又今週の競馬が迫っています。今週は各地とも台風の影響を受けそうです。今週の期待馬は、2歳新馬のオールアイズオン。なんとこの馬は父キズナ、母キズナⅡと言うWキズナの子供です。もう1頭2歳新馬のダイシンカタナ、2歳特別のイティネラートル、2歳未勝利のサンバデルンバ。3歳未勝利にホワールウィンド、この馬には今話題の新人女性ジョッキー、今村星奈騎手が騎乗します。そして古馬ではクロニクルノヴァ、ルリアン、ニューノーマル、ロジーナ、ローゼライト、ヤシャマルに期待です。
今日はアストンVSコルベットの第三ラウンドで最終回となります。年度的には前回とオーバーラップします。今回のアストンは、2017年11月に12年ぶりにモデルチェンジした4代目ヴァンテージの登場です。販売は2018年からですが、このモデルには従来の自然吸気4.7リッターV型8気筒に代わりメルセデスAMG由来の4リッターV型8気筒ツインターボのエンジンが搭載されました。
そして2018年のルマンには新型ヴァンテージGTEが出走しました。
ヴァンテージGTEは、別名ヴァンテージAMRとも呼ばれ2018年のルマンでは上の№97がLMGTEーProクラスで13位、同型車の№95が、クラス8位でした。翌2019年も2018年と同じ布陣で参戦し、下の№95が途中リタイア、№97が、LMGTE-Proクラスで12位と今一の成績でした。
実はその次の年2020年にアストンは、上の№97でルマン24時間耐久レースのGTE-Proクラスで優勝と№95で3位の好成績を上げたのですが、上のモデルカーは、私は持っていません。好きな方には申し訳ないのですが、グレーの縞模様が余り好きになれなくて購入しませんでした。そしてこの優勝の後、アストン・マーティンは、F1への挑戦を掲げワークス・チームとしてのGTEーProクラスへの挑戦は終了となりました。一方のコルベットは、2019年4月に1953年のモデル登場以来初めてミッドシップのC8を発表。2020年シーズンよりLMGTE-Proクラスに参戦のC8-Rを投入しました。仕様は、全長4,630mm、V型8気筒5.5リッター自然吸気エンジン、500HPと言われています。
C8ーRは、2021年のルマンでは、上のマシンの同型車の№64が、フェラーリに次LMGTE-Proクラスで2位に入りました。アストンは、ワークス参戦はしませんが、プライベート・チームでの参戦が有りますので日本から参戦マシンの紹介です。
星野敏氏、藤井誠暢氏らがプライベート・チームとして2021年のルマンに初参戦しLMGTE-Amクラスで6位と健闘しました。又ルマンの車ではありませんが、色が気に入って購入したアストンのレース・マシンを紹介します。
上の№37のマシンは、2021年のニュルブルクリンク24時間レースで生産車に一番近い車両のSP8Tクラスで優勝したマシンです。以上アストン・マーティンは、ワークス参加は無くともプライベート・チームが今後活躍する事と思います。
今迄アストンVSコルベットのルマンでの対決を中心に書いてきましたが、その舞台である「ル・マン」耐久グランドツーリングカー(LMGTE)は、今大きな変革期を迎えています。と言うのは近年参戦メーカーが減少し2023年にはLM-GTEは廃止されGT3車両が主役になる事が決定しています。今後アストン・マーティン、コルベット、フェラーリ、ポルシェ、フォード、BMWのGTカーでの戦いはより市販車に近いマシンでの戦いに移行して行くと思われます。その戦いに期待しましょう!!