モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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番外編:第1弾【4ドアのスポーツサルーン列伝】②マセラティ・クアトロポルテ、ランボルギーニ・エストーケ、ジャガーXJシリーズ

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 新3強対決の秋の天皇賞が、終りました。結果としてはキズナの現役時でも種牡馬となっても正にライバル・エピファネイアの仔の皐月賞馬・エフフォーリアが、その強さを見せ快勝。期待の三冠馬コントレイルは、上り最速も一馬身差の2着。そしてG1・5勝のグランアレグリアが3着と歴史に残る対決となりました。三冠馬の敗退は残念ですが、残り後1戦、ジャパンカップでの復権に期待です。

 4ドアのスポーツサルーンの2回目はマセラティクアトロポルテと取り上げます。車名の由来は、イタリア語の「4」を意味する「クアトロ」と「扉」を意味する「ポルテ」との組み合わせで出来た複合語で「4ドア」を意味します。代々マセラティのフラッグシップでも有ります。アストン・マーティン・ラピードと同時代のクアトロポルテは、5代目で2003年のフランクフルトモーターショーで発表されました。

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マセラティ・クワトロポルテ 2003年 フランクフルトモーターショー実車写真

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同上 実車の内装

この車のデザインは、半世紀ぶりにピニンファリーナが手掛けたもので、当時同社に在籍していた奥山清行氏のデザインと言われています。仕様は、全長5,052mm、90度V型8気筒DOHC、4,244cc、400HPです。次は、3台目でジウジアーロのデザンで当時マセラティは、デ・トマソの傘下で「クアトロポルテⅢ」と命名され1976年に発表されましたが、実際のデリバリーは、1979年からです。

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マセラティクアトロポルテⅢ→1986年ロワイアルと改称 MINICHAMPS完成品

ロワイアルと改称された1986年モデルから今でもマセラティの特徴の楕円のラ・サール製金時計がダッシュボード中央に装備された記念碑的なモデルでも有ります。

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楕円のラ・サール製金時計

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ロワイアル 実車内装

仕様は、全長4,910mm、V型8気筒DOHC、4,200cc、255HPで内装はウッドパネルや本革をふんだんに用いた豪華なものでした。次が、1代目です。

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マセラティ クアトロポルテ 1963年 BBR完成品

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同上 実車の内装

この車は、マセラティミストラルボルボP1800のデザインで知られるピエトロ・フルアのデザインで1963年のトリノ・ショーでデビューしました。仕様は、全長5,000mm、V型8気筒DOHC、4,975cc、260HPで最高速度は、230km/hと言われており,総生産台数は、679台と言われています。次は、ランボルギーニが、2008年にモンディアル・ド・ロトモビルに出展された4ドアのコンセプトカー、エストーケです。この名前はスペイン語で「闘牛剣」を意味します。

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ランボールギーニ エストーケ コンセプト 2008年 実車写真

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同上 実車写真

仕様は、全長5,105mm、V型10気筒DOHC,5,204cc、560HPと発表されましたが、結局発売には至りませんでした。今回の最後は、ジャーガーの4ドア・スポーツを取り上げます。最初は、2009年ロンドンの現代美術専門美術館サーチ・ギャラリーで世界初公開のジャガーX351でそれ迄の伝統的なスタイリングは、全て刷新され大胆かつ斬新なスタイリングでの登場になりました。

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ジャガー X351 2009年 実車写真

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同上 実車の内装

仕様は、全長5,122mm、V型8気筒DOHC,5,000cc、385HPでボディは、99%がアルミ合金で出来ており先代XJより10%軽量化されていました。次が、1968年に登場したXJシリーズの初代XJ6シリーズⅠです。

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ジャガー XJ6シリーズⅠ ジャガー総帥ウィリアム・ライオン所有 実車写真

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同上 実車の内装

スタイリングは、ウィリアム・ライオンが、手掛け内装は、ウオールナットと本革で仕立てられました。仕様は、全長4,810mm、直列6気筒DOHC,4,237cc、245HPです。最後が、1985年に逝去した創業者ウィリアム・ライオンが、デザインやメカニズムを承認した最後のモデルで1986年発売のXJ40です。

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ジャガー XJ40 1986年 実車写真

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同上 実車の内装

仕様は、全長4,990mm、直列6気筒DOHC,3,590cc、221HPです。室内空間が、従来に比べ拡大され居住性が格段に上がり、温度調整式のエアコンやCDチェンジャー付きのステレオも用意され、コノリーレザーや高品質なウールのシートやウォールナットのインテリアパナル等ジャガーの世界観や雰囲気は、そのまま継続されたモデルでも有りました。今日は、これ迄に致します。

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