*最初にキズナっ仔の話題です。以前これから期待できる3歳馬を2頭紹介しましたが、その内の1頭、2戦2勝のパラレルヴィジョンは、9月25日の神戸新聞杯(3歳G2)に出走予定です。勝って菊花賞?か天皇賞・秋か?いずれにしても望みを繋いでほしいものです。今週の土日の期待馬は、2歳新馬でキリンジ、クロスライセンス、ナイトブレーカー、3歳馬ではメイショウジブリ、シンシアウィッシュ、ピンキーウインキー、そして古馬では、スカイテラス、アサケレディに期待です。
今日のモデルカーは、表題の通りルマンのGTカテゴリーで長年のライバル関係に有るアストンとコルベットを取り上げます。コルベット・レーシングは、シボレーのワークス部隊として1999年にスタート。最初に活躍したマシンが、C5世代をベースにモータースポーツ用に設計されたC5ーRです。下のモデルカーは2000年のルマンで総合11位、LMGTSクラスで4位のマシンです。
上のマシンは、2002年のルマンでLMGTSクラスの2位の車です。CR5-Rは、2004年にはLMGT1のクラス優勝しています。C5ーR GTSの仕様は、全長4,643mm、V型8気筒、6,980cc、610HPと言われています。一方のアストン・マーティン・レーシングは、アストンとエンジニアリンググループのプロドライブとのパートナーシップで2004年に設立されたレーシングチームです。このチームは、DB9をレース用に大幅に改造したのがDBR9です。
上の№59は、2005年のルマンで総合9位、LMGT1クラスで3位でした。仕様は、全長4,687mm、V型12気筒DOHC,5,992cc、600HPです。同年のコルベットは、C6型をベースのC6-Rで参戦しました。
上は、2005年のルマンでDBR9の№59を破りLMGT1クラスで2位に食い込んだマシンです。尚、クラス優勝したのは同型車の№63のマシンでした。翌2006年もC6-Rの№64がクラス優勝しDBR9が2位となっています。仕様は、全長4,645mm、V型8気筒OHV,6,991cc、600HPです。DBR9は2007年に下のマシンで総合5位LMGT1クラスで悲願の優勝を飾っています。そしてクラス2位にはコルベットC6-R GTSが入っています。
翌2008年もガルフカラーの№007がクラス優勝。コルベットが2位となっています。この年は1位、4位がアストンで2位、3位がコルベットと言う結果でした。翌2009年は、アストン・マーティンが、1959年にDBR1でルマンの総合優勝を飾って50周年を迎える為、アストン・マーティン・レーシングは、ローラ・アストンマーティンB09/60を開発し、LMP1クラスでワークス参戦しました。
B09/60は、3台参戦し№007が、総合4位の結果でした。B09/60は、2010年にもルマンに参戦し007号車が、総合6位となりました。しかしチームとしては2009年~2010年ともにLMP1クラスに全力投球となりLMGT1にはワークス参戦しませんでした。下のモデルカーは、2009年にプライベート・チームで参戦したV8ヴァンテージです。
コルベットもLMGT1クラスから2009年半ばには人気のGT2クラスに軸足を移した為、アストンVSコルベットの第一ラウンドはこれで終了となります。本日はこれ迄に致します。