今迄ブログの中でアストン・マーティンのモデルカーを紹介して来ましたが、上のURLのサイトで約50台画像を掲載しています。興味の有る方は、是非ご覧下さい。
本題に入ります。本日の1台目は、アルファ・ロメオ ジュリアTZです。
レーシングスポーツカーとしてSZの後継として登場したのがジュリアTZです。SZと同様にカロッツェリア・ザガートがデザイン・製造したアルミニウム製の車体で四輪独立サスペンションを持ち、重量はわずか650Kgに過ぎず、又車体後部のコード・トロンカ(スパッと切り落とした)の効果も有り1964年のルマン初め多くレースでクラス優勝を上げたSZと並びアルファの伝説的なレーシングカーと呼ばれたいます。仕様は、全長3,950mm、直列4気筒DOHC,112HP,最高速度200Km/hで100台生産予定が、最終的に112台生産されました。
次が、サンビーム・アルパイン・シリーズⅢです。1963年発売されました。
実は、この車、映画007シリーズの第1作「007ドクター・ノア」でジェームス・ボンドのお気入りの車として登場。後で有名になるボンドカーの1号車です。仕様は、全長3,940mm、直列4気筒OHV,85HP,最高速度160km/hです。
次は、フィアット850スパイダーです。1965年のジュネーヴ・モーターショーでクーペと同時にデビューしました。ジウジアーロの傑作デザインのひとつです。
初期型のヘッドライトは、米国の安全基準に対応する為、850スポルト・スパイダーの様に普通の形状に改められ、初期型の美しさが、大きく損なわれたと言われました。仕様は、全長3,575mm、直列4気筒OHV,843cc、34HP,最高速度は、120Km/hで小粋なオープン・スポーツとして大ヒットしました。
次が、MGB-GTです。MGBをファストバック・スタイルにした2+2シーターで1965年に登場しました。
大きなテールゲート付きで実用性に優れたラゲッジスペースを備えたスポーツワゴン的なモデルで人気を博しました。仕様は、全長3,890mm、直列4気筒OHV,17,98cc、96HP,最高速度は、169km/hです。
本日の最後は、ランチア・フルヴィア・クーペです。1965年に登場しました。
ランチアは、1969年にフィアットに買収されましたが、この車は、その前に設計された純粋な最後のランチャでもあります。又クーペHFは、ラリーバージョンを意味します。HFのシリーズは、モンテカルロ・ラリーやサファリ・ラリーにも精力的に参戦し、好成績を上げ、ラリーに於けるランチアブランドを一気に押し上げました。フルヴィア・クーペの仕様は、全長3,975mm、車両重量960kg、13度V型4気筒、1,216cc、80HP,最高速度160km/hで1.2HFの仕様は、88HP,車両重量825kg、最高速度170km/hです。
本日はこれで終わりと致します。