収集家の心をつなぐ終活ショップ 絆 モデルカー店 ポルシェフェア開催中
前回で1990年代は終わりと思いましたが、上げたい車がありますので1999年登場の車を紹介します。それはパガーニ・ゾンダC12です。
パガーニは、アルゼンチン出身のデザイナー、オラチオ・パガーニにより設計・販売された車でゾンダとは、アンデス山脈よりアルゼンチンに吹き下ろす風の名前です。エンジンは、AMG製でイタリアのスーパーカーが、ドイツのエンジンを搭載と言う非常に珍しいケースと言えます。仕様は、全長4,395mm、ベンツ・AMG製V型12気筒、6,000cc、394HP,最高速度332km/hです。
次が、F355の後継として1999年に発表され3.6リットルのエンジンを搭載する事から360の名が付きました。又、モデナは、エンツォ・フェラーリの出身地の地名です。この車はフェラーリのラインアップの中ではエントリーモデルと言えますがこの車は、全てを一新、オールアルミ製のエンジンを搭載し、更にF1に於けるスクーデリア・フェラーリの黄金期と重なった為、当時の史上最多の販売台数を記録しました。仕様は、全長4,477mm、V型8気筒DOHC,3,586cc、400HP、最高速度295km/hです。次からは新世紀2000年発売の車達です。
その1台目は、BMWZ8です。1999年にコンセプトモデル「Z07」の量産型として発表し、2000年より発売されました。この車はコンセプトモデルの型式にも有る様に1956年より発売されたBMW507をモチーフにデザインされました。
販売は、オープンカー(ロードスター)のみで生産台数は、5,703台で約半数はアメリカに輸出されました。残念ながらこの車も507と同様に1代限りの生産でした。仕様は、全長4,400mm、V型8気筒DOHC,4,941cc、400HP,最高速度は、290km/hです。
次は、ポルシェ911ターボ(996型)です。2000年に発売されました。
996型は、30年以上に及び改良を繰り返して来た911が車体、エンジンともに全面的に新設計となったモデルで特にそれ迄トレードマークであった空冷エンジンを水冷にした車でも有ります。カレラ4の4WDシャーシをベースにワイドボディ化、大型ウイングやエアダクトを装備しました。仕様は、全長4,435mm、水冷F6・DOHC,3,596cc、420HPです。次は、アメリカのサリーン・S7です。
サリーンS7は、2000年に市販車より先にルマン用プロトタイプレースカーが、販売されその後、公道向けロードカーが発売されました。内装は、コノリーレザー、フルバケットシートは、オーナーの体形に合わせて採寸すると言う贅沢な仕様です。仕様は、全長4,774mm、V型8気筒OHV,7,011cc、558HP,最高速度322km/hと言われています。次が、オランダのスパイカーC8です。
この車は、アウディS8に搭載されたエンジンを採用し、ガルウイングのドアやボンネットにエアインテーク、リアにもディフューザーを装着するなど派手な外観です。仕様は、全長4,185m、V型8気筒DOHC,4,172cc、525HP,最高速度320Km/hでレース活動も活発に行っています。
本日はこれ迄に致します。