モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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忘れられぬ名車達 『日本の名車 日産スカイラインGT-Rの系譜』歴代のスカイラインGT-R②

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※9月6日完全リニューアルオープンしました。一度ご覧下さい!!

 スカイラインGT-Rの続きですが、ここでGT-Rと名の付かなかったスカイラインの話をさせて頂きます。その名はスカイライン2000RSターボです。

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スカイライン2000RSターボ 初期型

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スカイライン2000RSターボ 1983年 (後期型) EBBRO完成品

前回KPGC110型のGT-Rは、エンジンが輩出ガス規制に適合せず、1973年にわずか3ヵ月で生産終了と書きましたが、その後10年間日産のラインアップからDOHC搭載車は、姿を消していました。そして2度にわたる石油ショップや排出ガス規制を乗り越え1981年に6代目のスカイライン(R30型)になりその年の10月に久しぶりに新しいDOHCエンジンを搭載した2000ターボRS(上のモデルカーはRSターボとなっていますが)を発売しました。但しこの車は、歴代のスカイラインの中でも最もハイパワーであったにも関わらずGTともGT-Rとも名付けられませんでした。それは歴代のGT-Rが、直列6気筒であったのに対してRSは、直列4気筒であった為と言われています。開発陣にもGT-Rは、6気筒エンジンとの拘りがあった様です。又この車は、大門軍団の西部警察の指揮車両としての「RS-1」でも有名。

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西部警察 (DR30型)スカイラインRSターボ 「RSー1」

この車にはいくつかの名前が付いています。1つがDR30型の広告キャラクターが俳優のポール・ニューマンであった為「ニューマン・スカイライン」2つ目がRSターボが過去最高のハイパワーであった為「史上最強のスカイライン」3つ目が、後期型(モデルカーの形状)が超薄型ヘッドランプ採用のグリルレスのフロントマスクからの連想で通称「鉄仮面」と呼ばれていました。RSターボの仕様は、全長4,595mm、直列4気筒DOHC,1,990cc、190HP(最終型では205HP)で最高時速は、実際の性能計測で214.6km/hを出したとの事です。

 次は、GT-Rでは3代目に当たるBNR32型です。8代目のスカイラインは、1989年5月に発表されその年の8月にGT-Rは、約16年ぶりに復活しました。

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スカイラインGTーR 三代目(BNR32型) EBBRO完成品

走りの性能強化を前面に打ち出した8代目のスカイラインのキャッチフレーズは「超感覚スカイライン」で先代でハイソカーに走ったボディをギュとアスリート方向に引き締め、その走りのクオリティの高さに業界、市場ともに驚愕させました。更にGT-Rは、グループAレース制覇を当初より至上命題として開発され、2WD/4WDの自動制御のアテーサET・Sを搭載し史上最強レベルのGT-Rとなりました。仕様は、全長4,545mm、直列6気筒DOHCターボ、2,568cc、280HPで当時の価格で445万円の高級車でもありました。

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スカイラインGT-R 1990年全日本ツーリングカー選手権第1戦優勝車

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    上記車両スカイラインカルソニックと「日本一早い男」星野一義選手         イグニッション・モデル

BNR32型のスカイラインGT-Rは、1990年の初戦から全日本ツーリングカー選手権(JTC)のカテゴリーが終了する1993年迄、グループAでは、無敗を誇り、最終的には29連勝と言う偉業を達成しました。

 本日は、ここ迄に致します。

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