モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:第2章:フェラーリ編②

 土曜日の競馬が終わりました。期待のハピは、ゴール前良く追い上げたものの惜しくも2着でした。只賞金は加算出来ましたので次はG1に挑戦してほしいものです。他の期待馬ではボルザコフスキーとヘネラルカレーラが勝利、新馬のアルセリアは2着、エニシノウタは4着でした。明日の夜はいよいよ凱旋門賞です。

 今日のフェラーリのレースカーは、250GTのコンペティションモデルとして有名な250Gt・TDF(ツール・ド・フランス)です。1956~1958年生産です。

フェラーリ250GT・TDF 1958年 ツール・ド・フランス BBR完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

ツール・ド・フランスの名称は、フランスのレース、ツール・ド・フランスに8年連続総合優勝した事から付けられました。仕様は、V型12気筒SOHC,2,953cc、280HPと言われボディーは軽量なアルミ製となっています。

フェラーリ250GT TDF ロードカー BBR完成品

次は、もう何度も紹介していますが250GTOです。最も有名な1962年のルマンの総合2位の№19です。

フェラーリ250GTO 1962年ルマン2位 アイドロン完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

翌1963年のルマンではフェラーリは1位~6位を独占しました。

フェラーリ250GTO/330 1963年ルマン 総合6位 BBR完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のモデルカーは、250GTOに330LMBのボディを架装したマシンです。
次は同じ250GTOでも珍しいブルーのマシンです。日本で走った事もあります。

フェラーリ250GTO 1964年 タルガフォーリオ BBR完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1962年のルマン出走時の250GTOの仕様は、全長4,325mm、V型12気筒SOHC,300HP,車両重量880Kg,最高速度は280km/hです。  250GTOの最後は1964年のルマン出走車です。

フェラーリ250GTO 1964年ルマン BBR完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

このマシンは、途中リタイアしていますが、この年フェラーリは、ルマンを5連覇しています。但しGTクラスではデイトナコブラにクラス優勝を奪われています。

デイトナ コブラ クーペ 1964年ルマン GTクラス優勝車 コジマオリジナル

デイトナコブラ・クーペの仕様は、全長4,267mm、V型8気筒、4,736cc、385HP,車両重量895kg、最高速度は307Km/hとの事です。本日はこれ迄に致します。明日夜の凱旋門賞が、今から楽しみです!!