今年も今日で終わります。新型コロナも横浜港に入港したダイヤモンド・プリンセス号の集団感染の発生から丸3年経とうとしており、ロシアのウクライナ侵攻から10ヵ月が過ぎ様としています。どちらも未だ終息の行方が見えませんが早く普通の生活と本当の平和が訪れてほしいと痛切に思います。この様な話題の後でキズナっ仔の話が出来るのは日本が平和だからでしょう!!キズナっ仔は12月25・26・28日の開催で3勝を挙げリーディング・サイヤーランキング4位を死守。総収得賞金も30億円の大台にわずか350万円ですが、12月28日の阪神の第11レースのペテルギウスステークスで4着に食い込み350万円を獲得し鼻差で到達しました。年が明けると5日には東西の金杯で2023年の競馬がスタートします。新しいスターの誕生を待ちたいものです。
レーシングカーは、今回からアストン・マーティン以外の英国車、特にジャガーを中心に掲載して行きたいと思います。最初はルマンの創成期に最も活躍したベントレーの1929年のルマン優勝車、ベントレースピード6です。
この車は、6.6リッターで英国勢の中で唯一二重点火システムを採用しており最高出力200HPで最高速度は180km/hに達したとも言われています。続いては、個人的にジャガーのレーシングカーの中でも最も好きなXK120です。全てSparkのモデルカーですが、その多様な緑色の車体が魅力です。
上記に2台のマシンは、1950年のルマンに出走し、№15は、総合12位に入賞しジャガーの総帥のウイリアム・ライオンズはこの健闘ぶりを見てXK120ベースのレーシングスポーツカーCタイプの開発を決断したと言われています。
XK120の市販車の仕様は、全長4,270mm、直列6気筒DOHC、3,442cc、160HPで名前の120は、公称最高速度120マイル(193km/h)を超える事を意味しています。尚XK120ベースに開発されたマシンは、XK120Cとも呼ばれいますが一般的にはジャガー Cタイプと呼ばれ1951年のルマン開催の6週間前に1号車が完成。他の2台と共にルマンのサルト・サーキット迄自走。見事20号車がジャガーのルマンの初優勝をもたらしました。下のモデルカーは、1953年に優勝したマシン、№18です。
Cタイプの仕様は、XK120と同じエンジンを圧縮比を上げSUキャブレターで200HPに出力を上げています。Cタイプの生産台数は1051~1953年で53台と言われています。Cタイプは、私と同じに1951年生まれでもありました。
本日は以上で終わります。