先週の競馬では嬉しい話題が2つ有ります。1つ目はキズナっ仔のアリスヴェリテ(4歳牝馬)が、牝馬重賞マーメードステークス(GⅢ)で永島まなみ騎手(21歳女性騎手)を背に4番人気で見事な逃げ切りで重賞初制覇(永島騎手も初制覇)しました。
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2024年6月16日京都競馬場のマーメイドステークス勝利のアリスヴェリテと永島騎手
2つ目は、ディープインパクトの最後の産駒の1頭でこのブログで何度か取り上げている昨年の英国ダービー馬オーギュストロダン(4歳牡馬)が6月19日のロイアルアスコット開催のメインレース、プリンスオブウェールズステークス(GⅠ 芝9ハロン212ヤード、約2004m)でGⅠレース6勝目を挙げました。
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6月19日ロイアルアスコット開催 プリンスオブウェールズS快勝のオーギュストロダン
今年は3月のドバイシーマクラッシック(GⅠ 芝2410m)で大差負けの最下位、前走タタソールズ金杯(GⅠ 芝10ハロン110ヤード)で3馬身差の2着と期待を裏切っており、今回は復活の勝利となりました。負けるときは大敗、勝つときは鮮やかに勝つと堅実な父ディープとは対照的ですが、間違いなく強い馬と思います。次走は昨年最下位10着と大敗のキングジョージⅣ&クイーンエリザベスステークス(GⅠ 芝11ハロン211ヤード)の可能性との事、強い彼を見たい!!競馬の話題が長くなりましたが先週はキズナっ仔の期待馬が大活躍でした。期待馬として挙げた順番で結果を記しますと特別戦でキットハナガサク1着、メイショウゲキリン3着、ジャスティンアース1着、トロピカルライト4着、ベルシャンブル7着。条件戦でティムール3着、ダイシンビヨンド4着、ノーブルライジング1着。3歳未勝利でルージュピルエット5着、ビターメサイア2着、アイドルリアン9着、シーニックビュー5着、スマートヌーメン9着。2歳新馬でラピットグロウス4着、ラトラース2着、そして障害オープンでタマモワカムシャが8番人気で1着でした。期待馬18頭で着外(5着以下)は、わずか4頭で5勝、2着2回、3着2回、4着3回、5着2回と賞金獲得でした。
今回でアストン・マーティンの紹介は取り合えず最終回となります。最新のモデルで欲しいモデルカーや発売してほしいモデルは有りますが未だ発売されていないモデルも含め実車写真での紹介をして行きます。最初はヴァンキシュSの後継車としてアストンのフラッグシップモデルとして2018年6月に発表したDBSスーパーレッジェーラでDB11をベースに開発されました。DBSの名前としては三代目です。
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アストン・マーティン DBS スーパーレッジェーラ 2018年 実車写真
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DBSスーパーレッジェーラ & DBS(初代)007仕様
サブネームのスーパーレッジェーラは、イタリアのカロッツェリア、ツーリング社の採用した軽量化技術であり、過去DB4、DB5,DB6等で採用されています。仕様は、全長4,712mm、V型12気筒ツインターボ、5,204cc、725HPで最高速度は時速340km/hと公表されておりアストンの量産車としては史上最速の値となっています。モデルカーは1/18では発売も1/43では未だの様です。2台目が2022年3月に正式に発表されたV12ヴァンテージです。
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アストン・マーティン V12 ヴァンテージ Solido完成品
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同上 サイドビュー
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同上 リアスタイル
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アストン・マーティン V12 ヴァンテージ 実車写真
生産台数は333台に限定され仕様は、V型12気筒ツインターボ、5.2リッター、700HP、最高速度320km/hと言われています。量販車としての最後がDB11の後継車として2023年5月に発表されたアストン・マーティンDB12です。
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アストン・マーティン DB12 2023年 実車写真
この車も未だモデルカーとして発売は未だの様ですが、発売を期待しています。仕様は、全長4,725mm、V型8気筒ツインターボ、4リッター、680HP、最高速度は325km/hと言われています。最後の2台は現在進行形のプロジェクトでアストン発のミッドシップ・モデルで2021年に発表されたヴァルキリー(北欧神話に登場するワルキューレ(半神)の英語表記)でF1のレッドブル・レーシングと共同プロジェクトとして開発されました。
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アストン・マーティン ヴァルキリー 1/64スケール GTスピリット完成品
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同上 サイドビュー
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同上 リアスタイル
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アストン・マーティン ヴァルキリー 実車写真
仕様は、自然吸気V型12気筒、ミッドシップ、6,500CC、1,014HPと排気ガス規制に適合するロードカー用自然吸気エンジンとして初めて1,000馬力に達したと言われています。又AM-RB002と呼ばれるサーキット専用ヴァルキリーはAMRーProと呼ばれて当初はル・マンの総合優勝を狙って開発されたハイパーカーです。この計画は当面延期された様です。
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アストン・マーティン ヴァルキリー AMRーPro 実車写真
そして最後を飾るのはアストン・マーティンの未来を担うヴァルキリーの技術を生かしたミッドシップ、プラグインハイブリッドのパワートレイン搭載のロードカー、アストン・マーティン ヴァルハラ(北欧神話由来との事)です。
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アストン・マーティン ヴァルハラ 2025年予定
ヴァルハラの仕様は、リアミッドシップエンジン、全輪駆動、メルセデスAMG製、V8ツインターボ、4リッター&電気モーター 2×永久磁石同期電動機(リア1個、フロント1個)、950HP(電気735kw、986HP)、車体重量1,550kgで当初500台限定でしたが、999台に増え価格は80万ドル(58万ポンド)との事です。最後は今週のキズナっ仔の期待馬です。
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2024年4月28日京都競馬場 天皇賞・春で3着に健闘のディープボンド 真ん中
まず6月23日京都競馬場で行われるグランプリ宝塚記念(芝2200m GⅠ)に過去GⅠレースで2着4回(2021年・天皇賞・春・有馬記念、2022年・天皇賞・春、2023年・天皇賞・春)のディープボンド(7歳牡馬)が出走です。過去2回の宝塚記念では4着、5着でしたが、今回は競馬場は阪神から京都に代わり馬場も悪化しそうな事も有り穴人気になりそうです。なんとか悲願達成を期待しています。次が障害重賞東京ジャンプステークスの障害3連勝中のオールザワールド(牡7歳)です。他には特別レースのヒルノローザンヌ、キットハナガサク、アスクアイルビゼア、条件戦のカイトグート、タイトニット、ロードリレーション、ジュンヴァンケット、アランヴェリテ、サウンドアレグリア、3歳未勝利のヘニーズネフュー、トラストボス、ストロングタイズ、エッカート、ダンデライオン、プリズマジコ、そして好調な2歳新馬のデアマトローナ、エリキング(最も期待)、シークです。梅雨前線の影響で馬場の悪化が心配されますが、キズナっ仔は比較的悪い馬場には適応出来そう(期待も含め)ですので無事に全馬の健闘を期待しています。