モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑭:DB7&ジャスティンミラノ(皐月賞)

 残念!!桜花賞でのキズナっ仔のクラッシック・レース初制覇ならず!7番人気のライトバックが、最速の上がりで追い込むも惜しくも3着、3番人気のクイーンズウォークは、最後の直線伸びず8着と共に距離が延び直線の長い東京競馬場で開催のオークス(芝2400m)に再度期待です。因みに桜花賞に勝ったのはキズナのライバル、エピファネイア産駒のステレンボッシュでした。キズナっ仔の他の期待馬では忘れな草賞(リステッドレース)をタガノエルピーダが快勝、オークスに挑戦予定です。3歳条件戦のセレブレイトエール5着、アスクアイルビゼア3着、3歳未勝利でブルボンクイーン3着、レザンクレール5着、ショウナンハルク3着、ネバーモア2着、ルージュピルエット4着、クーヴェルナイユ4着、ウエストナウ1着。古馬では福島のメインレースでアサカラキングが快勝、モントブレッチャ5着、条件のアスクドリームモア4着、ティムール4着、障害未勝利ルリアン5着と期待馬として挙げた22頭で3勝、2着1頭、3着4頭、4着3頭、5着3頭と13頭が入着しました。堅実な成績で種牡馬ランキング首位のロードカナロアとの差を縮めました。今週の皐月賞に期待です。今週の期待馬は最後に紹介したいと思います。

 今日紹介のモデルカーは、1972年の初代のDBSの生産終了以来23年ぶりに「DB」の称号が与えられた1994年発売のDB7です。1993年のジュネーブショーで発表され1994年より発売されました。

アストン・マーティンDB7 実車写真 1994年 初期型

アストン・マーティンDB7 1994年 コジマ特注(プロヴァンス・ムラージュ)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

ジャガーXJS 1975~1996年 MINICHAMPS完成品

 

DB7の発売当時は、アストン・マーティンは経営再建の途上でフォードの傘下となっており、DB7も同じフォード傘下のジャガーの特に上に掲載の主力車種のXJSとの部品の共通化が進んでいます。エンジン、シャーシ、特に電装部品が近代化されている様です。車格としては1989年発売のヴィラージュの下のクラスがDB7でした。デザインは、当時フォードの「ギア・スタジオ」から「TWR」にヘッドハンティングされたばかりのイアン・カラムが担当しました。仕様は全長4,735mm、直列6気筒DOHCスーパーチャージャー、3.2リッター、330HPです。1999年にマイナーチェンジを行いDB7ヴァンテージが発売されました。

アストン・マーティンDB7 ヴァンテージ 1999年 ヴェローチェ(コジマ特注)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンDB7 ヴァンテージ SMTS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 Vittese完成品

DB7ヴァンテージは、V型12気筒、5.9リッター、420HPのエンジンを搭載しました。DB7シリーズは、新しい経営陣の狙い通りメカニズムの近代化と品質の向上、生産効率の向上に貢献し、アストン・マーティンのモデルとしては過去最高の約7,000台を販売して2004年に生産終了しました。DB7シリーズの最後は、1960年代の名車DB4GTザガート以来コラボ関係に有るカロッツェリア・ザガートがDB7ヴァンテージをベースに2002年~2003年に世界99台限定(生産台数は100台)販売されたのがアストン・マーティンDB7ザガートです。

アストン・マーティンDB7ザガート2002年 メイクアップ特注(プロバンスベース)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のリアからのデザインで「ザガート」の伝統のダブルバブル・ルーフの形状が見て取れます。このモデルは、ザガートが内外装をデザインしましたが、エンジンやシャーシは、元になったDB7ヴァンテージと共通です。以上でモデルカーは終わりとします。

最後は恒例の今週のキズナっ仔の期待馬です。特にジャスティンミラノに期待です!!

キズナっ仔のホープ ジャスティンミラノの新馬戦快勝の雄姿

今週は、日曜日に中山競馬場皐月賞(芝2000m GⅠ)が開催されます。我が期待のキズナっ仔は、上の共同通信杯(芝1800m GⅢ)の勝馬ジャスティンミラノ、若駒ステークス(リステッドレース)勝のサンライズジパング皐月賞トライアルの若葉ステークスで2着に食い込み皐月賞への出走権獲得のホウオウプロサンゲの3頭が出走します。特にジャスティンミラノは2戦2勝で人気にもなっており、今週こそ初クラッシック、さらに牡馬として初のGⅠ勝馬への期待大です。他にも期待馬がいます。明日土曜日の阪神競馬場アーリントンカップ(3歳 芝1600m GⅢ)に3月3日の3歳未勝利戦を初出走で経験馬相手に5馬身差の楽勝の新星ジュンヴァンケット、日曜日の阪神競馬場アンタレスステークス(ダート1800m GⅢ)にダート重賞2勝のハギノアレグリアス、3歳条件戦にペンナヴェローチェ、3歳未勝利に惜敗続きのキットハナガサク、アテンスマイル、アークレアル、マイネルオデーサ、スズノアイスマン、ウィッシングスター、ナインストーンズ古馬特別にコンクエスト、プッシュオン、ヴァーサ、トロピカルライト、フルール、シロン、古馬条件戦にクロスライセンス、ベルシャンブル、ダイシンビヨンドそして土曜日の中山大障害に全く人気薄のタマモワカムシャと今週も多士済々です。全馬無事に頑張れです!!

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ーを愛する収集家やファンの皆様が気楽に集って、好きなモデルカーの話題を
中心にワイワイ盛り上がる交流の場にしたく考えております。色々な企画やご
意見をいただければ幸いです。

 

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑬:ヴィラージュ&パラレルヴィジョン

3月30日 中山競馬場 ダービー卿チャレンジトロフィー快勝のパラレルヴィジョン

先週のキズナっ仔の結果ですが大変嬉しい結果です。期待馬パラレルヴィジョン(5歳牡馬)がダービー卿チャレンジトロフィー(芝1600 GⅢ)に快勝しました。他には3歳特別のアザレア賞でインザモーメントとモンブランミノルが1-2フィニッシュ、3歳未勝利ではアンゴラブラック、クーアフィルストが勝ち、メイクユーマインが2着、キットハナガサク、スズノアイスマンが3着、フローラルセント4着、アスタラビスタとベルブリエ5着でした。古馬では障害オープンでオールザワールドが5馬身差の快勝、古馬条件戦でダイシンビヨンド2着と堅実に賞金を獲得しました。ところがライバルのロードカナロアが日曜の阪神競馬場大阪杯(芝2000mGⅠ)をペラジオオパラ(4歳牡馬)で勝利し2億円の賞金獲得で種牡馬ランキング1位に躍進です。又同じ大阪杯でディープ産駒の2頭は6着、15着に敗れ、海外のドバイ・シーマクラッシック(芝2410mGⅠ)で2番人気におされたオーギュストロダンは、なんと12頭立ての12着と惨敗でした。気を取り直して今週は春のクラッシックレースの第1弾、桜花賞阪神競馬場 芝1600m、3歳牝馬限定 GⅠ)です。キズナっ仔の期待馬出走ですが、最後に紹介します。今日のアストン・マーティンは、V8の後継車のヴィラージュで1989年にデビューしました。私は比較的好きな車ですが、アストンの顧客からはその近代化されたデザインが、アストンらしさ希薄との評価です。

アストン・マーティン ヴィラージュ 1989年 プロバンス・ミニチュア完成品 

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン ヴィラージュ Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン ヴィラージュ ボランテ 1991年 Spark完成品

ヴィラージュの仕様は、全長4,735mm、V型8気筒、5,340cc、330HP,車両重量1,790kg、最高速度は254km/hと言われています。

アストン・マーティン ヴィラージュ シューティングブレーク 実車写真

上のシューティングブレークは、1992年のジュネーブモーターショーで発表され自社ワークスで合計6台製造されたと言われています。1993年にはヴィラージュの高性能モデルとしてヴァンテージが発売されました。この車は私の好きなアストンのベスト3にランクしており迫力の有るバランスの良い美しいデザインが魅了です。

アストン・マーティン ヴァンテージ V550 SAXSON完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 レッドマタリック

アストン・マーティン ヴァンテージV550 メイクアップ特注 SAXONベース

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

実は上記の3台のヴァンテージは、英国のSAXSONの同じキットベースで最初に2台がメーカー完成品で上のモデルカーは、メイクアップさんにSAXSONのメタツキットを取り寄せて頂き特注製作をお願いしたモデルカーです。この車種は1/18スケールでは発売されていますが、1/43スケールでは殆ど発売されておらず上のモデルカーは私のお気に入りの1台でも有ります。ただキットの形状も有り実車の迫力は不足の為、実車の写真も掲載致します。

アストン・マーティン ヴァンテージ V550 1993年 実車写真

ヴァンテージV550の仕様は、全長4、755mm、V型8気筒DOHCツインスーパーチャージャー、5,340cc、550HP、車体重量1,970kg、最高速度は300km/hと外観の迫力同様に超弩級の性能を持った車です。

アストン・マーティン V8 シューティングブレーク  Spark完成品

V8ヴァンテージ・シリーズの最終モデルが、1959年のル・マン24時間レースでの優勝40周年を記念して1999年にジュネーブショーで40台限定で発表された「V8ヴァンテージ・ル・マン」です。前輪の後ろのエアインテークの形状がDBR1似です。

アストン・マーティン V8ヴァンテージ ル・マン ピラミアベース メイクアップ特注

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン V8ヴァンテージ ル・マン 1999年 実車写真

ル・マンの仕様は、全長4、754mm、V型8気筒DOHCツインスーパーチャージャー、5,340cc、600HP、車体重量1,995kg、最高速度は322km/hと言われています。ヴァンテージは以上で終わりとします。

いよいよ4月7日(日)に阪神競馬場桜花賞が行われます。キズナっ仔は、前走クイーンカップを快勝したクイーンズウォークとエルフィンステークス(リステッドレース)を勝ったライトバックの2頭が出走します。特にクイーンズウォークの川田騎手は、桜花賞を2022年スターズオンアース、2023年にリバティアイランドで連覇中で3連覇すれば史上初の快挙であり、キズナにとっても初のクラッシックレース制覇となります。必勝祈願です!!

2024年2月10日 東京競馬場 クイーンカップに勝利のクイーンズウォークの雄姿

2024年6月5日 東京競馬場 安田記念に勝利の偉大な先輩ソングライン

クインズウォークの黒鹿毛の馬体はGⅠレース3勝の偉大な先輩のキズナっ仔ソングラインの青鹿毛の馬体を彷彿とさせ、額の流星も良く似ています。今週の期待馬も多く土曜日の3歳重賞ニュージーランド・トロフィー(中山競馬場 芝1600m GⅢ)にはブライトマン(3歳牡馬)、日曜日の3歳牝馬のリステッドレース、忘れな草賞にはタガノエルピーダ、3歳条件にセレブレトエール、アスクアイルビゼア、サウンドアレグリア、3歳未勝利にはブルボンクイーン、レザンクレール、ショウナンハルク、ネバーモア、ルージュピルエット、グーヴェルナイユ、マルサルッカ、ウエストナウ。古馬の特別に初の芝のレースに挑戦の善戦マン、ハピ、アサカラキング、モントブレッチャ、条件戦にアスクドリームモア、スズカキング、ティムール、障害オープンにルリアンと今週も多士済々、期待馬多数です。しかしなんと言っても桜花賞が一番楽しみです!!

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑫:V8&ボルザコフスキー

3月24日 阪神競馬場のリステッドレース 六甲ステークスに勝利の
ボルザコフスキー騎乗の吉村誠之助騎手

先週もキズナっ仔は頑張りました。但し期待馬として挙げた馬の成績は両極端でダート重賞マーチステークスキリンジは11着、3歳特別のサンライズソレイユ5着、センチュリボンド10着、サウンドアレグリア6着、3歳未勝利ではゴールドスターとシャンパンホップ、ホークフィールドは快勝、ルージュリアン5着、マイネルオデーサ4着もそれ以外は惨敗でした。又期待馬以外ではモアナフリューゲルが未勝利勝でした。古馬ではリステッドレースでボルザコフスキーが9番人気で鼻差の勝利、同じく特別レースで期待のアリスヴェリテは2着に健闘し期待馬以外のベリーヴィーナスが7番人気で勝利と重賞に複数の入着のロードカナロアに少し差を詰められたもののランキング1位を死守しました。上の写真はボルザコフスキーで初勝利を挙げた今年デビューの新人ジョッキーの吉村誠之助騎手と左は公営競馬の現役ジョッキーの父親の姿です。今週のアストン・マーティンは、DBSの後継モデルのV8です。デヴィッド・ブラウンが経営権を失って以降の為、DBの冠はありませんが、基本設計は旧DBシリーズの直系です。1972年から1989年迄シリーズ1~シリーズ5迄の5モデルが存在します。

アストン・マーティン V8 1973年 SMTS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンV8シリーズ4 1978年オスカーインディア Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンV8 ヴァンテージ 1977年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

007ボンドカー 1987年公開の「リビング・デイライツ」のV8

上の写真は、4代目ボンドのティモシー・ダルトン主演の「リビング・デイライツ」のV8ヴァンテージで分かりにくいですが、ドアの下に雪上走行用のソリを架装している等、初代のDB5にも負けない位に秘密兵器満載のボンドカーになっています。

アストン・マーティン V8 ヴォランテ MINICHAMPS完成品

アストン・マーティン V8 ヴォランテ プリンス・オブ・ウェールズ SMTS完成品

V8シリーズについてはモデルカーの購入リストに実車の生産年の記載が無いモデルカーも有り、Wikipediaで検索してもシリーズ1~シリーズ5迄のモデルの写真も少ない為、上に掲載のモデルカーも生産年は正確には分かっていません。ただV8の初期のモデルは、DBSのデザインを踏襲しておりボンネットのエアインテークが開いていますが、後期型では塞がれており、更に後期型ではヘッドライトの内側にフォグランプが付いている点で判断出来る様です。V8の仕様は、全長4,590mm、水冷90度V型8気筒DOHC,5,340cc、305HPで1977年に追加発売されたV8ヴァンテージの最終型は430HPに達していました。尚V8ヴァンテージは0~60mph(約96km/h)加速で当時のファラーリ・デイトナを凌駕し、最高速度274km/hに達した為「英国初のスーパーカー」とも言われていたとの事です。以上でアストン・マーティンV8シリーズは終わりとします。最後に恒例の今週のキズナっ仔の期待馬です。日曜日の阪神のGⅠレース大阪杯には出走馬はいませんが、土曜の中山の芝1600mのGⅢ重賞ダービー卿チャレンジトロフィーに連勝中のパラレルヴィジョンが出走です。金曜日の雨で朝一番の中山競馬場は重馬場の様ですが、晴天と21度超えの気温で出来るだけ馬場が良くなってくれる事を願っています。土曜日の出走馬は多く期待馬も多くなっています。3歳特別・山吹賞のシャンパンマーク、ロードアフェット、同じくアザレア賞のモンブランミノル、インザモーメント、3歳未勝利のベルブリエ、アンゴラブラック、クーアフュルスト、フローラルセント、障害オープンにオールザワールド、サイード、タマモワカムシャ、古馬特別にワンダーカタリナ、マテンロウボンド、古馬条件にダイシンビヨンド。そして日曜は出走馬は少ないですが特別にイティネラートル、3歳未勝利にキットハナガサク、スズノアイスマン、アスタラビスタ、メイクユーマインです。日曜の大阪杯にはディープ産駒は2頭プラダリア、キラーアビリティ出走しますが、もっと興味深いのは、今晩ドバイで行われるレースです。

2023年11月4日 ブリーダーズCターフに勝利のオーギュストロダン

毎年この時期に中東のドバイで行われるドバイ・ワールドカップデーには日本からも多数の馬が参戦していますが、昨年イクイノックスが楽勝し世界ランキング№1に上り詰めたドバイシーマクラッシクに今年はディープ産駒の最終世代でしかも昨年の本場の英国ダービー、アイルランドダービー等GⅠレース5勝のオーギュストロダンが昨年末に予定していた引退を撤回し挑戦して来ています。シーマクラッシックには日本馬も昨年の三冠牝馬リバティアイランド、一昨年の2冠牝馬スタズオンアース、そしてディープ産駒で3年前の日本ダービー馬シャフリヤール、昨年の天皇賞・春勝馬ジャスティンパレスが参戦します。レースは、ドバイ・ワールドカップドバイ・ターフ等国内の大阪杯にも負けないメンバーですが、何と言ってもシーマクラッシックが最大の注目です。グリーンチャンネルで放送されますので興味の有る方は是非ご覧下さい。


 

 

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑪:DBS&シックスペンス

 最初に嬉しい話題からです。日曜日の皐月賞のトライアル・レース、スプリングステークス(3歳GⅡ)でキズナ産駒の一番人気シックスペンスが、直線力強く抜け出し3馬身半差の快勝で皐月賞への出走権を確保しました。

2024年3月17日 中山 スプリングステークスを3馬身半差で快勝のシックスペンス

現在最多勝利騎手のルメール騎手にとって今年最初の重賞制覇ともなりました。いよいよ4月14日(日)の皐月賞が非常に楽しみになりました。次は、先週のその他のキズナっ仔の期待馬の成績です。まずリステッド、若葉ステークスではホウホウプロサンゲが2着に頑張り皐月賞の出走権を獲得しました。ジューンテイクは5着入着。3歳未勝利でキットハナガサク2着、ブルボンクイーン2着、ショウンナンハルク3着、カゼノランナー1着、グーヴェルナイユ2着、アテンスマイル2着、ネバーモア2着と頑張りました。古馬では特別戦で期待のハピは、またもや3着、障害未勝利でアスターディゴンが大差勝で勝利、条件戦でアウロス1着、リアンドメテオール2着と今週も入着が多く2位ロードカナロアとの差を広げました。只スプリングステークスと同じく日曜日の阪神で開催の古馬重賞、阪神大賞典(GⅡ)ではサヴォーナが6着、ディープボンドは7着と入着も出来ませんでした。残念!!天皇賞・春に再度期待します。今日のアストン・マーティンは、DB6の後継車DBSです。DB6の生産後期にDB6の後継車として同じカロッツェリア・ツーリングが設計したコンセプトカーが、DBSコンセプト・ツーリングです。

アストン・マーティンDBSコンセプト ツーリング ABC Brianza完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

サイドウインドウの後ろのバジル等に当時人気のマスタングの影響が見えますがDB5やDB6と比べても全く美しく無いデザインでこの車が後継車にならなくて本当に良かったと思っています。結局DBSは、社内のウイリアム・タウンズのデザインでした。

アストン・マーティン DBS 1967年 SMTS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン DBS 実車写真

グリルと一体になったヘッドライト等垢ぬけてモダンになったデザインは、私も好きです。仕様は、全長4,585mm、直列6気筒、3,995cc、286HPです。

アストン・マーティンDBS 1967年 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン DBS MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンDBSボンドカー 映画 女王陛下の007 MINICHAMPS完成品

次がDBSのV8エンジン搭載のモデルで1969年に追加されました。

アストン・マーティン DBS V8 1969年 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

デザイン的にフロントグリルは共通ですが、ホイールがワイアホイールから変更になっています。エンジンがV型8気筒SOHC,5.3リットル、330HPです。経営危機によりデヴィッド・ブラウンがアストン・マーティンを去った後の1973年に最後のDBSが「ヴァンテージ」として生産され、この年をもってDBSの生産は終了し、以降1994年のDB7迄、アストン・マーティンの車名から「DB」のイニシャルは途絶えました。因みにDBSの総生産台数は全モデルで790台と言われています。
 最後に今週のキズナっ仔の期待馬を挙げます。まず日曜日の中山のダート重賞マーチステークス(ダート1800m GⅢ)に前走交流重賞2着のキリンジが出走です。3歳馬ではダートの特別戦にセンチュリボンド、サンライズソレイユ、芝の特別戦にサウンドアレグリア、3歳未勝利にエッカート、ゴールドスター、モルツシャン、ディランヴェリテ、アイドルリアン、ホークフィールド、カレンワッツアップ、ルージュリアン、シャンパンホップ、マイネルオデーサ、古馬特別にアームブランシュ、ショウサンキズナ、アリスヴェリテ、ボルザコフスキー、条件戦にタイガーリリー、メジェドの各馬です。

2023年2月5日 きさらぎ賞で最速の上がり33.8も頭差 2着のオープンファイア

最後にディープ産駒の話題を1頭。国内の最後の産駒の1頭で昨年2月5日のきさらぎ賞2着以来休養のオープンファイアが、13ヵ月ぶりに日曜日の阪神の特別レース御堂筋ステークスに出走です。是非復活の勝利を挙げてほしいものです。

番外編(競馬)②キズナ産駒とディープ産駒が同一週に重賞制覇(4歳牝馬コンクシェル&6歳牡馬プログノーシス)

 今年2回目の競馬番外編です。先週の土曜日3月9日中山競馬場で行われた中山牝馬ステークス(芝1800mGⅢ牝馬限定重賞)でキズナっ仔のコンクシェルが5番人気で堂々の逃げ切りで初重賞制覇を達成!!

3月9日(土曜日)の中山牝馬ステークスで堂々の逃げ切り勝のコンクシェル

更に3月10日(日曜日)に中京競馬場で行われた金鯱賞(芝2000mGⅡ重賞)でディープインパクト産駒のプログノーシス(6歳牡馬)が、昨年の菊花賞を圧勝した断然人気のドゥレツア(4歳牡馬)に5馬身差を付けて完勝しました。

3月10日(日曜日)金鯱賞で後続に5馬身の差を付ける圧勝のプログノーシス

キズナっ仔は、コンクシェル以外にも期待馬達が活躍してくれました。3歳特別でショウナンラプンタが勝利、モンブランミノルが3着、3歳条件でサンライズソレイユが2着、3歳未勝利でもカールスタード、オールセインツが勝利。クーアファルスト2着、ルージュピルエット、ルージュルリアンが4着、古馬の特別でグリューグルムが1着、古馬条件でティムールが2着と期待馬以外に3歳未勝利でロードアフェットが勝利して6勝を挙げ。同じくしぶとく6勝を挙げたロードカナロアとの差を広げ種牡馬ラキング首位を確保しました。ディープもGⅡ重賞の勝利が大きく10位から7位に順位を上げました。先週はキズナっ仔の期待馬を18頭上げましたが18頭中1着5頭、2着3頭、3着1頭、4着2頭と11頭が入賞し賞金を獲得しました。

それでは早速、今週の期待馬を挙げます。まず皐月賞の最終トライアルのスプリングステークス(中山1800m3歳馬限定GⅡ重賞)に2戦2勝のシックスペンス、良血スティンガーグラス(半姉にディープを父に持ちGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ勝で重賞6勝馬のダノンファンタジー)の2頭が出走。

2023年12月7日 中山競馬場 ひいらぎ賞 快勝のシックスペンス

2024年1月7日 中山競馬場 芝2000m新馬戦のスティンガーグラス

2018年12月9日 阪神ジュビナイルフィリーズ勝利のダノンファンタジー

上のダノンファンタジーの勝った阪神ジュビナイルフィリーズですが、2着は、なんと秋華賞宝塚記念2回、有馬記念勝利とGⅠレース4勝のクロノジェネシスです。シックスペンスとスティンガーグラスの両馬ともに鞍上はルメール騎手ですが、今回のスプリングステークスではシックスペンスに乗る様です。頼りになる騎手ですが、今年ばかりは未だ重賞レースに勝てていない点が少し気がかりです。又今週は阪神競馬場で行われれる阪神大賞典阪神芝3000mGⅡ重賞)に2021年、2022年連覇したディープボンド(7歳牡馬)と前走の日経新春杯(GⅡ)に2着と惜敗したサヴォーナーの2頭が出走です。東西でのダブル重賞制覇に期待しています。

2021年3月21日阪神大賞典でユーキャンスマイルに5馬身差で勝利のディープボンド

他には3歳リステッドレース、若葉ステークス阪神芝2000m)にジューンテイクとホウオウプロサンゲ、3歳未勝利にキットハナガサク、ブルボンクイーン、ショウナンハルク、ポンポネット、グーヴェルナイユ、シーニックビュー、ネバーモア、ルージュアベリア、古馬特別に特に期待のハピ、ショウサンキズナ古馬条件にリアンドメテオール、アスクドリームモア、アウロス、障害未勝利にアスターディゴンとやはり期待馬多しです。4月に入って始まる桜花賞皐月賞にも有力馬が出走予定ですが、今週もしっかり賞金を獲得して年間の種牡馬ランキング首位を狙う足掛かりにしてほしいです。本日はこれ迄にします。モデルカーのアストン・マーティンの続きは明日掲載予定です。

 

 

 

 

 

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑩:DB6

 先週のキズナっ仔の成績です。桜花賞の出走権を懸けたチューリップ賞は、非常に残念ながら一番人気のタガノエルピーダは4着、2番人気のミラビリスマジックは6着、4番人気のガルサブランカは8着と1頭も3着以内に入れずでした。又皐月賞トライアルの弥生賞ではシュバルツクーゲルが6番人気で5着に入着の結果でした。3歳馬では3歳特別のギャンブルルームが勝利、3歳未勝利で初出走のジュンヴァンケットが経験馬相手に5馬身差で勝利と今後に期待の持てる勝ち方でした。他には期待馬に入れていなかったラウダブルが未勝利に勝利、ギフテッドドリームが2着に健闘、古馬特別では勝てはしなかったもののエグランタイン2着、アームブランシュ3着、ヴィンテージボンド4着、古馬条件でアリスヴェリテが新人騎手を背に5馬身差の快勝と重賞勝の期待は果たせなかったものの地道に賞金を稼ぎ種牡馬ランキングは首位を維持出来ました。今後はクラッシック・ロードでの3歳馬の活躍に期待です。今週のモデルカーは、DB5の後継車、DB6です。

アストン・マーティンDB6 実車写真

実は最初に購入のDB6は、DB5の回で紹介したと同じで、南青山のメイクアップさんの店舗で購入したIllustraのブルーメタリックのDB5と全く同じ日の1998年7月20日に購入していました。

アストン・マーティンDB6 Illustra完成品(メタルキットベース)

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

実は7月20日に上のモデルカーを購入する時、非常に迷いました。英国車に定番のグリーンの車体か、上のレッドメタリックかです。今思い返しても何故迷ったのか記憶が定かではありません。普通だったら絶対にグリーンを選ぶからです。

同上 ブリティッシュ・レーシング・グリーンのDB6

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

なんの事はないのですが、10日後の8月1日にこのグリーン色も購入しました。

アストン・マーティンDB6 ヴォランテ Illustra完成品

上のヴォランテは1999年7月にDB5ヴォランテと一緒に購入しています。
DB6のエクステリアは、殆どDB5に似ていますが2+2シーターになった為ルーフがDB5より高い事と上の写真の様にリアの形が英語では「カムテール」、イタリア語では「コーダトロンカ」とも呼ばれる様にほぼ垂直に切り落とされた造形の事を言います。これは空気抵抗を最小化する為に必要な形状と言われています。その後に購入のDB6は、これも又DB5と同じでプロバンス・ムラージュのレジンキットをベースにラクーンオートさん特注で製作頂き2001年10月15日に完成品を購入しました。

DB6 プロバンス・ムラージュ レジンキットベース ラクーンオート特注

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

それ以降は余りDB6のモデルカーには出会えず、約10年後の2011~12年前後にSparkのモデルカーを発見、定番のグリーンとシルバーを購入しています。モデルカー購入の履歴は99%リスト化しているのですが、この2台の履歴はリストから抜けている様で何時、何処で購入したのか記憶にありません。但しSparkのモデルカーの美点で全体の造形もウインドウサッシやワイパーも良く出来ています。

アストン・マーティンDB6 Spark完成品

同上 サイドビィー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンDB6 Mk.Ⅱ Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンDB6は、1965年から1970年迄生産され生産後期の1969年には後継モデルのDBSの部品を組み込んだMk.Ⅱに進化しています。尚、1971年にデビッド・ブラウンが経営から外れた事も有り、「DB」の名称は、1994年にデビューする「DB7」迄24年間使用されませんでした。DB6の仕様は、全長4,623mm、直列6気筒DOHC、3,995cc、282HP(高性能版のヴァンテージは325HP)車両重量1,474kgの堂々たるグランツーリスモです。DB6については以上で終わりとします。最後は今週のキズナっ仔の期待馬です。まず古馬牝馬重賞レース、中山牝馬ステークスにコンクシェル(4歳牝馬)、障害重賞阪神スプリングジャンプにネビーイーム(6歳牡馬)、3歳特別にショウナンラプンタ、モンブランミノル、3歳条件にダノンピレネーサンライズソレイユ、ジャスティンアース、3歳未勝利にクイーンズクラウン、クーアファルスト、プリズマジコ、カールスタード、ルージュピルエット、ルージュルリアン、ディアアリーチェ、オールセインツ、古馬特別にレミージュ、グリューヴルム、古馬条件にティムールと今回も多士済々です。寒い時期です。全馬無事に走ってほしいものです。

※下のURLはアストン・マーティンジャガー等の英国車専門店です。

astonmartin-modelcarshop.com

※下のURLは「007ボンドカー」の特集です!!

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名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑨:DB5:007ボンドカー②

 先週のキズナっ仔も堅実な成績でした。まず重賞の阪急杯ではアサカラキングがゴール前わずかに交わされ鼻の皮(笑)の差で惜敗でした。ボルザコフスキーも5着と健闘しました。3歳馬ではすみれステークス(リステッドレース)でジューンテイクが2着、3歳未勝利でゴージョニーゴーが勝利、キットハナガサク、ネバーモアが3着、マイネルオデーサ4着、ヴェルダージが5着でした。古馬の条件戦でもマテンロウボンドが勝利、リヤンドメテオールが4着、障害未勝利でもイフティファールが勝利と期待馬としてあげた18頭で1着3回、2着1回、3着2回、4着2回、5着2回と10頭が入着し、種牡馬ランキングもしっかり首位を確保しました。今週はいよいよ春のクラッシックレース桜花賞皐月賞のトライアルレースにキズナっ仔の期待馬が出走ですが、いつも通り最後に紹介致します。今週のモデルカーは前回の引き続きDB5のモデルカーの続きを掲載致します。ロードカー、ボンドカー、1/43,1/24,1/18。

007シリーズ ボンドカ- 実車写真

アストン・マーティンDB5 ボンドカー&ホンダS600クーペ

子供の頃、アストン・マーティンDB5は映画の中の車で実物を見る機会も無かったですが、ホンダS600クーペが、DB5のミニュチュア版に見えていました。(クーペタイプは、殆ど見る事ななかったですが)基本的なフォルムは似ています。

DB5 ボンドカー 映画ゴールドフィンガー フィギュア付 MINICHAMPS完成品

DB5 ボンドカー 映画ガジノ・ロワイアル ギミック無 MINICHAMPS完成品

DB5 ボンドカー HotWheels完成品

アストン・マーティンDB5 ボンドカー 実車写真

DB5 ロードカー MINICHAMPS完成品

DB5 ロードカー Vittese完成品

DB5 ボンドカー 1/24スケール フランクリンミント完成品

同上 ギミック満載です!!

同上 リアスタイル

DB5 ボンドカー 1/18スケール Autoart完成品

同上 操縦席 追跡レーダーが見えます。

DB5 ボンドカー Autoart完成品

DB5 ロードカー Autoart完成品

DB5 ボンドカー Autoart完成品

以上、映画「007 ゴールドフィンガー」でアストン・マーティンDB5に嵌って今迄に様々なスケール、ボンドカー仕様、ロードカーを蒐集してきましたが、残念ながらフェラーリのBBR社の様に特に1/43スケールで決定版と言えるモデルカーに未だに出会っていません。私に取って伊藤達郎氏製作のDB5が現在最高のモデルカーですが、可能で有るならば生きている内に出会いたいものと思っています。DB5好きの皆さんでそんなDB5を知っていたら教えてほしいと思います。1つの希望として、「アイドロン・ブランド」で製作・販売してもらえないでしょうか?株式会社メイクアップ、植本社長さんご検討お願い致します。これだけ有名でファンの多い車にそんなモデルカーが今迄発売されてこなかったのは不思議と思っています。以上でアストン・マーティンDB5の章は終わりと致します。

最後は恒例のキズナっ仔の今週の期待馬です。今週は土曜・日曜と春のクラッシックのトライアルレースが東西で行われキズナっ仔の有力馬も出走です。まず土曜日の阪神競馬場で4月7日開催の桜花賞(3歳牝馬のGⅠ)のトライアルレースのチューリップ賞(3歳牝馬GⅡ)にキズナっ仔が4頭出走です。一番手は昨年12月の2歳GⅠ朝日杯フューチュリティステークスで牡馬に交じり3着に大健闘のタガノエルピーダです。次が2戦2勝馬のミラビリスマジック(半姉マジックキャッスルはディープの仔で重賞勝馬)、3番手が去年の世界最強馬で2年連続の年度代表馬のイクイノックスの半妹のガルサブランカ、4頭目が年明けのシンザン記念4着のラーンザロープスです。4頭共に有力馬の1頭に挙げられていますが、ミラビリスマジック以外は400万条件で、このレースで3着以内(桜花賞の優先出走権獲得)に入らなければ桜花賞に出れません。1-2ー3に入って欲しいと思っていますが?日曜日には皐月賞のトライアル、弥生賞ディープインパクト記念(3歳GⅡ)に東京2歳ステークス2着に健闘のシュバルツクーゲルが出走です。残念ながら出走予定だったサンライズジパングは、体調不良で皐月賞に直行予定です。無事に戦列に戻って欲しいものです。今週の3歳馬では他に3歳特別のギャンブルルーム、3歳未勝利にドムスアウレア、ハセノビーバー、ショウナンハルク、リンクアームズ、ギフテッドドリーム、スズノアイスマン、サラサエンジェル、ジュンヴァンケット、ダックアンドレイクが、古馬重賞オーシャンステークスにダディーズビビット古馬特別にアームブラッシュ、エグランタイン、ヴィンテージボンド、ナムラカミカゼが、古馬条件にアリスヴェリテ、ビヨンドザリミットが出走します。計34頭のキズナっ仔に期待です。本日は以上で終了します。

 

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