モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:第5章:マクラーレンと英国車⑥

 先週の土日のキズナっ仔は大健闘でした。期待馬の順位は、クロニクルノヴァ11着、ジャルジェ5着、ワンダーカタリナ10着、エターナルボンド15着、ショウサンキズナ11着、ツウイカイノキズナ1着と土曜日は惨敗続きで期待はずれでしたが、日曜日は1変し、セファーラジエル1着、スンリ1着、サトノギベオン1着、アサカラキング4着、ウインエリタージュ9着、ファームフレッシュ8着、サルヴァトーレ1着、ベルシャンブル1着、メイショウコウテツ10着、ビクトリーシューズ1着と最終的には7勝を上げ種牡馬ランキングも一気に2位まで上がりました!!今週の期待馬は、これも恒例になりましたが最後に上げたいと思います。

 今日のレーシングマシンは、マクラーレンF1です。この車は当時フォーミュラ1で多くの勝利を収めていたマクラーレン・カーズが、世界最高のロードカーを目指して開発された車でデザイナーは、ゴードン・マレーです。フォーミュラ1の技術、経験を基に運転席は中央に配置、運転席の両側の少し後ろに左右の助手席を配置したセンターシート、3座のレイアウトになっています。更に軽量化と車両のパフォーマンスを高める為にカーボンファーバー製のシャシーを採用・製造された初の市販車でもあります。

マクラーレン・F1 タクホイヤー MINICHAMPS完成品

F1のロードカーの仕様は、全長4,288mm、V型12気筒DOHC48バルブ、6,064cc、627HPで最高速度は391km/hです。そしてF1のGT1レギュレーションに適合するレース仕様車が、F1GTRです。

マクラーレン F1ーGTR ロードカー ラクーンオート(オートバーンベース)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1995年に発表されたF1-GTRの仕様は、全長4,367mm、V型12気筒DOHC,6,064ccでエンジンは、レース用に改良されていましたが最高出力はリストリクターで600HPに制限されていました。尚、上のモデルカーのオレンジ色は、ニュージーランドのナショナルカラーで創業者のブルース・マクラーレンニュージーランド出身であった事からマクラーレンの車両に良く採用されています。

マクラーレンF1ーGTR 1995年 ルマン優勝車 ラクーンオート(オートバーン)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1995年のルマンには7台のF1-GTRが参戦したが日本の関谷正徳がドライバーの1人であった上野クリニックがスポンサーとなっていた国際開発レーシングチームの№59のマシンが総合優勝をを成し遂げました。更にこの年のルマンでは3位、4位、5位も又F1ーGTRでした。下のモデルカーは同じ№59のモデルカーです。

マクラーレン F1ーGTR 1995年 ルマン優勝車 MINICHAMPS

マクラーレン F1-GTR 1996年モンツァ ラクーンオート(オートバーン)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1996年にはポルシェが911GT1で多くのレースでF1-GTRを破り優勝を収めた事から1997年には車両前後を延長し、ダウンフォースの強化を施したF1-GTRロングテールと呼ばれています。本日はこれ迄にします。

 最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。日曜日のきさらぎ賞には2勝馬レミージュ(3歳牝馬)とノーブルライジング(3歳牡馬)が参戦します。穴人気の様ですが、2番人気になると思われるのがディープインパクトのラストクロップの6頭の内の1頭、オープンファイア(3歳牡馬)です。どちらも応援しています。3頭で1-2-3位フィニッシュが最高ですが!!他の3歳馬では3歳特別のサヴォーナ、アスクドリームモア、3歳新馬のバージュアルアラブ、メイショウアヤカゼ、ダイシンカタナ、古馬では特別参戦のホウオウルバン、ジロー、ルーチェット、レプンカムイ、マジックスピーチ、条件戦のスーパーホープ、ヘナラルカレーラ、ヴィンテージボンドに頑張ってほしいものです。