先週の有馬記念は大本命ドウデュースの出走取り消しで始まり昨年末のホープフルステークス(2歳 GⅠ)を勝ったレガレイラが、1960年のスターロッチ以来64年振りに3歳牝馬として2度目の勝利を鼻差で飾りました。2着はディープ産駒の2022年の日本ダービー馬のシャフリヤールでキズナっ仔のディープボンドは13着に終わりました。只ロードカナロア産駒のベラジオオペラが4着に敗れた事で種牡馬総合ランキングではキズナの首位が確定しました。2歳種牡馬ランキングは、12月28日のホープフルステークス(中山競馬場 芝2000m 2歳GⅠ)の結果次第となりました。JRAの今年最後の開催のキズナっ仔の期待馬は最後のご紹介です。今週のモデルカーの2回目は、ランボルギーニの初期の名車ランボルギーニ・ミウラです。
1970年代に爆発的なブームを巻き起こしたスーパーカーブームの始祖とも言うべきミウラのデビューは、1966年3月のジュネーヴ・モーターショーでした。当時レーシングカーでは必勝のアイテムであったミッドシップレイアウトを製作したのが天才エンジニア、ジャン・パオロ・ダラーラでエクステリア・デザインは、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニが手掛けており、その斬新なアイデアと流麗なデザインは、ランボルギーをスーパーカーの代名詞に押し上げたモデルでもありました。仕様は、全長4,360mm、V型12気筒、3,900cc、350HPで最高速度は300km/hで改良型の上のモデルP400Sでは370HPにパワーアップされています。生産は1966~1973年で759台と言われており今尚絶大なる人気を保っています。因みにミウラとは、スペインの著名は闘牛ブリーダー、ドン・ミウラから付けられており、ランボルギーニの総帥、フェルッチョと親交があったと言われています。
2台目は、400GTの後継車で2+2シーターのランボルギーニ・イスレロです。
スタイリングは、事業を縮小しつあった「カロッツェリア・ツーリング」のマリオ・マラッティの協力の元、フェルッチオ・ランボルギーニ自ら行い400GT2+2を発展させ1968年のジュネーブショーで発表されました。仕様は、全長4,525mm、V型12気筒自然吸気、3,929cc、320HPで最高速度は250km/hで生産台数は225台と言われています。因みにこのイスレロも当時有名な闘牛士マヌエル・ロドリゲスが、1947年8月28日に殺した闘牛の名と言われており、このイスレロを飼育していた牧場が「ミウラ」だったとの事です。本日の最後は、1968年~1978年迄生産したランボルギーニ・エスパーダです。エスパーダとはスペイン語で「剣」を意味する言葉で写真の様な流れる様なフォルムを持つ完全4シーターのグランツーリスとして設計されました。デザインはミウラ同様にガンディーニです。
エスパーダの仕様は、全長4,730mm、V型12気筒自然吸気、3,929cc、350HPで最高速度は、260km/hと言われており生産台数は10年間で1,217台と言われており1978年ランボルギーニ社の倒産とともに生産中止です。最後は今年のJRA(中央競馬会)の最後の開催となる今日12月28日のキズナっ仔の期待馬の紹介です。今日行われる最後のGⅠレース、ホープフルステークス(中山競馬場 芝2000m 2歳GⅠ)の結果で2歳の種牡馬ランキングの結果も決まります。
ホープフルステークスの大本命は、今年デビューの2歳馬では抜けているとの言われているキタサンブラック産駒のクロワデューノール(2歳牡馬 2戦2勝)で前走出世レースの東京スポーツ杯2歳ステークスを2着サトノシャイニング(キズナ産駒)に3/4馬身の差を付けて勝利しています。一方のキズナ産駒は同じく2戦2勝のマジックサンズが出走予定です。人気は8:30の時点で2番人気の様です。
馬場が悪かった事も有り時計も遅くクロワデュノールに比べると評価は低いですが札幌2歳ステークスで鼻差下したアルマヴェローチェが次走の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝馬 GⅠ)を1馬身1/4差で快勝している点は評価されています。因みに先週の有馬記念同様に馬主は共同馬主のサンデーレーシングとなります。マジックサンズが鮮やかに勝って父キズナの総合&2歳&障害の種牡馬ランキング3冠達成に花を添えてほしいものです。期待馬は他に2歳新馬のアルデスト、2歳未勝利のデアマトローナ、リギーロ、ダノンジャガー、リガーレ、古馬特別のハピ(頑張れハピ!!)、ジュンアヲニヨシ、クーアフュルスト、古馬条件のシャンパンマーク、アンジョルラス、ペンナヴェローチェの各馬です。今日も無事に走って欲しいものです。