わせる事の出来る、「フルチョイスシステム」を採用し、需要の多様化に対応しました。仕様は、全長4,165m、直列4気筒DOHC,1,588cc、115HP、最高速度190/hです。この後、各社ともにスペシャルティカーをどんどん発売します。

 次が、その内の1台でもある日産ローレル・ハードトップ2000SGXです。

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ローレル ハードトップ 2000SGX 1972年 EBBRO完成品

純粋にハイオーナーカーとして設計されスタイリングは、シャープなウエッジシェイプを特徴として、洗練された大人の雰囲気をアピールしていました。仕様は、全長4,500mm、直列6気筒SOHC,1,988cc、130HPです。

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ローレル ハードトップ 2000SGX 1972年 実車写真

 最後が、1973年(昭和48年)ですので私が18歳当時最も好きだった車の三菱ランサーです。残念ながらこの車のモデカーにはついに出会えず今に至っています。ここで紹介するのは、ランサー1600GSRです。当時ギャランとギャランFTOの下には軽自動車のミニカが有るだけで中間クラスが空白でこの空白を埋めた車です。

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三菱 ランサー 1600GSR 1973年 実車写真

コンパクトな軽量ボディで1973年2月に登場した初代ランサーは、発売当初は、若いファミリー層をターゲットとした車種でしたが、9月に追加されたスポーツバージョン1600GSRの活躍で広く名が知られる様になりました。仕様は、全長3,965mm、直列4気筒SOHCツインキャブ、1,597cc、110HP、最高速度は175km/hで因みにGSRの「R」は、他社では「レーシング」を意味しますが、ランサーでは「ラリー」を意味します。その名に恥じずデビューイヤーの1973年には「第8回サザンクルスラリー」で1位から4位迄独占。更に翌1974年にはポルシェ911はじめとする並みいる強敵相手に「サファリラリー」で優勝しました。更にサザンクルラリーも4連覇達成。1976年のサファリラリーでは、1位から3位迄独占。ラリー史に輝く名車として名を残しました。正に今日に繋がる三菱のラリー活動の原点の車と言えます!!

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ランサー1600GSR 1976年サザンクルスラリー 篠塚健次郎レプリカ

 これで日本の名車は、一段落と致します。次回から再び『2000年代忘れてはいけない名車達』に戻ります。

 

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アストン・マーティンと同時代の名車達 『続日本のスポーツカーの系譜』①ロータリークーペ・ホンダクーペS9・サバンナGT・サニー1200GX・スプリンターレビン

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まず先週のキズナっ仔とディープっ仔の話題から。土曜日は、3歳牝馬ファインルージュが、GⅢ紫苑(しおん)ステークス快勝!!一躍秋華賞の主役の1頭に。日曜の京王杯AHでは2番人気バスラットレオンが、15着(ブービー)。負け方が悪く復活?4番人気マルターズディオサは、スタートが今一で、最後の直線は最速上がりで追い上げるも8着(但し次走には期待出来そうです)。そして昨晩のフランスの競馬の結果、ディープっ仔のスノーフォールは、大本命のヴェルメイユ賞(GⅠ)で2着!凱旋門賞の1番人気から転落(使いすぎで疲労?)復活を期待です。そして最後にキズナっ仔のディープボンドが、フランス初戦のフォア賞(GⅡ)を逃げ切り勝。過去に日本馬で勝ったのは、エルコンドルパサーオルフェーヴル(2回勝利)で共に凱旋門賞で2着と縁起良いレースです。本番凱旋門賞に期待しましょう!!

  本題に入ります。6月8日~10日に4回に分けて日本のスポーツカーの系譜と銘打って1960年代のホンダS600から1970年の3代目スカG(PGC10型・ハコスカ)迄紹介しましたが、その時取り上げなかった車で懐かしい車達を今回取り上げます。1台目が、1968年発売のマツダ・ファミリア・ロータリークーペです。

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マツダ フェミリア ロータリークーペ 1968年 EBBRO完成品

1967年にフルチェンジを受け2台目となったコンパクトカーフアミリアの標準型の1000ccエンジンに変えてロータリーエンジンを搭載して登場したクーペです。仕様は、全長3,840mm、491cc×2(コスモスポーツロータリーエンジンをデチューン)100HP、最高速度は180km/hで当時の1.6リットル級のスポーツモデルに匹敵する性能と言えました。2台目が、1970年デビューのホンダ1300クーペ 9Sです。この車は、今では珍らしくなった空冷式の車でした。

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ホンダ 1300クーペ 9S 1970年 EBBRO完成品

二輪メーカーだったホンダが、本格的な量販小型車市場に進出の切り札だった1300のクーペタイプです。仕様は、全長4,140cc、空冷4気筒SOHC、1,298cc、110HP、最高速度175km/hでしたが、排気ガス規制法の影響も有り1300シリーズは、1972年発売の水冷式のシビックに主役の座を譲る事になりました。3台目が、1970年発売のサニークーペ1200GX(B110)です。

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サニー 1200GX(CB110)1970年 EBBRO完成品

当時CS(カローラvsサニー)戦争と呼ばれた販売合戦は、この2代目でも継続。「となりの車が小さく見えます」と言う刺激的なコピーで1970年1月にフルモデルチェンジが発表されました。ニュー・サニーは「豊かさのイメージ」でもあります。仕様は、全長3,825mm、直列4気筒OHV,1,171cc、83HPです。

 そして4台目が、サニーのライバル、カローラ・レビン、スプリンター・トレノです。

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スプリンター トレノ   EBBRO完成品

4台目は、1971年発売のマツダ・サバンナクーペ・RX3(S124)です。

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マツダ サバンナ GT(クーペ) RX3(後期型) 1973年 EBBRO完成品

マツダロータリー車は、ファミリア以来、モータースポーツに参戦して来たが打倒スカGを狙いその願いを果たしたのがこのRX-3です。仕様は、全長4,065cc、水冷直列573cc×2、120HP,最高速度190km/h。レースの実戦では、1971年富士ツーリストトロフィ500マイル(富士TT)に参戦。マツダワークス サテライトチームから出場した。増田/加茂組が総合優勝を獲得し、GT-Rの50連勝を阻止。

 

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忘れられぬ名車達 『日本の名車 日産スカイラインGT-Rの系譜』歴代のスカイラインGT-R➃最終回

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※9月6日完全リニューアルオープン、歴代GT-Rも掲載中です!!

 キズナっ仔のファインルージュが、今日の中山競馬場のGⅢ紫苑ステークスを快勝しました。やはりこのメンバーでは力違った様です。ハギノピリナは、最後の直線大外から追い上げて来ましたが8着でした。やはりもっと距離があった方が、良いのかもしれません。明日のキズナっ仔、ディープっ仔にも期待です。

 本題に入ります。日本の名車スカイラインGT-Rも最終回となります。前回、GT-Rとしては5代目のBNR34型の画像と仕様を紹介しましたが、今回は各種グレードを紹介します。まず上記グレードのVスペックですが、車体下部にカーボンディフィーザーや可変2段リアウイングスポイラー装備のアドバンスドエアロシステム採用。

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GT-R BNR34型 VスペックⅡ 2000年 EBBRO完成品

上のモデルは、2000年のマイナーチェンジの際Vスペックに代わり登場したVスペックⅡです。主な装備は、NACAダクト付カーボンボンネットの装備等です。

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NISMO R34GT-R Z-tune 2005年 EBBRO完成品

上のモデルは、日産のワークスチームNISMOがVスペック系統の良質中古車から「世界最強のロードゴーイングカー」を標榜して作成したNISMOの市販コンプリートカーNISMO R34GT-R Z-tuneです。(ニスモ創立20周年アニバサリーモデル)わずか19台作成され価格は、1,774.5万円でした。仕様は、直列6気筒DOHCターボ、2,771cc、500HPオーバーでその内容は殆どGT500のマシン並みでしたが、内装は高級レザーとアルカンターラを使用、快適性も追求していたとの事です。

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NISMO R34GT-R Z-tunの実車の内装

 GT-Rの最後を飾るのは、日産GT-Rで2007年から現在迄販売していますが、この型式からスカイラインGT-Rでは無く日産GT-Rと呼ばれてれています。

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日産 GT-R R35型 2007年 EBBRO完成品

歴代のスカイラインGT-R(R34型迄)は、スカイラインの中でその当時最も競争力の高いボディ形状と専用で特別仕様のエンジンとそれに適応する駆動系を備えた高性能バージョンの立場でしたが、R35型は、スカラインシリーズとは、開発も設計も全く関係なく独立した車種として発売されました。そのコンセプトカーは、2001年の第35回東京モーターショーに「GT-Rコンセプト」として発表されました。

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日産 GT-R コンセプト 2001年 第35回モーターショー

更に2005年の第39回東京モーターショーでプロトタイプ「GT-Rプロト」公開

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日産 GT-R プロト 2005年 第39回東京モーターショー

そして2007年(平成19年)10月24日第40回東京モーターショーで量産型が発表されました。デザインは、世界中に点在する日産のデザイナー約80名からの公募です。エンジンは、職人の手作りと言われており、初期モデルの480HPから2017年のNISMOの600HPを発揮。国産最強から国際規格のスーパーカーと言うべき存在になりました。初期型の仕様は、全長4,655mm、直列V型6気筒DOHCツインターボ、3,799cc、480HP,四輪駆動、6速ディアルクラッチトランスミッションが搭載(MT仕様は無)されています。

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日産 GT-R R35型 2007年 初期型

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GT-R スーパーGT500 2008年テストカー EBBRO完成品

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GT-R GT1 2009年マレーシア テストカー EBBRO完成品

上記のGT500やGT1仕様は、レース出場の型式認定の関係で市販車の四輪駆動では無くフロントエンジン・リアドライブとなっています。

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XANAVI NISMO GT-R 2008年 GT500開幕戦優勝車

2007年の登場以来R35型は、年々進化しており2020年モデルとしてGT-Rの生誕50周年記念50th Anniversary」モデルです。

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GT-R 50th Anniversaryモデル 2020年

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GT-R 50th Anniversaryの内装です

仕様は、全長4,710mm、V型6気筒DOHC・24バブル・ツインターボ、3,799cc、570HPです。最後に最新型2022年の発表が、9月14日(火)に行われる予定との事とGT-Rの最高グレードと未来予想を掲載しておきます。

 先ず日産 GT-R50 by イタルデザインです。限定50台予定です。

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日産 GT-R50 by イタルデザイン

日産とイタルデザインのコラボで生まれたスーパーカーです。仕様は、全長4,784mm、直列V型DOHC/24バルブターボ、4WD 3,799cc、720HPで価格は、約1億4,530万円で2021年8月に生産開始し、末よりデリバリー予定。

 GT-Rには廃止の噂も有りましたが、日産の幹部は否定。次の写真が未来のGT-Rの予想図の1つです。どんな形で新型が生まれるか楽しみです!!

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GT-Rの未来予想図 1つの例です。

大変長くなりましたがこれでGT-Rの話は終わりと致します。

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アストン・マーティン大好きです!!

 

忘れられぬ名車達 『日本の名車 日産スカイラインGT-Rの系譜』歴代のスカイラインGT-R③

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※9月6日完全リニューアルオープンし歴代スカイラインGT-R掲載中!!

 最初に久しぶりにキズナっ仔とディープっ仔の話から始めさせて頂きます。ローカル開催も終わり明日土曜日から秋競馬・中山&中京開催が始まります。土曜・日曜ともにキズナっ仔の期待馬が、出走します。土曜の中山競馬場のGⅢ紫苑ステークス(3歳牝馬秋華賞トライアル)には、桜花賞の3着馬ファインルージュ、オークス3着馬ハギノピリナが出走します。出走18頭の中では格上と言えますので期待です。日曜日の同じく中山のGⅢ京王杯AH(3歳上)にはキズナっ仔の重賞2勝馬マルターズディオサとバスラットレオン(NHKマイル落馬、ダービー15着)が出走。余り人気はありませんが同じく期待です。そして真打は、フランスで12日(現地時間)に開催の凱旋門賞トライアルGⅡフォア賞にはディープボンド(今年の春の天皇賞2着)同じくGⅠヴェルメイユ賞にはディープっ仔で英国オークスからGⅠ3連勝中で凱旋門賞でも本命になっているスノーフォールが出走です。今週は競馬から目が離せません!!

 本題に入ります。今日はGT-Rとしては4代目のBCNR33型を紹介します。

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スカイラインGT-R(BCNR33型)1995年 EBBRO完成品

1995年1月に発売されました。1993年にR33型のスカイラインが発表された直後の第30回東京モーターショーでプロトタイプが発表され、主にフロント周りが修正され1年5カ月の時を経てR33型GT-Rは、市販車としては初めて第13回東京オートサロンで正式発表となりました。

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BCNR33型 1994年 ニュルブルクリンク タイムアタック車(工場試作車)

又この車は、サーキット走行が重視されドイツのニュルブルクリンクでのテストドライブを重ね、BCNR33型のプロトタイプが、先代のBNR32型に対してのタイム差から「マイナス21秒ロマン」と銘打ったキャッチコピーを掲げ、GT-Rとしては、初の単体でのテレビCMを展開したとの事です。仕様は、全長4,670mm、直列6気筒DOHCターボ、2,568cc、280HPです。

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GT-Rオーテックバージョン 40th ANNIVERSARY 1998年

スカイラインの生誕40周年を記念して1997年の第32回東京モーターショーに出展したのが、上の車でPGC10型以来の4ドアセダンGT-Rで「BCNR33改」の型式で市販され神奈川県警の白黒パトカー&覆面パトカーとしての4台を含め442台生産されました。

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BCNR33型改」神奈川県警察高速道路交通警察隊の白黒パトカー

BCNR33型の最後は、ル・マン参戦用ホモロゲーションモデルで1台のみ制作されたNISMO GT-R LMです。イギリスで登録されました。

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NISMO GT-R LM EBBRO完成品

 次が、スカイラインGT-R名義としては最後の型のBNR34型の登場です。1999年1月に発表されました。キャッチコピーは「人に翼を」です。

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スカイラインGT-R(BNR34型)1999年 EBBRO完成品

この車では先代で大きくなって不評だった点を改善し車体寸法を全長で75mmサイズダウンしています。仕様は全長4,600mm、直列6気筒DOHCターボ、2,568cc、280HPと先代を踏襲しました。又、各種グレードやバージョンも発売されていますが、これらの紹介は次回と致します。

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アストン・マーティン ストリートカー、レースカー約50台掲載!!

忘れられぬ名車達 『日本の名車 日産スカイラインGT-Rの系譜』歴代のスカイラインGT-R②

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 スカイラインGT-Rの続きですが、ここでGT-Rと名の付かなかったスカイラインの話をさせて頂きます。その名はスカイライン2000RSターボです。

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スカイライン2000RSターボ 初期型

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スカイライン2000RSターボ 1983年 (後期型) EBBRO完成品

前回KPGC110型のGT-Rは、エンジンが輩出ガス規制に適合せず、1973年にわずか3ヵ月で生産終了と書きましたが、その後10年間日産のラインアップからDOHC搭載車は、姿を消していました。そして2度にわたる石油ショップや排出ガス規制を乗り越え1981年に6代目のスカイライン(R30型)になりその年の10月に久しぶりに新しいDOHCエンジンを搭載した2000ターボRS(上のモデルカーはRSターボとなっていますが)を発売しました。但しこの車は、歴代のスカイラインの中でも最もハイパワーであったにも関わらずGTともGT-Rとも名付けられませんでした。それは歴代のGT-Rが、直列6気筒であったのに対してRSは、直列4気筒であった為と言われています。開発陣にもGT-Rは、6気筒エンジンとの拘りがあった様です。又この車は、大門軍団の西部警察の指揮車両としての「RS-1」でも有名。

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西部警察 (DR30型)スカイラインRSターボ 「RSー1」

この車にはいくつかの名前が付いています。1つがDR30型の広告キャラクターが俳優のポール・ニューマンであった為「ニューマン・スカイライン」2つ目がRSターボが過去最高のハイパワーであった為「史上最強のスカイライン」3つ目が、後期型(モデルカーの形状)が超薄型ヘッドランプ採用のグリルレスのフロントマスクからの連想で通称「鉄仮面」と呼ばれていました。RSターボの仕様は、全長4,595mm、直列4気筒DOHC,1,990cc、190HP(最終型では205HP)で最高時速は、実際の性能計測で214.6km/hを出したとの事です。

 次は、GT-Rでは3代目に当たるBNR32型です。8代目のスカイラインは、1989年5月に発表されその年の8月にGT-Rは、約16年ぶりに復活しました。

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スカイラインGTーR 三代目(BNR32型) EBBRO完成品

走りの性能強化を前面に打ち出した8代目のスカイラインのキャッチフレーズは「超感覚スカイライン」で先代でハイソカーに走ったボディをギュとアスリート方向に引き締め、その走りのクオリティの高さに業界、市場ともに驚愕させました。更にGT-Rは、グループAレース制覇を当初より至上命題として開発され、2WD/4WDの自動制御のアテーサET・Sを搭載し史上最強レベルのGT-Rとなりました。仕様は、全長4,545mm、直列6気筒DOHCターボ、2,568cc、280HPで当時の価格で445万円の高級車でもありました。

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スカイラインGT-R 1990年全日本ツーリングカー選手権第1戦優勝車

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    上記車両スカイラインカルソニックと「日本一早い男」星野一義選手         イグニッション・モデル

BNR32型のスカイラインGT-Rは、1990年の初戦から全日本ツーリングカー選手権(JTC)のカテゴリーが終了する1993年迄、グループAでは、無敗を誇り、最終的には29連勝と言う偉業を達成しました。

 本日は、ここ迄に致します。

終活ショップ 絆 アストン・マーティン モデルカー専門店

アストン・マーティンモデルカー専門店オープン!!

収集家の心をつなぐ終活ショップ 絆 モデルカー店 ポルシェフェア開催中

※ポルシェ・フェア 開催中(9月30日迄)







 

忘れられぬ名車達 『日本の名車 日産スカイラインGT-Rの系譜』歴代のスカイラインGT-R①

 

shukatsushop-kizuna.com ※終活ショップ絆モデルカー店 本日完全リニューアル・オープンです!!

 

 東京パラリンピックも昨日で終了しました。コロナ禍での無観客のオリンピック、パラリンピックの開催に賛否が有りましたが、開催して良かったと本心で思います。勝っても負けても、メダルを獲っても取らなくても多くの感動を与えてくれました。特にパラリンピックでは、今迄見た事の無い競技も多く、障害を抱えながらも全力で競技に向かう姿に自然と涙が込み上げるシーンが多く有りました。競技者とその方々を支える方々、ボランティアの皆さん、開催を支えた全ての皆さんに心から御礼を言いたいと思います。多様性の時代と言われますが、世界中で民族、性別、障害の有無を超えてお互いを尊重し合えるそんな時代が来る事を願っています。

 本題に入ります。今回は趣向を変えて日本のスポーツカーの柱の一つと言うべき日産スカイラインGT-Rの成り立ちと歴代の車について書きたいと思います。『GT-R』の歴史は、ツーリングカーレースで活躍した先代プリンス・スカイライン2000GT-Bを原点としています。

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プリンス・スカイライン2000GT-B 1965年 EEBBRO完成品

2000GTーBの仕様は、全長4,255mm、直列6気筒SOHC,1,988cc、125HPで当時の価格は、89.5万円です。

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プリンスR380 1966年 日本グランプリ優勝車 №11 EBBRO完成品

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プリンスR380 スピード記録 トライアル車両 1966年 EBBRO完成品

1968年の第15回東京モーターショーに「スカイラインGTレーシング仕様」を発表しましが、この車はスカイライン2000GT(GC10型)の車体にプロトタイプ・スポーツカー日産R380のエンジンをベースに開発された直列6気筒DOHCエンジンを搭載したものでした。この車がほぼそのままの形で1969年(昭和44年)2月に初代GT-R(PGC10型)として発売されました。

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日産スカイラインGT-R(PGC10型)1969年

 当時スカイラインのロングノーズの2000GTは、4ドアセダンのみでしたのでGTーRも4ドアセダンで発売された為、2000GT-Bの『羊の皮を被った狼』のキャッチフレーズはそのまま受け継がれました。PGC10型の仕様は、全長4,395mm、直列6気筒DOHC、1,989cc、160HPで当時最強を誇り、スカイラインのレーシングカーイメージを決定付けたモデルで今でも高い人気です。

1970年10月ハードトップと称するホイールベースを70mm短縮の2ドアクーペが発売されGT-Rもセダンに替わりクーペの(KPGC10型)になりました。

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日産スカイラインGT-R(KPGC10型)1970年 EBBRO完成品

KPGC10型は、ホイールベース短縮の効果で従来より鋭いコーカーリングが可能となりレースでの戦闘力も大幅にアップしてと言われています。仕様は、全長4,330mm、直列6気筒DOHC,1,989cc、160HPで価格は154万円です。尚、ベースのスカイライン(C10型系)のキャッチフレーズは『愛のスカイライン』でこのキャンペーン効果も有りヒット月販1万台の目標を達成しています!!因みにセダンのPGC10型は、832台、クーペのKPGC10型は1,197台販売です。

 1972年9月にはスカイラインの4代目が「ケンとメリーのスカイライン」としてデビューし、大々的にキャンペーンを展開。スカイラインの名前は国民的常識のレベル迄知れ渡りました。その翌年の1973年2月にGT-Rとしては2代目のKPGC110型が発売されましたが、搭載エンジンが、1973年(昭和48年)の排出ガス規制に適合しなくなった為、わずか3カ月で生産・販売終了となりました。

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日産スカイラインGT-R(KPGC110型)EBBRO完成品

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同上 リアスタイル 丸型4灯のテールランプは、現行車種に迄踏襲

仕様は、全長4,460mm、直列6気筒DOHC,160HP、163万円で生産・販売台数は、わずか197台との事です。

 ※実は、GT-Rの名称は、KPGC110型の生産終了から16年間封印されますが、その間にGT-Rの名前は付けられていませんが、DOHC仕様が発売されています。その話は次回と致します。

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