モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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スポーツカー世界の名車の今と昔:日本車編➃レクサス・LFAとトヨタ2000GT

日本のスポーツカーとしてこの2台は欠かせない車です。1967年発売のトヨタ2000GTと2010年発売のレクサスLFAには43年の時の流れが有りますが、共にトヨタ自動車が、その時代の技術の粋を集め、赤字覚悟で一品生産的、ワンオフ的に最高のスポーツカー造りをしたと言う点で共通点が多いと思っています。まず初めはレクサスLFAです。LFAは、トヨタが展開する高級車ブランド「レクサス」が、2010年12月から2012年12月に限定500台生産・販売したスーパーカーです。

レクサス・LFA 2010年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 操縦席

車名のLFAとは「Lexus Future Advance」の頭文字でレクサスのフラッグシップとして開発されたスーパースポーツカーです。仕様は、全長4,505mm、ヤマハ発動機で専用に開発されたV型10気筒DOHC自然吸気、4,805cc、560HPで価格は、3,750万円と言われています。因みに同時代のフェラーリ458イタリアは、全長4,527mm、V型8気筒DOHC,4,497cc、570HPで価格は、2,830万円と言われています。ほぼ全てを職人によるハンドメイドで1日1台のペースで25ヵ月かけて500台の生産で莫大な開発費を掛けた結果3,750万円の価格でも赤字であったと言われています。次がトヨタ2000GTです。この車はトヨタ自動車ヤマハ発動機が共同開発しヤマハ発動機への生産委託で1967年から1970年迄トヨタブランドで生産されました。

トヨタ2000GT MF10型 1967年 アイドロンブランド前メイクアップ完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 操縦席

当時ライバルの日産自動車がフェアレディを持っていたのに対して本格的なスポーツカーを持っていなかったトヨタが、トヨタ自動車のイメージリーダーカーとして国際的に通用するスポーツカーを目指して開発されました。エンジンはクラウン用の直列6気筒SOHCをヤマハの開発DOHCヘッドに載せ替えました。仕様は、全長4,175mm、直列6気筒DOHC,1,988cc、150HPで価格は238万円で当時の大卒者の初任給が約2万6,000円でしたので現在では2,000万円超の感覚の超高級車です。それでも生産に手間がかかり過ぎてコスト面では採算の合わない価格設定の為、常に赤字計上での販売であったとの事です。その為、イメージリーダーカーとして十分な役割を果たしたとの判断で1970年で生産は終了。総生産台数は337台と言われています。トヨタ2000GTは、上のモデルカーの様に非常に美しいボディを持ち内装も日本楽器のウッドパネルを使用した高級感の有る作りで「国産車初のスーパーカー」との呼び声も高い車となっています。日本車についてはこれ迄に致します。

 

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