モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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忘れられぬ名車達 『日本の名車 日産スカイラインGT-Rの系譜』歴代のスカイラインGT-R➃最終回

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※9月6日完全リニューアルオープン、歴代GT-Rも掲載中です!!

 キズナっ仔のファインルージュが、今日の中山競馬場のGⅢ紫苑ステークスを快勝しました。やはりこのメンバーでは力違った様です。ハギノピリナは、最後の直線大外から追い上げて来ましたが8着でした。やはりもっと距離があった方が、良いのかもしれません。明日のキズナっ仔、ディープっ仔にも期待です。

 本題に入ります。日本の名車スカイラインGT-Rも最終回となります。前回、GT-Rとしては5代目のBNR34型の画像と仕様を紹介しましたが、今回は各種グレードを紹介します。まず上記グレードのVスペックですが、車体下部にカーボンディフィーザーや可変2段リアウイングスポイラー装備のアドバンスドエアロシステム採用。

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GT-R BNR34型 VスペックⅡ 2000年 EBBRO完成品

上のモデルは、2000年のマイナーチェンジの際Vスペックに代わり登場したVスペックⅡです。主な装備は、NACAダクト付カーボンボンネットの装備等です。

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NISMO R34GT-R Z-tune 2005年 EBBRO完成品

上のモデルは、日産のワークスチームNISMOがVスペック系統の良質中古車から「世界最強のロードゴーイングカー」を標榜して作成したNISMOの市販コンプリートカーNISMO R34GT-R Z-tuneです。(ニスモ創立20周年アニバサリーモデル)わずか19台作成され価格は、1,774.5万円でした。仕様は、直列6気筒DOHCターボ、2,771cc、500HPオーバーでその内容は殆どGT500のマシン並みでしたが、内装は高級レザーとアルカンターラを使用、快適性も追求していたとの事です。

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NISMO R34GT-R Z-tunの実車の内装

 GT-Rの最後を飾るのは、日産GT-Rで2007年から現在迄販売していますが、この型式からスカイラインGT-Rでは無く日産GT-Rと呼ばれてれています。

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日産 GT-R R35型 2007年 EBBRO完成品

歴代のスカイラインGT-R(R34型迄)は、スカイラインの中でその当時最も競争力の高いボディ形状と専用で特別仕様のエンジンとそれに適応する駆動系を備えた高性能バージョンの立場でしたが、R35型は、スカラインシリーズとは、開発も設計も全く関係なく独立した車種として発売されました。そのコンセプトカーは、2001年の第35回東京モーターショーに「GT-Rコンセプト」として発表されました。

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日産 GT-R コンセプト 2001年 第35回モーターショー

更に2005年の第39回東京モーターショーでプロトタイプ「GT-Rプロト」公開

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日産 GT-R プロト 2005年 第39回東京モーターショー

そして2007年(平成19年)10月24日第40回東京モーターショーで量産型が発表されました。デザインは、世界中に点在する日産のデザイナー約80名からの公募です。エンジンは、職人の手作りと言われており、初期モデルの480HPから2017年のNISMOの600HPを発揮。国産最強から国際規格のスーパーカーと言うべき存在になりました。初期型の仕様は、全長4,655mm、直列V型6気筒DOHCツインターボ、3,799cc、480HP,四輪駆動、6速ディアルクラッチトランスミッションが搭載(MT仕様は無)されています。

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日産 GT-R R35型 2007年 初期型

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GT-R スーパーGT500 2008年テストカー EBBRO完成品

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GT-R GT1 2009年マレーシア テストカー EBBRO完成品

上記のGT500やGT1仕様は、レース出場の型式認定の関係で市販車の四輪駆動では無くフロントエンジン・リアドライブとなっています。

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XANAVI NISMO GT-R 2008年 GT500開幕戦優勝車

2007年の登場以来R35型は、年々進化しており2020年モデルとしてGT-Rの生誕50周年記念50th Anniversary」モデルです。

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GT-R 50th Anniversaryモデル 2020年

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GT-R 50th Anniversaryの内装です

仕様は、全長4,710mm、V型6気筒DOHC・24バブル・ツインターボ、3,799cc、570HPです。最後に最新型2022年の発表が、9月14日(火)に行われる予定との事とGT-Rの最高グレードと未来予想を掲載しておきます。

 先ず日産 GT-R50 by イタルデザインです。限定50台予定です。

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日産 GT-R50 by イタルデザイン

日産とイタルデザインのコラボで生まれたスーパーカーです。仕様は、全長4,784mm、直列V型DOHC/24バルブターボ、4WD 3,799cc、720HPで価格は、約1億4,530万円で2021年8月に生産開始し、末よりデリバリー予定。

 GT-Rには廃止の噂も有りましたが、日産の幹部は否定。次の写真が未来のGT-Rの予想図の1つです。どんな形で新型が生まれるか楽しみです!!

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GT-Rの未来予想図 1つの例です。

大変長くなりましたがこれでGT-Rの話は終わりと致します。

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