モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:第3章:ポルシェ編①

先週のキズナっ仔の結果から。ダディーズビビットが、日曜の新潟のメインレースのリステッドレースに勝利。ハギノアレグリアスが、土曜の阪神のメインレースを快勝。アネゴハダは、土曜の東京の特別レースに惜しくもハナ差で2着。府中牝馬ステークスではアブレイスが5着、アカイイトは10着。2歳新馬でメジェドが2着、2歳特別でショウナンアレクサが4着、もみじステークスでアスクドリームモアが3着。G1の秋華賞ではエグランタインが、惜しくも6着と期待した馬が良く頑張ってくれました。又ディープ仔のゼノヴァーズが、障害重賞レースを初制覇しました。今週は3歳の三冠レースの最終戦菊花賞です。キズナっ仔はアスクワイルドモアが出走です。人気は余り有りませんが、密かに期待しています。又ディープっ仔のアスクビクターモアとプラダリアが注目されています。他の期待馬では2歳未勝利のタイセイドルチェ、サヴォーナ、フェステスバント、サルヴァトーレ、ナイトブレーカー、2歳新馬のコイニョウボウ(名前が良いですね!!)3歳以上では重賞富士ステークスのスマートリアン、ロジーナ、インプレス、オーヴァーネクサス、リュッカ、シンシアウィッシュ、ルリアン、ライラボンド、アスターナランハ、ワンダーカタリナ、ローウェルと今週も期待馬多数です。又22日の深夜にディープインパクトの最後の産駒の1頭で前走でイギリスで重賞を勝利したオーギュストロダン(2歳牡馬)が5年前同じディープ産駒のサクソンウォリアーが制覇したイギリスの2歳G1フューチュリティトロフィーに出走です。又国内では土曜の東京のアイビーステークスにオープンファイアも出走します。共に来年のイギリスと日本のクラッシックレースを占う重要なレースになりそうです。

 今日からは余り系統的には蒐集していませんが、ポルシェのレースカーを取り上げます。1台目は、ポルシェ550を全般的に大きく改良して製作された718です。

ポルシェ550スパイダー 有名な映画俳優ジェームス・ディーンの車 Schco完成品

ポルシェ718 RS60 1960年セブリング12時間優勝車 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 実車写真

デビューは1957年ですが、初期型のサスペンションの改良とウィンドシールド面積を広くした718 RS60は、上記の車がセブリング12時間に優勝、他にはタルガ・フォーリオ優勝、ルマン24時間総合10位の成績を残しています。排気量は1,587cc、160HPと言われています。続いてはポルシェ904です。1964年にGT2クラスのレーシングマシンとしてデビュー。市販もされました。レース戦績は、下のマシンがデビュー戦のセブリングでクラス優勝、タルガフォーリオで総合優勝、ルマンではGT2クラス優勝で総合7位の成績を残しています。

ポルシェ904GTS №34 1964年ルマン TECNOMODEL完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

ポルシェ904GTS 1964年 チェレンカップデイトナ MINICHAMPS完成品

1964年 第2回日本グランプリ 伝説のレースの写真です!

ポルシェ904GTSは、日本のレース史上でもスカイライン伝説を生んだ名レースと言われた第2回日本グランプリ式場壮吉氏(歌手欧陽菲菲・おーやん・ふぃーふぃーのご主人です)が乗り生沢徹氏のプリンス・スカイラインGTと死闘を繰り広げた事で有名です。904GTSの仕様は全長4,090mm、空冷水平対向4気筒DOHC,1,966cc、180HPで車重は650kgと言われています。

最後はポルシェ906で別名カレラ6とも呼ばれています。1966年デビューです。

ポルシェ906(カレラ6)1966年ルマン出走車 Qartio完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

このマシンは、グループ4規定に合わせて製作されたポルシェ初の純レーシングカーです。生産台数は65台でワークス使用以外にプライベートチームにも供給されました。因みに先代の904の6気筒バージョンが、906と呼ばれていた為、906は、「カレラ6」の名で市販されていましたが、後に前者を904/6、後者を906と呼ぶ形が一般的になりました。仕様は、全長4,113mm、空冷水平6気筒SOHC,1,991cc,210HPでレース戦績ではタルガフォーリオ優勝、ルマンでは総合4~7位でスポーツカー2.0クラスで優勝しました。国内では第3回日本グランプリで1966年プリンスR380と1967年日産R380と熱戦を展開しました。1966年は、滝進太郎氏が一時トップを走行するもリタイア、1967年は、生沢徹氏と酒井正氏が同じ906でトップ争うを演じ生沢徹氏が優勝しました。

プリンスR380 1966年 日本グランプリ優勝車 №11 EBBRO完成品

1967年 第4回日本グランプリ写真 R380-Ⅱ vs カレラ6

以上、ポルシェのレーシングマシンは、創成期の日本のレーシングシーンに強烈な印象を与えたマシンでありました。私も904と906は、個人的に好きな車です。本日は以上で終わります。