モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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メーカー別・国別レーシングカー回顧:第4章:アメリカ編2 フォード:ルマンへ挑戦の道②

先週の日曜のキズナっ仔の結果です。期待のハピは、強豪相手にダートG1レース、チャンピオンズカップに僅差の3着と健闘。2歳新馬ではトリオンファルマンが3着、2歳未勝利でファームツェンティ3着、古馬特別でアサケレディ3着、スーパーホープ5着とまずまずの結果でした。今後の土日は3場開催(中山・阪神・中京)で出走馬も多き期待馬も多くなっています。まず土曜日の中日新聞杯(G3)に京都新聞杯勝馬アスクワイルドモア、日曜日のカペラステークス(ダートG3)にオーヴァーネクサス、阪神ジュヴィナイルフィリース(2歳牝馬G1)にイティネラートル、2歳新馬にコウソクカネ、ホウオウエニシ、アルアマル、2歳特別にアリスヴェリテ、レミージュ、2歳未勝利にサルヴァトーレ、古馬特別にブロフェルド、メイショウゲキリン、スンリ、スパイラルノヴァ、オールザワールド、条件戦にジャルジェ、カグジテトラゴン、スリートップキズナ、障害未勝利にダンツキタイと多士済々です。今年も後4週間を残すのみです。各馬ともに無事に走って良い成績を上げて欲しいものです。

 フォードGT40の続きです。前回の最後に掲載したミラージュM1は、3台製作(1号車M10001,2号車M10002、3号車M10003)されました。レースデビューの4月のモンザ1000kmでは1号車はリタイア、2号車は9位と言う結果でした。次の5月のスパ・フランコンシャル1000kmには1号車と新しく製作された3号車の2台が参戦。ジャッキー・イクス組の3号車が初優勝しました。

しかし本番の1967年のルマンでは1号車と3号車が参戦も2台ともリタイアと呆気ない結果でした。エース車両の1号車(№14)のガルフカラーは下記の形状です。

ミラージュM1 1967年 ルマン出走車 エースカラー№14(M10001)

1967年のシーズン終了後、レギュレーション(排気量制限)の変更でミラージュM1は、チャンピオンシップに参戦出来なくなり1号車M10001はそのままミラージュの形で残され、2号車M10002はフォードGT40(1074)に、3号車M10003はフォードGT40(1075)に改造されました。このGT40の1075車が、1968年と69年のルマンを連覇した名車中の名車と言われるGT40です。

フォードGT40 1968年 ルマン優勝車 実車写真

フォードGT40 1969年ルマン優勝車 №6 ラクーンオート特注品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 MINICHAMPS完成品

ジョン・ワイヤーのGT40の仕様は全長4,267mm,水冷90度V型8気筒おHV、4,942cc、425HP、1097kgとなっています。本日はこれ迄に致します。