モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

アストン・マーティンと同時代の名車達 『2000年代 新世紀初頭のスーパースポーツ3車の競演』アストン・マーティン・ヴァンキッシュシュ、フェラーリ575Mマラネロ、ランボルギーニ・ムルシェラゴ

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 夏の甲子園で新型コロナ感染で2校が辞退、その1校は、家内の母校宮崎商業!新型コロナ感染で入院出来なかった妊婦さんが、自宅で死産!急激な感染爆発とは言いながらこの1年半を経て、全く想定外の事でしょうか?いずれにしても行政の責任は重いと思います。ワクチン接種が完了しても私達、高齢者の生活は、全く変わりません。

 本題に入ります。久しぶりにアストン・マーティンの話題から入ります。1台目はアストン・マーティンヴァンキッシュです。2001年のジュネーブ・ショーでベールを脱ぎました。実はこの車は、1998年に「プロジェクト・ヴァンテージ」の名称でDB7をベースに開発され限定公開されました。デザインは、イアン・カラムです。

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プロジェクト・ヴァンテージ 1998年 メイクアップ特注(プロバンスベース)

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プロジェクト・ヴァンテージ 1998年  astonmartin.comより引用

限定公開での評判は上々で新たに就任したCEOウルリッヒ・ベッツの鶴の一声でこのコンセプトカーを熟成させ販売に踏み切りました。このコンセプトカーの仕様は、全長4,666mm、V型12気筒DOHC,5,972cc、442HP,最高速度322km/hと言われています。

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ヴァンキッシュ 2001年 メイクアップ完成品(ピラニアベース・ホワイトメタル)

ヴァンキッシュは、全てが新しい構造でボディは、アルミニュウ材とカーボンファイバー接着構造モノコックでエンジンは、総軽合金製。内装はコノリー製本革とアルカンタラ張りで、初のパドルシフトを採用。殆ど手造りに近い車となっています。仕様は、全長4,665mm、V型12気筒DOHC・48バルブ、460HP,5,935cc、最高速度315km/hです。因みに2002年公開の007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」のボンドカーとして上記のモデルカーと同じシルバーのヴァンキシュが登場し、氷上でのカーチェイスを繰り広げました。

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ヴァンキッシュ 「ダイ・アナザー・デイ」 ボンドカー(戦闘装備装着) 2002年

いつ見ても非常に迫力が有り全体のバランスも美しい車と思います!!

 次が、当面のライバル、フェラーリの575Mマラネロです。2002年に550マラネロの後継車種として5、5リットルから5.75リットルのエンジンと搭載で改良(イタリア語でmodeificato)された為575Mとの名称になりました。

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フェラーリ575M・マラネロ BBR完成品

見ての通りデザインは、550マラネロと殆ど変更が無いと言えます。仕様は、全長4,550mm、V型12気筒、5,748cc、515HP,最高時速325km/hです。ヴァンキッシュと同様にパドルシフトを採用。フェラーリの12気筒モデルで初のF1マチック(6速セミAT)採用車となっています。 

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ランボルギーニ・ムルシェラゴ 2001年 MRコレクション完成品

最後が、ランボルギーニ・ムルシェラゴです。この車は、アウディ傘下に入った後、最初に発売された車で2001年のフランクフルトモーターショーで発表されました。ディアブロの後継車種で「ムルシェラゴ」とはスペイン語で「コウモリ」の意味で19世紀に実在した闘牛の名前から付けられたとの事です。仕様は、全長4,580mm、V型12気筒DOHC,6,192cc、580HP,最高速度330km/hです。

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ランボルギーニ・ムルシェラゴ・R-GT MRコレクション完成品

R-GTは、2004年にデビューしたレース仕様車両でFIA選手権への参戦を狙いアウディ・スポーツの協力の元に開発されました。基本的には市販車の仕様に準拠していますが、変更点は、エンジンを6リットルにサイズダウン、オールカーボン・ボディ、強力なダウンフォースを生む前後のスポイラー等です。余り目立った戦績は無い様です。2004年のジュネーブ・モーターショーでロードスターが発売されました。

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ムルシェラゴ・ロードスター 2004年 Autoart完成品

当初2003年のデトロイト・モーターショーでコンセプトカーは、「バルケッタ」と発表されていましたが、発売時は「ディアブロロードスター」を継承し「ムルシェラゴ・ロードスター」と名付けられました。ムルシェラゴ総生産台数は、4,099台と言われています。

 本日はこれ迄に致します。

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