モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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アストン・マーティンと同時代の名車達:レースカー編 『ルマンを中心に活躍したレーシングカーの系譜』⑨1965~66年:フォードvsフェラーリ第2章

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※9月6日完全リニューアル実施しました。フェラーリも掲載中です!!

 ジャパンカップが終わりました。三冠馬コントレイルが、見事にラストランを勝利で飾りました!!年を取り涙もろくなっていますが、久しぶりに競馬を見て感動の涙を流しました。本当に競馬って良いです!!改めて感激です!!コントレイル、そして福永騎手、有難う!!コントレイルには是非凱旋門賞に勝てる馬を出してほしいものです。3年後の産駒デビューが楽しみです。そして同じディープっ仔で私のペーパー馬主所有馬のサリエラ(2歳牝馬)も新馬戦を快勝!この馬は強いです!!

 本題に入ります。1964年のルマンで完敗ののフォードは、1965年に向けて体制を立て直し、ワークスチームの運営をコブラで実績を上げていたキャロル・シェルビーのシェルビー・アメリカンに変更しました。但しマシンの開発は英国に設立したFAV(フォード・アドバンスド・ビークル)とフォード本社、シェルビー・アメリカンの3拠点で分業で行われました。結果から言いますと1965年のルマンもフェラーリ250LMが勝利、フェラーリに6年連続、8回目そして最後の優勝をもたらしました。

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フェラーリ250LM 1965年ルマン優勝車 実車写真

一方のフォードは、1965年のデイトナでシェルビー・アメリカンから出場のフォードGTが、開幕戦を勝利で飾り、フォードGTとしては初の勝利を獲得しました。2回目の挑戦のルマンでは6台のマシーンを投入。その内の2台は、フォード本社で開発の6,997ccエンジン搭載で485HPのモンスター・マシンでロングノーズとスポイラーが外観上の特徴となっています。

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フォードGT マークⅡ 1965年ルマン 実車写真

結果から言いますと1965年もフォードは、全滅でフェラーリの勝利となりました。ひとつ違っていたのはフェラーリもワークス、プライベート合わせて10台出場しましたが、1位から3位を占めたのはプライベートの車で優勝は、アメリカのプライベートチーム・ノース・アメリカン・レーシング・チーム(NART)の275LMです。又シルビー・アメリカンから出場のデイトナコブラが総合8位でした。

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シェルビー・デイトナコブラ 1965年 ルマン8位 Marsh完成品

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シェルビー・デイトナコブラクーペ 1965年ルマン Marsh完成品

 続く1966年は、豊富な資金力にものを言わせ大幅な改良を施したマークⅡを8台、バックアップのGT40(市販車として50台生産し、スポーツカーとして公認を取得)5台の計13台で参戦。一方フェラーリは、新型の330P3が3台、365P2が4台、275LMが1台の計8台で立ち向かうと言う構図になりました。前哨戦のデイトナ24時間やセブリング12時間で優勝し耐久性も証明していたフォードGTマークⅡは、ルマンでもフェラーリを圧倒し、1位~3位を独占となりました。

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フォードGT・マークⅡ 1966年優勝車 ixo Models完成品

尚、操縦は現在スーパーカーの販売で有名なブルース・マクラーレンとクリス・エイモンでこのレースのゴールで1つエピソードが有ります。1~3位は後続を引き離し余裕のゴールと言う事も有り、フォード上層部は優勝を誇示の為、3台を並んでゴールさせる事を指示。この時点でトップのマイルズ/ハルム組は、スピードを落とし、マクラーレンが1周遅れと勘違いして少し遅れてゴール。結果勝者は、マクラーレン/エイモン組となってしまいました。マークⅡの仕様は、全長4,140mm、90度V型8気筒、6,997cc、485HPです。

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ポルシェ906/6(カレラ6)1966年ルマン7位 Quartzo完成品

上のポルシェ/6は、総合7位に入った車で全長4,113mm、水平対向6気筒、1,991cc、210HPで重量は670kgと言われています。

一方、フェラーリは、ルマンの7連覇を阻止され、プロトタイプは全滅、8位の275GTBが、GTクラス優勝を確保したのが、唯一の慰めでした。

 本日はこれ迄に致します。尚、今週のキズナっ仔の期待馬は、2歳でアクティブバイオ、3歳以上では、スーパーホープ、エイカイファントム、スパイラルノヴァ、マリーナ、ヴェルザスカです。キズナのリーディーング・ランキング3位奪還に頑張って!!

 

 

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