昨日、新型コロナの第1回目のワクチン接種を受けて来ました。接種時の痛みも無く、接種後も昨晩から肩と腰に軽い痛みが有る程度でほっとしている所です。
今日は、1951年に発売されたランチア アウレリア B20GTより始めたいと思います。GTとはグランツーリスモの略ですが、史上初めてGTを車名に入れたのがこの車と言われておりその後数多く現れる「GTカー」のパイオニア的存在です。
この車は、全長約4.4m、V型6気筒、2リットル、80HP、最高速度165km/hと高い操縦性を持っていました。このモデルカーも残念ながら持っていません。
次が、アストン・マーティンDB2/4です。この車は、DB2を2+2座席として後部のトランクをバックドアにしたモデルで今日のハッチバック型スポーツクーペの元祖とも言える車でも有ります。
この車は、全長約4.3m、3リットル、140HPで最高速は、193km/hに達し、1955年のモンテカルロラリーやミッレミリアに出場したが、この頃のレース活動はレーシングモデルDB3が、中心となっていました。
次は、ドイツの名車3台を紹介します。ライバル関係も有り同時に紹介する事にします。尚、偶然ですが、車体がシルバー、内装がレッドが3車共通です。
1台目が、ポルシェ356スピードスターです。1954年から販売が開始されたスピードスターは、安価でスポーティな2シーター・オープンを求める北米市場の要望から生まれました。発売当初のモデルはpre-Aと呼ばれレアなモデルとなっています。
仕様は、全長約3.95m、4気筒OHV、1.5リットル、70HPで最高速度は155km/hとレースで活躍できる高性能ぶりが受け大ヒットとなり、オーナーリストにはジェームス・ディーンや、スティーブ・マックイーンも名を連ねていました。
ガルウイングの300SLが、超有名ですが、ガルウイングのタイプとはヘッドランプの形状が異なっています。仕様は、全長4.57m、直列4気筒、3リットル、215HPで最高速度は、クーペの260km/hに対して225km/hです。
3台目が、300SLに対抗してBMWより1956年発売された507カブリオレです。デザインは、アルブレヒト・フォン・ゲルツが担当しています。
この車の仕様は、V型8気筒、3.2リットル、150HPで開発費がかさみ300SL並みに高価となった為、販売不振でわずか252台の販売に終わりました。
尚、デザイナーのゲルツは、1965年発売の日産の初代シルビアの設計でも有名です。今日は、これ迄にします。