すっかり桜も満開ですが、今週末は全国的に雨模様で花冷えの土日となりそうです。先週のキズナっ仔は、一番期待していたディープボンドの阪神大賞典(G2)の三連覇は成らず!勝利したのはディープインパクト産駒のジャスティンパレス(4歳牡馬)でした。今年の4歳馬は強いです!!但しキズナっ仔は期待馬に上げた古馬特別のヒルノローザンヌ、3歳条件戦のキリンジ、3歳未勝利のアサカラキング、トリオンファルマン、リビアングラスの5頭が勝利し、特別レースでスパイラルノヴァ、ティムールが3着と健闘してくれました。今週の期待馬では近走、G1や重賞レースで惜敗続きのハピ(4歳牡馬)がマーチステークス(ダートG3)に出走。マーチステークスにはホウオウルバン(5歳牡馬)も出走します。同じく前走重賞で首差2着のダディーズビビッド(5歳牡馬)が高松宮記念(1200m・G1)に出走です。ハピは人気でダディーズビビッドは人気薄ですが、今年初の重賞勝利を願っています。他では古馬特別のヘネラルカレーラ、レプンカムイ、スリートップキズナ、コンクエスト、ベリーヴィーナス、3歳特別のアリスヴェリテ、3歳未勝利のロードトラストに期待です。ディープインパクト産駒では強い4歳馬の一角昨年の菊花賞馬のアスクビクターモアが日経賞(G2)に出走。海外のドバイでは本日25日に一昨年のダービー馬シャフリヤール(5歳牡馬)がドバイシーマクラッシック(G1)の連覇を狙い昨年の年度代表馬イクイノックス(4歳牡馬)と初対決です!!ドバイのレースには昨年のダービー馬ドウデュースがドバイターフに出走するなど多数の日本馬が出走します。必見です!!
今週のレーシングカーは、世紀末1998年~1999年のマシン達です。1代目は1998年のルマンに出走した日産R390です。
このマシンは、LMGT1仕様のマシンでTWRとコラボしたマシンでジャガーXJRー15のモノコックを流用したと言われています。1997年にルマンに初参戦。翌198年は、4台出走し、星野一義・鈴木亜久里・影山正彦の3氏の乗る上記モデルカーの同型車ナンバー31号車が総合3位となりました。仕様は、全長4,720mm、V8型DOHCツインターボ、3,5リッター、車体重量1,029kgです。続イテモデルカーは持っていませんが、1999年のトヨタ・TS020GT-oneです。
TS020 GT-oneは、1998年にLMGT1クラスに3台体制で初参戦。際立った速さを見せるもミッショントラブルが多発し№27号車が総合9位でした。翌199年はLPGTPクラスに3台体制で参戦。片山右京・鈴木利男・土屋圭市の3氏の乗る3号車がオール日本人ドライバーの乗るマシンとして初めて総合2位となりまっした。仕様は、全長4,840mm、90度V型ツインターボ、3,6リッター、600HPと言われています。3台目は、「空飛ぶベンツ」として有名な1999年のルマンのメルセデス・ベンツ CLRです。このマシンは、ルマンのGTプロトタイプ規定に沿って開発された純粋なレーシング・マシンで空力を徹底的に重視し、限界迄低く設計されました。1999年のルマンには3台体制で出走しました。
ご覧の様に流麗なデザインと極限まで低くされた車体である事が分かると思います。個人的には結果はともあれデザイン的には好きなマシンです。上記の5号車が、決勝レースの76週目ユノディティールと並びコースの中でも最高速度の出るインディアナポリスのコーナー手前の直線区間でトヨタのTS020を追い3位走行中に舞い上がり、空中で回転しながらコース脇の林に落下。ドライバーは軽傷でしたがベンツはレースを棄権、以降2022年迄レースから撤退する事になりました。因みに仕様は、全長4,890mm、全高1,012mm、V8型自然吸気、5720cc、620HPです。最後は同じドイツのマシン、アウディ・R8Cです。ルマンのプロトタイプマシンです。
上記のマシンは、ルマンのLMGTPクラスのマシンでオープンプロトのR8R(LMPクラス)と共にルマンに投入されました。結果としてはオープンプロトのR8Rは、総合で3位、4位に入りましたがクローズドモデルのR8Cの2台は共にリタイアとなっています。仕様は、90度V型ツインターボ、3,6リッターです。私はこの時代以降のオープンタイプのレーシングマシンは余り好きではなくポルシエ911GT1やベンツ、アウディのこの時代以降のマデルカーは余り持っていません。本日はこれ迄に致します。