昨日に引き続き昔の名車のオマージュから生まれた車を紹介します。
昨日のジャガーとフェラーリは、共にコンセプトカーとヘビーユーザーのオーダーに対するオンオフモデルでしたが、今回は、実際に発売されたモデルです。
最初が、1960年代にルマン等で活躍したフォードGT40のデザインにインスパイアされたモデルが2台(1台はコンセプトカーに終わりましたが!)です。
左のフォードGT90は、1995年のデトロイト・オートショーにて「世界最強のスーパーカー」と言う名目で発表されました。「フォードGT40」の1990年代の後継車と言う意味合いを示していましたが、最終的には市販されませんでした。
次のフォードGTは、フォード100周年を記念して発売されたGT40のリメイクであり、限定1、500台が、フォードと関係に深いサリーンの工場で2005~2006年生産されました。
尚、フォードGT40の車高は名前の由来通リ40インチですが、フォードGTは、44インチ強と少し高くなったいますが、デザインは、ほぼ同じと言えます。
上記の左は、2017年発売のフォードGTの2世代目のモデルで非常に斬新なデザインとなっています。
次が、名車中の名車のメルセデス・ベンツ300SLとそのレーシングカーである 300SLRのオマージュで生まれたモデルの紹介です。
左の300SLRは、1955年代にレースで活躍したモデルですが、石原裕次郎氏の所有車として有名な市販スポーツカー300SLとは、系列関係には無く1954年のF1マシンをベースにスポーツカーに改装したと言われています。
右のSLRマクラーレンは、2004年に発表されF1でジョイント関係のマクラーレンの工場でハンドメイドにて生産されたと言われています。
上の3台は、有名なレーシングカードライバーのスターリング・モスに関係の深い車とネーミングになっています。
左の300SLRは、1955年のミッレミリアでスターリング・モスが優勝した際のカー№722の車でスタート時刻、午前7時22分を示しています。
真ん中のSLRスターリングモスは、2009年の北米国際オートショーで発表された75台のみの限定車で、購入資格は、SLRのオーナー限定との事です。ミッレミリアの車をイメージし、ルーフ、フロントウインドシールドを省き約200Kgの軽量化を実現しています。
右のSLRマクラーレン722GTは、722ロードスターをベースにワンメイクレース用モデルで21台製作されました。
またまた長くなりました。次回に続きます。