モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:第5章:ジャガーと英国車編⑤

 恒例の先週のキズナっ仔の成績です。期待の東海ステークスのハギノアグレリアスは騎手が落馬したカラ馬にゴール前邪魔をされ又も惜しい2着。同じく期待のパラレルヴィジョンは3着。他ではキャリックアリードは快勝し3連勝、ルーチェット4着、ダディーズビビット6着、メイショウジブリ2着、ショウナンアレクサ2着、ヴァーサ3着、スリートップキズナ1着、ショウサンキズナ1着、レッドヴァイス7着、ボルザコフスキー1着、メジェド5着、シャンボール2着、アルアマル7着等で通算勝利数は401勝となり、種牡馬ランキングも順位が1つ上がり5位となりました。今週の期待馬は、これも恒例で最後に上げたいと思います。

 ジャガーのレースマシンは、前回から約20年経過し、1984年のジャガーXJ-Sの登場となります。これ以降のマシンは、トム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)と深い繋がりの有るマシンとなります。

ジャガーXJ-S TWR レーシング 1984 スパ 優勝車 MINICHAMPS

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル リアウインドウの両脇のフィン 参照

上のモデルカーは、TWRにより設立されたTWRスポーツで大幅にモデファイされたマシンで1984年のヨーロッパ・ツーリング選手権のスパ・フランコルシャン24時間レースに優勝した車です。仕様はV型12気筒DOHC,5,344cc、225HPとの事です。TWRスポーツの成功により1988年にはTWRはジャガーとの合弁事業「ジャガースポーツ」を設立。ジャガーのワークスチームとして参戦する事になりXJR-9を製作。このXJR-9がジャガーに31年ぶり、英国車としては1959年のアストン・マーティン以来29年振りにルマンでの優勝をもたらす事になります。

ジャガー XJR-9 №2 1988年 ルマン優勝車 Wikipediaより引用

仕様は、全長4,800mm、V型12気筒SOHC、6,995cc、最高出力760HPです。更にルマンでの優勝を受け、XJR9をベース車として当初50台限定で発売された公道走行可能なマシンがXJRー15です。

ジャガーXJRー15 ワンメイクレース 1991年モナコ優勝車 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上の公道走行可能なマシンがXJRー15です。XJR-15の仕様は、全長4,800mm、V型12気筒SOHC、5,993cc、450HPと言われています。本日はこれ迄にします。

最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。今週の重賞には出走馬はいません。特別レースの期待馬は、クロニクルノヴァ、ジャルジェ、ワンダーカタリナ、セファーラジエル、スンリ、条件戦の期待馬は、エターナルボンド、ショウサンキズナ、サトノギベオン、三歳馬では、新馬のアサカラキング、ウインエリタージュ、未勝利のツウカイノキズナ、ファームフレッシュ、サルヴァトーレ、ベルシャンブル、メイショウコウテツ、障害未勝利のビクトリーシューズです。全馬頑張れ!!です。