モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

アストン・マーティンと同時代の名車達 1970年代 ドイツの名車達②BMW635CSi・M1、ポルシェ911カレラRSR2.8

shukatsushop-kizuna.com

TTGの翌年の日本ダービーラッキールーラーが勝者ですが、この世代の№1は、マルゼンスキーと言われています。マルゼンスキーは、英国の3冠馬ニジンスキーの仔を妊娠した母親を輸入し国内で出産(持込馬)した為に日本ダービー等のクラッシックレースに出走出来ませんでした。主戦騎手が、「日本ダービーに出させて。枠は大外でも良い。他の馬の邪魔もしない。賞金のいらない」と言った話が伝わっています。競走成績は、7戦7勝で重賞も朝日杯3歳、日本短波賞の2勝だけですが、7勝で2着につけた着差合計が、61馬身(平均約9馬身)。日本短波賞では、その年の菊花馬プレストウコウに7馬身差で楽勝。その後年末の「伝説の有馬記念」を目指して調教中の故障で引退。その有馬記念でTTGが、プレストウコウに付けた着差が、6馬身とTTGと
も互角にとも?当時のスーパーカーブームから「スーパーカー」とも言われました。因みに、馬主は、今の話題の人「橋本聖子氏」の父親で橋本善吉氏でした。

 本題に移ります。1台目はBMW635CSiです。

f:id:syuminokizunakan:20210630225037j:plain

BMW635CSi 1982年  MINICHAMPS完成品

上のモデルカーは1982年生産ですが、1978年に発売され当時のBMWのフラッグシップクーペで「世界一美しいクーペ」と評され、今なお愛好家が多いそうです。仕様は、全長4,755mm、直列6気筒SOHC,3,453cc、218HP,最高速度は215km/hです。ライバルは、メルセデスSLCでした。

 BMWの最後が、M1です。1979年10月のパリサロンでデビューしました。

f:id:syuminokizunakan:20210630225923j:plain

BMW M1 MINICHAMPS完成品

BMW M1のMは、「モータースポーツ」を意味し、その後のMシリーズの先駆けとなった車です。BMW史上でも異彩を放つミッドシップスーパースポーツで、ジウジアーロがスタイリングを手掛けツーリングカー選手権用の3.5CSLの為に開発されたエンジンを積んでいました。仕様は、全長4,360m、直列6気筒DOHC,3,453cc、公道仕様は、277HP,レース用のグループ4仕様は、477HP,グループ5仕様は、KKK製ターボ装着で850HPでした。生産は477台です。

 次は、ポルシェの名車、ポルシェ911カレラRSR2.8です。               (ナナサン・カレラRSと呼ばれたRS2.7ではありません)

f:id:syuminokizunakan:20210630232051j:plain

ポルシェ911カレラRSR2.8 MINICHAMPS完成品

ボディは、有名な911カレラRS2.7と酷似しています。ベースは、RS2.7で
ここから約80Kg軽量化し、太いレーシングタイヤを履くために広げられた前後フェンダーや低められて車高など、より戦闘的なエクステリアを持っています。1973年にわずか55台製造されました。仕様は、全長4,160mm、空冷水平対向6気筒SOHC,2,808cc、300HPです。

 本日はこれ迄と致します。