モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:第5章:ジャガーと英国車編③

 最初はディープインパクトのラストクロップ(最後の産駒)の話題です。昨年10月にイギリスの朝日杯フューチュリティステークスに当たる様な2歳G1レースでやはりディープの最後の産駒の1頭オーギュストロダンが勝利した話題を載せましたが、先週の日曜日、明け3歳の重賞レースのシンザン記念(G3)で同じく日本国内の最後の産駒6頭中の1頭ライトクオンタム(名前はなんと宇宙で一番早い光の粒子:光量子と言う意味)3歳牝馬が、並み居る牡馬を破り勝利。この重賞の過去の勝馬には牝馬3冠に勝利したジェントルドンナやアーモンドアイがいる出世レースで今年の桜花賞オークス等のクラシックでの活躍が期待されます。先週のキズナっ仔は、特別レースをジローが勝利、条件戦をマジックスピーチが勝利。3歳新馬のパワフルボンド、障害未勝利ブクトリーシューズ、条件戦のスリートップキズナ、同じくグリューグルムが2着とまずまずの成績でリーディングサイアー・ランキングも7位迄上がって来ました。今週の期待馬は最後に載せたいと思います。本日のレーシングカーの1台目はジャガーでは無く1959年のルマンに参戦したロータス・エリートです。

ロータス エリート 1959年ル・マン 総合10位 IXO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のモデルカーは、1957年にデビューの初代のエリートでオールFRP製のモノコックボディを持つロータス初のGTカーとして発売されました。又ドライバーはF1レース史上でも伝説の「フライング・スコット(天駆けるスコトランド人)」と異名を取ったスコットランド出身の世界チャンピオン、ジム・クラークが初めてルマンに参戦したマシンでも有ります。次は再びジャガーに戻り1962年のルマンに参戦したジャガーのマシンです。ジャガーEタイプは、世界で最も美しいスポーツカーとも言われていますが、1961年にジャガーXKシリーズの後継車としてジュネーブショーで発表されました。当時はCタイプ、Dタイプの活躍で名声が高かった事も有りEタイプと言う名称を用いたと言われています。当時のジャガー社はレースへの関心を失っており特にプライベーターへの後援の形にシフトしていました。

ジャガーEタイプ 1962年ルマン 総合4位 TECNOMODEL完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のモデルカーは、BSカニンガムでエントリーされ、ドライバーはブリッグス・カニンガムとロイ・サルヴァドーリの2人で総合4位、4リットルクラス3位、GT部門でも優勝したフェラーリ250GTOに続き3位となりました。

ジャガーEタイプ 1963年ルマン 総合9位 京商完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1963年にもBSカニンガムにてエントリーしたマシンは、アルミニウムのボディを持ちEタイプ・ライトウエイトと呼ばれ総合9位、4リッタークラスで1位となりました。1963年のジャガーのマシンは書き掛けですが、競馬の時間となりましたので本日はこれ迄にします。

今週のキズナっ仔の期待馬は、今週は2つの重賞レースに参戦。共に余り人気はありませんが、土曜日中京競馬場愛知杯(G3)にアブレイズ、ビジン、フィオリキアリが参戦、日曜日中山の3歳重賞京成杯にはサヴォーナが参戦します。3歳馬では、菜の花賞にアリスヴェリテ、3歳新馬にフルール、3歳未勝利にメイショウイッシン、サンマルリアン、障害未勝利ニダンツキタイ、古馬特別にスマートリアン、メタルゴット、イリマ、エニシノウタ、ヴェルザスカ、条件戦にクロニクルノヴァ、ローズボール、ヒルノイローザンヌ、ダイシンビヨンドに期待です。