１週間ぶりとなります。１月も既に３週間経過し、新型コロナもあっと言う間に第６波の真っただ中です。報道では南アフリカの新規感染者の数のピークは高く、短いとの事。日本でも早く収束してほしいものです。話は変わり競馬の話題ですが、今年の種牡馬のランキング争いは鉄壁の首位のディープインパクトと２位のロードカナロアに続く第３の種牡馬争いに焦点を置いています。我がキズナかライバル・エピファネイアか、他の種牡馬なのか？先週現在ではキズナが６位、エピファネイアが１３位です。今週のキズナの期待馬は、スパイラルノヴァ、ローウェル、オンリーオピニオン、イリマと３歳の私のペーパー馬主持ち馬のビジン、新馬のフランベルジュです。ランキング３位を目指して頑張れ！！です。
本題に入ります。前回までの日本の皇室、英国の王室の御料車を紹介しましたが、今日はその他の国の元首や首相の車を紹介します。初めがドイツのアデナウアー首相（在任期間１９４９年～１９６３年）のベンツ３００bです。
アデナウアー首相が、６台使用した事から通称「アデナウアー・メルセデス」と呼ばれたこの車は、当時キャデラックが３台買える程高価でロールス・ロイスを凌ぐとも呼ばれており、スウェーデン国王グルタフ６世、エチオピアのハイレセラシェ皇帝、ローマー法王ヨハネ２３世他、世界中のＶＩＰ愛用の車でもありました。仕様は、全長４，９５０ｍｍ、３リットル、直列６気筒ＳＯＨＣ，１１５ＨＰで最高速度は１５５ｋｍ／ｈと言われています。２台目は、同じベンツの名車６００プルマン・リムジンです。
Ｗ１００と呼ばれたこの車はロングホイールベースが、プルマンと呼ばれ仕様は、全長６，２４０ｍｍ、Ｖ型８気筒ＳＯＨＣ，６，３３２ｃｃ、２５０ＨＰで最高速度は２０５ｋｍ／ｈで前席と後席を分けるパーティションが装備され、防弾仕様が可能でその重さは約５トンに及んだそうです。愛用者にはソ連のブレジネフ首相、毛沢東、ムバラク大統領、フセイン国王、カストロ首相、朴正熙大統領、北朝鮮の金日成等の国家元首や王族初め海運王のオナシス、高名な指揮者カラヤンや日本国内でも力道山が愛用していたと言われています。ドイツ車の最後が２００２年に登場したメルセデス・ベンツ・マイバッハです。その最高級グレードが、マイバッハ６２です。
マイバッハは戦前のドイツのエンジン製造メーカーで、有名な飛行船ツェッペリン号に搭載されたＶ型１２気筒エンジンの制作もしており、当時の代表車のマイバッハ・ツェッペリンの価格は、ベンツの最高級車グロッサー・メルセデス７７０に匹敵する程でした。１９５２年以降ベンツの傘下となり、２００２年にメルセデスが、Ｓクラスをベースにマイバッハの名前を復活させました。仕様は６２が全長６，１６５ｍｍ、Ｖ型１２気筒ＳＯＨＣ，５，５１５ｃｃ、５５０ＨＰと言われています。
本日はこれ迄に致します。
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