前回に引続き日本の皇室の御料車の紹介です。メルセデス・ベンツ770Kと併用で戦時中は、輸入されなかったロールス・ロイス・シルバー・レイス1950年製です。
当時ロールス・ロイスの市販車の中では最高級車種でV型6気筒、4,257ccで、1957年に導入されました。その次は、採用当時大きな話題となった日産・プリンスロイヤルです。合併前のプリンス自動車工業が開発・製造し1967年(昭和42年)に導入されました。ほぼ手作りで内装には西陣織をふんだんに使用されました。
仕様は、全長6,155mm、V型8気筒、6,373cc、260HP、車両重量は、3,660kgと言われています。合計7台製造されその内1台は寝台車対応のワゴンタイプに改造され、昭和天皇の大喪の礼に使用されました。最後が、最新の御料車として2006年に導入されたトヨタ・センチュリーロイヤルです。
仕様は、全長6,155mm、V型12気筒、車両重量は2,920kgと言われており、4台納入され天皇・皇后陛下が公式行事で乗車する標準車「皇1」が1台5,250万円(税込)、防弾・装甲性能を強化された国賓接遇用の特装車「皇3」「皇5」が1台9,450万円(税込)、「皇2」は、寝台車(霊柩車)となっています。ちなみに特装車の車両重量は、3,270kgです。
本日はこれ迄と致します。
※最後に、私の蒐集品の紹介サイト&関連サイトのURLを下に記載させて頂きます。興味を持って頂き、ご覧頂ければ幸いです。
①この指とまれプロジェクト
②アストン・マーティン&英国車専門店
https://astonmartin-modelcarshop.com/
③フェラーリ&イタリア車専門店
https://shukatsushop-kizuna.com/ferrari
➃ポルシェ&ドイツ車専門店
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