最初にキズナっ仔の話から。今日のレースの結果、未勝利戦の2頭、リアンペスカ7着、ノアスマッシュ6着でした。残念!小倉のメイン11Rでは、グランスピードが、惜しくも頭差の2着でした。日曜日のキズナっ仔に期待です。そしてもう1つの話題として今年の英国のオークスで過去最大着差の16馬身で勝ったスノーフォールが、今晩23時過ぎ(現地では7月17日)に名手・ライアン・ムーアを背にアイルランド・オークスに出走です。必勝祈願です!!23時35分スノーフォール圧勝です!!今回は、2着との差は、8馬身半でした。いよいよ凱旋門賞の大本命になりそうです!!
本題に入ります。今日は、フェラーリvsジャガーです。フェラーリは、テスタロッサ⇒512TR(テスタロッサ)⇒F512Mを比較して掲載します。
3台を並べてみますと基本的なデザインは、約10年間変わっていない事が分かります。仕様は、全長4,465~4,480mm、180度V型12気筒DOHC,ミッドシップ、4,943cc、出力は、390HP⇒428HP⇒440HPと変遷しています。F512MのMは、イタリア語のModificata(改良型)を意味しており、先代の512TRの改良型の事です。生産数は、テスタロッサが7,177台、512TRが、2,261台、F512Mが、501台となっています。
次が、ジャガー・XJ220です。名前の由来は、最高速220マイル/h(約354km/h)を目標としていた事によります。
この車は、元々ジャガーの技術者が、サークル活動の一環として開発したものが発端となっています。1988年のバーミンガムモーターショーにてプロtpタイプを公開。当時は、市販予定はなかったが、約1,500台に及ぶ注文が殺到しTWRとの連携の元市販が決定しました。当初は、6リットル・V型12気筒DOHCをミッドシップに搭載したフルタイム4WDの予定でしたが、余りにも重量が大きくなる事が分かり、結果グループCカーに搭載の3.5リットルV型6気筒DOHCツインターボをMRレイアウトに搭載が決定されました。最高速度は、目標の220マイル/hには届きませんでしたが216マイル/h(347km/h)と世界最速の車となりました。市販モデルは、1991年の東京モーターショーで発表。世界的な好景気により220台限定を350台迄生産台数を引き上げる事になりました。仕様は、全長4,860mm、V型6気筒DOHCツインターボ、3,498cc、550HPです。デルバリーの開始は1992年にずれ込み、結果うって変わった世界的不況、V型12気筒では無い事、同時期に同じジャガーのXJR-15(V型12気筒搭載)と競合した事が重なり、高いポテンシャルにも関わらず最終的には281台の販売に終わりました。
次は、久しぶりに日本で生まれたスーパーカー・ホンダ・NSXです。
元々第二期F1参戦を期に「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」との狙いから発売されました。キャッチコピーは、「緊張ではない、開放するスポーツ」で社名に由来は、ホンダの新しいスポーツカーの「ニュー」、「スポーツカー」、未知数の「X」を合成させたものです。仕様は、全長4,430mm、V型6気筒DOHC・VTEC、2,977cc、280HPです。ミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)で当時市販自動車として類を見ない世界初の「オールアルミ・モノコック・ボディー」を採用。しかも運転姿勢や快適装備、運転席からの視界等、ドライバー中心のスポーツカーとする事を目標に車つくりを行ったとの事です。又、ベンチマークは、ファラーリ328でデータ取の為に何台も購入したとの話も伝わっています。
本日の最後は、ブガッティ・EB110です。ブガッティの創立者エットーレ・ブガッティ(イタリア人)の誕生から丁度110年目の1991年にヴェルサイユ近郊で「EB110GT」は、発表されました。名前の由来は、創立者のイニシャルEBと生誕110年の110と取って名付けられました。
資本を集めてブガッティ・ブランドを手に入れたロマーノ・アルティオーリが経営者となり、エンジニアリングをスタンツァーニ(カウンタック設計者)、スタイリングをガンディーニ(カウンタック・デザインナー)でスタートも方向性に対立が有りスタンツァーニ、ガンディーニともに開発から外れました。仕様は、全長4,400mm、V型12気筒DOHCに石川島播磨重工製のターボチャージャーを装着、3,499cc、560HP、最高速度330km/hで1995年の倒産迄の生産は110台と言われています。尚、現在のブガッティは、フォルクスワーゲンが、出資し設立したものです。ブガッティは、フランス車のイメージなのは、最初の設立がフランスのアルザス地方(設立当時はドイツ領)であった為の様です。
長くなりましたが本日はこれで終了します。