モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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アストン・マーティンと同世代の名車達 『2000年代 新世紀の超弩級スーパーカー列伝』②ブガッティ・ヴェイロン16.4、フォードGT

 

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東京もここ数日はやっと青空が顔を出し、蝉の声があたりを賑わせています。新型コロナに加え、大雨の被害の地方の方は、大変と思います。本当に普通の平安な日々が早く訪れる事を願っています。ひたすら我慢なのでしょうか?

 本題に入ります。超弩級スーパーカーの本日の1台目はブガッティ・ヴェイロンです。1998年にフォルクス・ワーゲングループ傘下で設立された新生ブガッティブランド初の市販車で同グループのフラッグシップモデルともなっています。

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ブガッティ・ヴェイロン16.4 2005年 Look Smart完成品

2005年の東京モーターショーで正式デビューしたこの車の名前の「ヴェイロン」は、1939年にブガッティ・タイプ57でルマンに優勝した時のドライバーの名前が由来で16.4は、16気筒エンジン4基のターボチャージャーを意味します。ボディも驚異的なスピードに耐えるフルカーボン製で、タイヤもミシュランが、専用に開発したタイヤを使用しています。スタイリングは、ジウジアーロのイタルデザインが、担当。インテリアは、超上質なレザー、アルミ、カーボンによって仕上げられた超ゴージャス仕様になっています。

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ブガッティ・ヴェイロン16.4 2005年 

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超上質なレザー、アルミ、カーボンで仕上げられた超ゴージャスな内装

フォルクスワーゲンパサートのW型8気筒を2つ組み合わせる形のW型16気筒のエンジンを搭載。仕様は、全長4,466mm、W型16気筒DOHC+ターボ、7,993cc、4WD,驚異の1001HP,最高速度407km/hとの事です。日本での新車価格は1億6,300万円(税込)。購入に当たっては、国内で一次審査、ブガッティ本社で最終審査が有り約5,000万円の予約金の支払いと、航空券(ファーストクラス)付の招待状が届き、ブガッティ本社でオプションの決定、シートの形状、サイズ、位置をオーナーに合わせ採寸。テストコースで試乗すると言う流れで、正に車の「オートクチュール」とも言える販売体制をとっていました。当初300台を上限に限定生産されましたが、2015年の販売終了迄で407台が生産されたとの事です。

 ブガッティ・ヴェイロンには、原型と言うべきコンセプトカーが、有ります。それは、同じVW傘下のベントレーが、1999年に発表したベントレー・ユーノディエールです。ユーノディエールとは、ルマンが開催されるサルト・サーキットの有名なストレートコースの名称です。ヴェイロンと同じW型16気筒エンジン搭載車です。

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ベントレー・ユーノディエール 1999年 ジュネーブモーターショー

この車は市販されませんでしたが、このコンセプトは、後にヴェイロンとして製品とし結実したと言われています。仕様は、全長4,430mm、W型16気筒、623HP,最高速度350km/hと言われています。

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ベントレー・ユーノディエール 内装

確かに2車を比べてみると全体のフォルム、内装に関連性を感じさせます。

 次が、2003年のデトロイトショーで発表され、フォードの創立100周年を記念して1,500台限定モデルとして発売されたフォードGTです。

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フォードGT 2003年 MINICHAMPS完成品

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フォードGT40 

開発のコンセプトは、伝説のレーシングカー「フォードGT40」の現代版の実現です。スタイリングは、GT40の面影を踏襲し、最新技術でリメイクしています。

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フォードGT ガルフカラー MINICHAMPS完成品

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フォードGT40 1969年ルマン優勝車 ラクーンオート特注(TENARIVベース)

上記の2台を見れば分かる通りデザインは、ほぼ踏襲しておりGT40が、名前の通り車高が40インチに対してフォードGTは、44インチとやや高い様です。仕様は、全長4,643mm、V型8気筒DOHCスーパーチャージャー、5,409cc、558HP、最高速度330km/hです。

  最後にちょっと残念なモンスターカーを紹介します。TVR・サーブラウ・スピード12です。この車はFIA-GT選手権参戦を目的としたレーシングカーとして開発がスタートしました。エンジンは、「Speed Six」を2台クランクシャフトを介して繋げられました。ロードバージョンとレースカーと両方平行して開発が進められ2000年にスピード12は、完成しました。

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TVRサーブラウ スピード12 ロードヴァージョン

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TVRサーブラウ スピード12 レースカー SMTS完成品

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TVRサーブラウ スピード12 レースカー  Jeremy Jacksonより引用

仕様は、全長4,620mm、車両重量わずか1,020kg、V型12気筒DOHC,7,700cc、811HP,最高速度386km/hのモンスターでしたが、これだけのパフォーマンスを有しながら安全装置(ABS,トラクション・コントロール等)を一切搭載していなかった為、かなりの受注を受けながら、どの様に考えても市販出来るマシンでは無いとの当時の社長判断で計画は中止となりました。
 以上、新世紀の初頭に登場した超弩級スーパーカーの紹介でした。

本日はここ迄に致します。

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