モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

アストン・マーティンと同時代の名車達 番外編 アメリカのスポーツカーとポニーカー③カマロ・チャレンジャー等登場

shukatsushop-kizuna.com

 今日(昨日書いてます)の競馬が終わりました。キズナの仔はスマートリアンが2着、アカイイトが1着、アブレイスは6着でしたが、アブレイスの代わりにシャムロックヒルが、マーメイドステークス(GⅢ・重賞)を10番人気で勝利!!又騎乗した藤懸貴志騎手は(28歳)11年目で重賞レース初制覇です。おめでとう御座います。尚キズナは今週の最多賞金獲得種牡馬になり、またしてもハーツクライを抑えて種牡馬ランキング3位を死守しました。わずか2世代の産駒での3位です。健闘しています!!

 本題に移ります。今回は、1964年発売の初代マスタングの大成功に触発されて発売されたライバル車を紹介します。1台目が、現在まで続く永遠のライバル、シボレー・カマロです。マスタングは、2015年発売の7代目迄続いていますが、カマロも同じく2015年発売の6代目迄続いています。名前の由来は古いフランス語で「友人」を意味するとの事です。カマロは、遅れる事3年、1967年に発売されました。

f:id:syuminokizunakan:20210620175518j:plain

シボレー カマロ 1967年 MINICHAMPS完成品

カマロは、ハードトップコンバーチブルの2種のボディに直列6気筒と5種のV8エンジン、ボディカラー15種、インテリア8種と豊富なオプションの魅力が有り3年間のモデルイヤーの間に約70万台の大ヒットとなりました。仕様は、全長4,690mm、90度V型8気筒OHV,5,733cc、299HP、最高速度約190km/hです。尚エンジンの排気量は、3.8リットルから7.0リットルから選択です。

  尚、カマロの兄弟車としてシャーシと基本的なボディーシェルを共有した、ポンティアック・ファイアーバードは、1967年カマロの5ヶ月後にデビューしました。ボディーもカマロと同じく2ドアハードトップコンバーチブルの2種です。

f:id:syuminokizunakan:20210620185430j:plain

ポンティアック ファイアーバード 実車写真 ja.wikipedia.ongより引用

初代ファーヤーバードは、フロントデザインが、ボディデザインの一部に組み込まれた「バンパーレスルック」が特徴です。仕様は、全長4,976mm、90度V型8気筒OHV,6,558cc、330HP,最高速度170km/hです。

 3台目が、ダッチ・チャージャーです。チャージャーの発売は1966年です。この車は2ドアファストバックのボディを持っており、全グレードでV型8気筒エンジンを搭載していましたが、翌1967年7,210ccのマグナムV8エンジン搭載するチャージャーR/Tが登場。独特なスタイリングで現在でもチャージャーの代名詞的存在で人気の高い車種となっています。

f:id:syuminokizunakan:20210620182105j:plain

ダッチ・チャージャーR/T 1967年 MINICHAMPS完成品

尚、初代チャージャーは、スティーブ・マックイーンの主演の映画「ブリット」でマスタングGT390とカー・チェイスを行う車として登場しています(黒の車体)。仕様は、全長5,155cm、90度V型8気筒OHV、6,974cc、431HP、最高時速220km/hです。

 4台目が、同じくダッチから発売されたダッチ・チャレンジャーです。

f:id:syuminokizunakan:20210620183409j:plain

ダッチ・チャレンジャーR/T 1969年 MINICHAMPS完成品

f:id:syuminokizunakan:20210620183654j:plain

ダッチ チャレンジャーR/T 1969年 

 ライバルに遅れて参入のチェレンジャーは、正にライバルへの「挑戦者」の立場で、ライバルと比べて長く広く低くかまえたスタイリングは華麗でしたが、当時ポニーカーブームは、下火に向かっており、初年度こそ約8万台の販売をしたもののその後売上が格段に落ちわずか4年で生産中心になりました。チャレンジャーR/Tの仕様は、全長4,860mm、90度V型8気筒OHV,6,974cc、431HP,最高速度約230km/hです。

以上、1964年のマスタングの発売以降1970年前後迄大ブームとなったポニーカーですが、社会情勢の変化①1970年の大気浄化法(排ガス規制法・通称マスキー法)の制定②全米自動車安全基準の改訂③1973年の石油危機の影響でポニーカーやマッスルカーは、新車市場から消えて行く事になりました。

本日はこれ迄に致します。