今日は、印象に残ったオリンピックの話題を1つ。昨日行われた女子体操の種目別の床運動の決勝で村上芙愛選手が、女子体操では1964年の東京オリンピックの団体総合の「銅メダル」以来57年ぶりで、しかも個人種目で初めての「銅メダル」を獲得。団体総合の演技を見ても男子体操とは、比べるべくも無いと競技を見ておらず、今朝のニュースの映像で実際の演技を見てビックリ!!技も着地も男子の演技と比べても遜色なく、この完成度で「銅メダル」なら金・銀の演技を是非見たいと思わせる演技でした。心から「おめでとう」と称えたいと思いました。
本題に入ります。今日はフェラーリを掲載します。フェラーリの2+2モデルは、1972年の365GT4・2+2から400、412と基本的には同じボディ・シャーシで1989年迄生産されました。これだけ長い間生産されたのは、エレガントなスタイリング、全面上質なレザー張りの豪華な内装、デイトナの生産終了後、フェラーリ唯一のV型12気筒エンジン搭載の魅了にあったと言われています。
フェラーリ412の仕様は、全長4,810mm、V12型DOHC、4,943cc、340HPです。そして412の後継として発売されたのが、エンジン、シャーシ、デザインともに新規開発されたフェラーリ456です。
フェラーリ456の仕様は、全長4,730mm、V型12気筒DOHC,5,473cc、442HP、最高速度302Km/hです。新世代フェラーリの尖兵としてエンジン、シャーシ、パワートレイン共に新規開発されており、後に登場の2坐GTの550マラネロの設計の礎ともなったと言われています。
後期型の456Mのデザインは、日本人の奥山清行氏が、手掛けたと言われています。外観上での456との違いはボンネット上のエアダクトが、廃されている事、全体の丸みをおびたスタイルになっています。尚、456は、コノリー製のレザーをふんだんに使った豪華な内装でしたが、2000年代初めにコノリーが、自動車用の皮革事業から撤退した為、この車が、コノリー製の内装を持つ最後の4坐フェラーリとなりました。
本日はこれ迄に致します。次回は、アストンは、V8ヴァンテージの弟分DB7,フェラーリは、456の弟分、F355を掲載致します。