モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡➃:DB4~DB4GT時代

先週のキズナっ仔は頑張りました!!ダート重賞のキリンジこそ8着と敗れたものの期待馬に挙げた15頭の中で5頭(3歳の出世レース若駒ステークスサンライズジパング古馬特別のグランベルナデット、新馬のダノンピレネーサンライズソレイユ、そして障害未勝利のオールザワールド)が勝利。コイニョウボウ、アリスヴェリテが2着、キットハナガサクとアスターディゴンが4着、エグランタインが5着と入着し10頭が賞金を稼ぎました。今週も3歳馬の期待馬が出走しますが、最後にご紹介します。

 今週のアストン・マーティンは、DB4とその高性能版のDB4GTです。1958年10月~1963年6月に製造されたスポーツカーでそれ迄のDB2シリーズとはエンジンも車体も一新されたいます。DB4はシリーズ1~5迄のモデルが存在します。

アストン・マーティンDB4 シリーズ1 1958年 IXO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン DB4 シリーズ4 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

DB4の仕様は、全長4,490mm、直列6気筒DOHC、3,670cc、240HP、最高速度は224km/hと言われエンジンもDB2シリーズのベントレー設計のものからタデック・マレックが新しく設計し、シャーシも鋼板溶接のプラットフォーム上に鋼管溶接のボディ骨格を形成し、アルミニウムボディパネルを被せる、現行車にも採用のカロッツェリア・ツーリングのスーパーレッジェーラ仕様となっています。

DB4のシリーズ4迄はノンカウルのヘッドライト(空気抵抗を少なくする風防が無い)でしたがシリーズ4のヴァンテージ仕様とシリーズ5とDB4GTは下のモデルカカーの様にプレクスグラスのカウルドヘッドライトになっています。

DB4GT ロードカー 1959年 Spark完成品

同上 サイドビィー

同上 リアスタイル

仕様は全長4,440mm、直列6気筒DOHCにツインプラグヘッドを搭載、3基のダブルチョーク・ウェーバー・キャブレターから302HPを出力し最高速度は245km/hで当時のファラーリ250GTと互角に戦える唯一の英国車と言われました。そのDB4GTでも最も有名なにはプロトタイプでDP199と言われています。

アストン・マーティンDB4GT プロトタイプ DP199 実車写真

同上 1959年 ル・マン 出走車 №21 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のモデルカーは1959年のル・マンのマシンですが、このDP199は、スターリング・モスの操縦でシルバーストーンのレースでデビィーtoWINを飾った事でも有名です。この車は何時見ても美しいマシンと思っています。DB4GTは、ツーリングボディが75台、ザガートボディのスペシャルバージョンのDB4GTザカートが19台のみ製作され現代でもファラーリ250GTOと双璧で高価なコレクターズアイテムイとなっています。DB4GTザガートについては次回紹介します。

 最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。先週ほどの期待馬はいませんが、まず3歳馬の特別レースに出走のブライトマン(3歳牡馬)、スマートスピア(3歳牝馬)、3歳新馬のモアナフューゲル、3歳未勝利ノベルブリエ、古馬特別のジューンアヲにヨシ、ティムール、トロピカルライト、モントブレッチャ、障害オープンのサイード、条件戦のレシプロシティ、サルヴァトーレ、ノーブルライジングに期待です。

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡③:DB2/4~DB3S時代

今年の重賞初勝利を期待されたキズナっ仔ですが、惜しくもG2日経新春杯では1馬身差の2着でした。勝ったのはキズナのライバル、エピファネイア産駒のブローザホーンでした。それでも期待馬に挙げたパラレルヴィジョンがリステッドレース(重賞に準ずる格の特別レース)に勝利、更にアネゴハダ、ミラビリスマジックも特別戦に勝利。3歳未勝利勝のコネッシオーネを含め4勝を挙げて先週重賞2勝で首位のエピファネイアに次ぎ種牡馬ランキング2位迄浮上しました。3歳馬が好調でこれからクラッシック(桜花賞皐月賞オークス日本ダービー)に向かい期待馬も控えていますので種牡馬ランキング首位を狙ってほしいものです。今週の期待馬は最後に紹介します。

 今週のアストン・アーティンは、先週のDB2シリーズの後期型とレース専用マシンのDB3Sのモデルカーのご紹介です。1台目はDB2を2+2座席としてスペアタイア用のトランクリッドをバックドアとして1953年10月に発売したDB2/4です。この車は今日のハッチバック式スポーツクーペの元祖とも言うべき1台です。

アストン・マーティン DB2/4 1954年 Dongguran完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

DB2/4の仕様は、全長4,300mm、直列6気筒DOHC、2,992cc、140HP、車体重量1,180kg、最高速度193km/hと言われており生産台数は764台との事です。2台目は1957年に登場したDBマークⅢ(通常は単にアストン・マーティン マークⅢと言われています)です。

アストン・マーティン マークⅢ 1957年 OXFORD完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン DB マークⅢ SMTS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン マークⅢの仕様は、全長4,360mm、直列6気筒DOHC,2,922cc、162HP、車体重量1,271kg、最高速度188km/hで生産台数は551台と言われています。次に登場のアストン・マーティンDB3とDB3Sは、量産型の市販車では無くスポーツレーシングカーです。

アストン・マーティン DB3 1951年 実車写真

アストン マーティン DB3 実車写真

アストン マーティン DB3 クーペ 実車写真

アストン・マーティンDB3は、1951年~1953年にかけて合計10台製造され1~5号車がワークスカー、6~10号車が顧客に販売されました。上の2枚はワークスカー、下のクーペは顧客に販売された車の数台がクーペにされた様です。仕様と言っても一台一台違っている様ですが、1962年6月以降は、全長4,026mm、直列6気筒DOHC、2,992cc、163HPとなっている様です。更にDB3DSは、DB3の軽量バージョンで生産台数は31台、その内ワークスカーは11台です。

アストン マーティン DB3S 1953年 ル・マン カルツッオ完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン マーティン DB3S 1955年 ル・マン 2位 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン マーティン DB3S 1956年 ル・マン 2位 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティン DB3S 1956年 ル・マン出走車 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンDB3Sのレースでの成績はDB3より遥に良く1953年にはツーリスト・トロフィーで1-2フィニッシュ、1955年にはル・マンで上の№23が2位、1956年にもル・マン上の№8で2位に入り1959年のDBR1でのル・マンの総合優勝への流れを作ったマシンでも有りました。本日はこれ迄にします。

今週のキズナっ仔の期待馬も多彩です。まずダートG3の重賞のキリンジ(4歳牡馬・名前が良いです!)、3歳の出世レース若駒ステークスサンライズジパング、3歳新馬のタイセイシップ、マイバンドーム、ダノンピレネー(一番期待)、ショウナンハルク、サンライズソレイユ、3歳未勝利のキットハナガサク、フローラルセント、古馬特別のエグランタイン、グランベルナデット、コイニョウボウ、条件戦のアリスヴェリテ、障害未勝利のオールザワールド、ジロー、アスターディゴンの各馬です。土曜・日曜は天気が悪そうですが、無事に走ってほしいものです!!

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡②:デヴィッド・ブラウン時代の到来

 2024年も波乱の幕開けで1月1日には能登沖地震が発生!!未だに行方不明者の捜索が続いていますがこの寒さの中では。2日には海上保安庁能登沖地震の被災地への救援物資の輸送予定の飛行機が日航機と衝突してやはり死者が!!救いは、日航機の乗務員と乗客の迅速な避難で日航機には死者が出なかった事かと!!関東地区は関東大震災から101年目を迎え地震への備えを実感として進めるべきかと。2011年の東日本大震災後に防災用品リュックを購入し枕元に置いてはありますが、水や食料、カセットコンロ、簡易トイレ等の用意もしようと思っています。最初から暗い話題となりましたが、これから今年初めのキズナっ仔の成績を紹介します。期待している明3歳馬ではシンザン記念で唯一の牝馬ランザロープスが、牡馬に交じり10番人気で4着に入る健闘を!3歳新馬ではディープ産駒のG1馬ダノンファンタジーの半弟スティンガーグラスが勝利、アンゴラブラックが2着、3歳未勝利でもセレブレイトエールが勝利とこの2勝が年初での3日間開催の数少ない勝利となりました。古馬の期待馬では特別レースのローズボウルが3着、グリューヴルム4着、ロードトラスト4着、ジューンアヲニヨシ5着と入着はしたものの未勝利に終わりました。結果として種牡馬ランキングは、11位となっています。今週も出走馬も期待馬も多いですが、最後に紹介します。 アストン・マーティンの今回は、第二次世界大戦後、トラクター等の製造で財を成した実業家デヴィッド・ブラウンが経営権を取得して初のモデルがDB1です。

アストン・マーティン 2リッター スポーツ 1948年(後にDB1と呼ばれる)

デヴィッド・ブラウンの経営となって初の生産車である事から後年になって「DB1」と呼ばれる様になりました。生産台数はわずか15台と言われています。

アストン・マーティン DB1 1949年 ル・マン №29 pinko完成品 

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1948年9月から1950年5月まで生産されたアストン・マーティン 2リッター スポーツは、デヴィッド・ブラウンが、経営して初の生産車である事から後に「DB1」と呼ばれる様になりました。実は、アストン・マーティンは、デヴィッド・ブラウンがイギリスの2つの会社アストン・マーティン社とラゴンダ社を買収しその2つの会社の技術を結集して製造した車で初代モデルのDB1に初めて用いられた3分割式のフロントグリルは、今日までアストン・マーティン車のアイデンティティとなっています。DB1の仕様は、4気筒OHV、1,970cc、90HPで車体が軽量であった事も有り、最高速度は150km/hに達していたとの事です。第2世代は1950年5月から1959年7月迄生産されたアストン・マーティンDB2です。

アストン マーティン DB2 プロトタイプ 1949年 ル・マン Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上記のプロトタイプが1949年のル・マンに出走(結果は6周でリタイア)した後1950年のニューヨーク国際オートショーで市販モデルが初公開されました。

アストン マーティンDB2(初期型)1950年ル・マン 総合6位 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

DB2にはウォルター・オーウェンベントレー設計のラゴンダ製のエンジンが搭載されました。仕様は全長4,130mm、直列6気筒DOHC、2,580cc、105HP、車体重量1,112kg、最高速度は188km/hとなっています。DB2は、1950年のル・マン24時間レースでクラス優勝を遂げ英国を代表するスポーツカーブランドとしてイメージは、このDB2によって確固たるものになりました。

アストン・マーティン DB2(後期型)ロードカー Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

DB2は合計411台作られ最初の49台は、上記の№19,№21の様に3分割のサイドグリル付のフロントグリルにボディサイドの四角い通気グリルが特徴でした。後期型では上のロードカーの様に一体形のフロントグリルになりました。

アストン・マーティン DB2(後期型)1952年 ル・マン Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上記のマシンは、メルセデス・ベンツが300SLで1-2フィニッシュした1952年のル・マンで総合7位、3リッタークラスでは300SLの2台に次ぐ3位となったマシンで4基のSUキャブレターが装備していたと言われています。DB2の中でも初期の第1世代(1950-1953年)のモデルの紹介は以上となります。最後に恒例のキズナっ仔の今週の期待馬です。今週は、なんと言っても昨年の秋の菊花賞勝馬のドゥレッツア、2着のダービー馬タスティエーラ、3着の皐月賞馬ソールオリエンスに次ぎ3/4馬身差で4着のリビアングラス、更に鼻差で5着のサヴォーナの2頭が最も期待の馬達です。日曜日に京都で開催の芝2400mのG2レース日経新春杯に出走します。更に土曜日の小倉の愛知杯(G3)にはエニシノウタ、ローゼライト、フラーズダルムが出走です。どちらかのレースで父キズナに今年初の重賞レースをプレゼントしてほしいものです。他には3歳特別のミラビリスマジック、カイトグート、3歳新馬ダンデライオン、オーヴァーマスター、アイルドリアン、3歳未勝利のゴールドスター、ロードリレーション、アンジョルラス、ペンナヴェローチェ、ツリーフロッグ、コネッシオーネ、古馬特別のパラレルヴィジョン、モントブレッチャ、チュウワモーニング、アネゴハダ、プッシュオン、ニューノーマルと多士済々です。是非無事に走り頑張ってキズナ種牡馬ランキング上位に押し上げてほしいです。

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡: 戦前の黎明期の名車

令和6年の幕開けです。新年早々、1月1日に能登半島地震、2日には日航機と海上保安庁の航空機の衝突と大災害が発生し不穏な年明けとなりました。能登半島地震の行方不明者の少しでも早い救出を祈るばかりです。12月28日のキズナっ仔の結果です。やはり2歳馬の活躍が顕著で2歳G1ホープフルステークスではサンライズジパングが、13番人気で3着に食い込み、2歳未勝利でカイトグートが、6番人気で勝利、2歳条件戦でモンブランミノルが6番人気で2着と人気薄で賞金を獲得しました。結果2歳種牡馬成績ではライバル、エピファネイアに完勝し、初の2歳リーディングサイアーとなりました。但し総合ランキングでは期待のハピが2着、エグランタインが4着と勝ちきれず、人気薄ボルザコフスキーが特別で11番人気で勝利するも父のディープインパクトを逆転できず4位で終了しました。今週は1月6日の東西の金杯から中央競馬はスタートします。土曜日の東西の金杯にはキズナっ仔は出走していませんが明3歳馬の重賞には出走馬がおり、新馬戦にも多数出走しますので明3歳馬に期待しています。期待馬は最後に紹介したいと思います。

アストン・マーティンの現在のエンブレム

アストン・マーティンのロードカーのタイムライン(歴代車種)

 過去2年10ヵ月に渡り蒐集したモデルカーを色々な切り口で紹介して来ましたが、今回から名門スポーツカーの歴史を時代毎のモデルで紹介して行きたいと思います。上の表はWikipediaに掲載のアストン・マーティンのロードカーの歴代のモデルの推移です。やはり始まりは一番好きなアストン・マーティンから始めます。アストン・マーティンは、1913年創業ですので今年で創業111年のイギリスを代表する名門スポーツカーメーカーです。1913年にロバート・バムフォードとライオネル・マーティンがレーシングドライバーのズボロスキー伯爵をパトロンとして発足。1915年に「シンガー」を改造して製作された1号車が、「アストン・クリントンヒルクライムレース」で活躍した事から「アストン・マーティン」のブランド名が誕生。

アストン・マーティンの歴代 エンブレム

創業当初は「A」と「M」をモノグラム化した極めて簡素なものでした。創立後1920年に「スポーツ」がデビュー、この車でパトロンのズボロフスキー伯爵は数々のレースに参戦し1923年からいよいよ市販開始となりました。

スポーツ 1.5リッター(1920~1925年)のズボロフスキー伯爵 Wekipediaより

その後1924年にズボロフスキー伯爵がモンツァ・サーキットのレースで事故死、パトロンを失った会社は倒産。1926年にイタリア系エンジニアでありアストン・レーシングチームのワークスドライバーでもあったアウグストゥス・ベルテッリが経営権を握ると当時としては先進的な直列4気筒SOHC・3ベアリング、1,494cc、56HPのエンジンを搭載したビンテージ期の1.5リッター級としては世界最高のスポーツカー、インターナショナル、ル・マンを発売しました。

アストン・マーティン インターナショナル Wekipediaより(以下同様です)

アストン・マーティン ル・マン

これらのデザインは、ベルテッリの弟、エンリコ・ベルテッリが担当しこの時期の小型スポーツカーとしては出色の美しさを備えていたと評価されています。そしてインターナショナルが1931年のル・マンでクラス優勝と総合5位の好成績を収めそのコンペティション・バージョンが「ル・マン」です。このル・マンが1932年のル・マンでも総合5位と7位を獲得しました。そしてこのベルテッリ兄弟の最高傑作が、レーシングカーから発生したアストン・マーティン・アルスターです。

アストン・マーティン アルスター 1932年

アストン・マーティン アルスター 1935年ル・マン総合8位 №33 MCM完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 操縦席

アストン・マーティン アルスター 1935年 ル・マン 総合3位 緑龍館HPより

当時の英国車はナショナル・カラーのブリティッシュ・レーシング・グリーンでレースに参戦していましたが1935年のル・マンで最先着のアルスターは上の写真の№29です。これには裏話が有ります。前年の1934年にインターナショナルとル・マンに続きMkⅡでル・マンに参戦も全車リタイアに終わりベルテッリは妻の助言で験(げん)を担ぎダークレッドに変えた所、北アイルランドのアルスターで行われたRACツーリング・トロフィー(TTレース)で1位、2位、3位でフィニッシュしチーム優勝。この成功を記念して「アルスター」の名を冠した市販車を発表したそうです。アルスターの仕様は、全長3,987mm、直列4気筒SOHC、1,494cc、85HP、車体重量1,040Kg,最高速度164km/hと言われています。最後に最初に紹介の歴代のエンブレムですが、上のル・マン迄はASTON MARTINの文字をモノグラム化していますがアルスターからは最初の写真の現在のエンブレムに共通する翼の図形化したものになっています。この翼は古代エジプトで再生や復活を象徴する聖なる甲虫として崇拝された「スカラベ」の羽をモチーフにしたものです。以上で戦前のモデルの紹介を終わります。最後の最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。やはり今週も昨年の2歳馬で1月から明3歳馬と呼ばれる馬達に期待馬多しです!!3歳重賞ではシンザン記念のランザロープス(3歳牝馬)、3歳牝馬重賞フェアリーステークスジークルーネ、3歳特別のシンドリームシン、3歳新馬ジャスティンライズ、オーサムピクチャ、スティンガーグラス、アンゴラブラック、ルージュアイトーン、ベルブリエ、ゼンダンキズナ、3歳未勝利のセレブレイトエール、ルージュアベリア、カラオブジアース、ホークフィールド、古馬特別のセファーラジエル、ジューンアヲニヨシ、グリューヴルム、ローズボウル、ロードトラスト、障害特別のテイエムタツマキ、以上の馬に期待しています。

 

番外編③:有馬記念は、武豊騎手のドウデュースが勝利!! そして今日、今年最後の2歳G1ホープフルステークスです!!

12月24日(日)クリスマス・イブの第68回有馬記念ドウデュースと武騎手(一番左) 

上の画像は、12月24日(日)に開催の有馬記念のゴール前の写真です。一番右が、勝利したドウデュース(4歳牡馬:2022年日本ダービー馬)と武騎手、真ん中が2着のスターズオンアース(4歳牝馬:2022年の桜花賞オークスの2冠牝馬)とルメール騎手、そして左が3着のタイトルホルダー(5歳牡馬:2021年の菊花賞、2022年の天皇賞・春宝塚記念のG1・3勝馬)と横山(和)騎手です。この勝利で武騎手は、G1レースの最高齢勝利騎手となり更にG1レースの勝利が81勝と自身の最多勝記録を更新しました。因みにドウデゥースの父は、ハーツクライでスターズオンアース、タイトルホルダーの父はデゥラメンテでこの結果、種牡馬ランキングも大きく変動しました。有馬記念の1着は5億円、2着は2億円、3着は1億3,000万円でデゥラメンテは、ロードカナロアを抜き種牡馬ランッキングの首位となり、年間のリーディングサイアーをほぼ確定しました。更にハーツクライも5位⇒3位に、過去11年間連続のリーディングサイアーディープインパクトは、有馬記念で4着、5着となり1億2,500万を獲得し、ランキングも4位⇒3位となりましたが首位陥落となりました。一方、我がキズナは、期待のディープボンドがブービーとなり3位⇒5位となってしまいました。競馬は血統とロマンのスポーツとも呼ばれます。

2005年第50回の有馬記念 勝ったハーツクライと負けたディープインパクト

上の写真は2005年の有馬記念の勝ったハーツクライ(4歳牡馬)ルメール騎手と負けたディープインパクトの武騎手です。今年の有馬記念ではハーツクライの息子で武騎手が勝利、ルメール騎手を破った事になります。又2005年の有馬記念の敗戦はディープにとって国内での唯一の敗戦で有り、一方ルメール騎手にとってはこの有馬記念の勝利が、日本国内で最初のG1勝利となっています。

2013年第80回日本ダービーキズナエピファネイアの雄姿

上の写真は2013年の日本ダービーキズナが武騎手を背にエピファネイアの福永騎手を破った時のものです。この勝利は武騎手がケガからの長い不振より復活した勝利でした。又、今年の有馬記念は負傷して天皇賞・秋ジャパンカップともにドウデュースの乗れず今回の有馬記念の勝利が、復活の勝利でした。2歳種牡馬ランキングではキズナが同期のライバル、エピファネイアを抜き首位に躍進し、本日の2歳G1ホープフルステークスを迎えます。

先週のキズナっ仔は2歳新馬でスマートスピアが勝利、2歳未勝利でクイーンズウォークが勝利。更に新馬、未勝利でも2着に入着して首位を獲得しました。そして今日のJRA最終日の競馬で種牡馬ランキングも2歳種牡馬ランキングも決定です。今日の期待馬は多いです。2歳馬ではG1ホープフルステークスにセンチュリボンド、ショウナンラプンタ、サンライズジパング、インザモーメントの4頭が出走。特にセンチュリボンドとショウナンラプンタに期待しています。他には2歳未勝利のトラストボス、カイトグート、2歳条件のモンブランミノル、古馬の特別ではハピ、ルリアン、ホウオウルバン、エグランタイン、アネゴハダに期待しています。特にハピとエグランタインは、実力も有りますので確勝と行きたいものです。

メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑰日本の未掲載車&オープンカー・最終

 先週のキズナっ仔の成績です。2歳G1レース朝日杯フューチュリティステークスで唯一の牝馬タガノエルピーダが、5番人気で3着、ジュンテイクも11番人気ながらタガノエルピーダに頭差で4着と大健闘でした。更に2歳特別でシックスペンスが新馬から2連勝、ミラビリスマジックが新馬戦を、シンドリームシンが未勝利を快勝。エリカサファイアが未勝利3着、メイクユーマインが2着、ペンネヴェローチェが3着、ロードリレーションが4着と入賞し2歳種牡馬ランキングの首位エピファネイアに肉薄しました。古馬では特別レースでメイショウゲキリン2着、ヴァーサ4着でした。今週は今年最後の大レース有馬記念ですが、今週のキズナっ仔の期待馬と一緒に最後に紹介させて頂きます。モデルカーは、今日で日本のオープン・スポーツカーは最終となります。

1台目は、2002年にフェアレディZの5代目となるZ33のフェアレエディZで2005年にロードスターが追加されました。

フェアレディZ Z33型 ロードスター 2005年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

排気量が3,5リッターだった事から海外では350Zの名称で販売されたZ33型の仕様は、全長4,310mm、V型6気筒DOHC,3,498cc、280HPとなっています。2台目は2001年にトヨタソアラの4代目モデルとして発売され2005年にレクサス・ブランド開業により2代目のレクサスSCとなった車です。

レクサスSC430 2005年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

この車は自動開閉式のアルミ製ハードトップを持つクーペカブリオレで当時世界初の全ての駆動を電気モーターによって行うタイプで小型モーターを10個搭載していたそうです。仕様は、全長4,535mm、V型8気筒、4,3リッター、280HPです。
日本のオープンカーの最後は、やはり2005年に発売されたマツダ・ロードスターの3代目で2代目が、初代のユーノス・ロードスターの基本コンポーネントをほぼ継承したのに対してプラットフォームから一新し全幅が1,720mmとなり5ナンバーから歴代初の3ナンバー車となりました。

マツダ・ロードスター NC系 2005年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

デザインは、2代目の曲線を使った抑揚の有るデザインから初代の様なフラットなラインを使用したデザインに変更されました。仕様は、全長3,995mm、直列4気筒DOHC、170HPとなり、2005-2006年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。これで日本のオープンカーは最終となり、本来、次回からポルシェのオープンカーの予定でしたが、台数も多く未だ未整理の為、年明けからは車種別の歴代モデルを紹介して行きたいと思います。最初はやはりアストン・マーティンにします。
 今週の競馬は、今年最後の大一番、第68回有馬記念が開催されます。現役最強馬だったイクイノックスは引退しましたが、G1、3勝のタイトルホルダー、3世代のダービー馬シャフリヤール、ドウデュース、タスティエーラ、昨年の二冠牝馬スターズオンアース、今年の天皇賞・春勝馬ジャスティンパレス、今年の皐月賞馬ソールオリエンス、そしてG1の2着4回のキズナっ仔ディープボンドとなかなか目移りのするメンバーが揃いました。この中では実績では見劣りしますし、人気も無いと思いますが一昨年のこのレースの2着の有るディープボンドの一発に期待です。それ以外のレースのキズナっ仔の期待馬はやはり2歳馬が多くなっています。2歳新馬のホークフィールド、アンジョルラス、グーヴェルナイユ、リアリータイト、スマートピア、2歳未勝利のネバーモア、サマーアゲイン、フローラルセント、クイーンズウォーク、ゴールドスター、ツリーフロッグ。古馬の断然の期待馬は特別レースのリビアングラスで他には中山大障害(G1)のネビーイーム、阪神カップのダディーズビビッド、やはり特別レースのグランベルナデット、アサカラキングです。今年も12月28日に2歳G1のホープフルステークスにも数頭期待馬がいますが、有馬記念後に又ブログを掲載したいと思っています。いずれにしても記憶に残る有馬記念と期待しています。

 

 

 

 

 

ミニチュアアート展2023&メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑯日本の未掲載車&オープンカー②

先週の日曜日に家族と銀座にミニチュアアート展2023を身に行って来ました。

ミニチュアアート展2023_銀座

miniatureart.ciao.jp

元々おまけ付グリコの時代からミニチュアは好きでモデルカーや蒐集していた食玩についてはこのブログ紹介しましたが、ミニチュアアート展の展示は、その小ささと精巧さで私に取って驚きと感動の一日でした。銀座会場の展示会は12月9~10日で終了しましたがオンライン会場は17日迄開催中ですので興味の有る方は上のURLを開いて頂ければと思います。この話題は尽きませんので改めて紹介させて頂きます。

 恒例の先週のキズナっ仔の成績です。2歳特別のヒロノラメールは10番人気で2着、2歳新馬はやや期待はずれでルージュピルエットの4着が唯一の入着、2歳未勝利ではヴィレムが1着、ネヴァーモア2着、サマーアゲインが4着でした。古馬では条件戦のローズボウルが、8番人気で1着、アサカラキングが3番人気で1着、アリスヴェリテが1番人気で2着でした。今週は重賞に出走馬がいますが最後にご紹介します。

 日本のオープンカーの②の最初は、今でも名車と呼ばれ実は若い時には定年後乗ってみたいとも思っていた初代のユーノス・ロードスターです。1989年に発売され1998年迄約10年年間に世界で約43万台も販売された車です。

ユーノス・ロードスター Vスペシャル 1996年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

一番好きだったのが1993年にマイナーチェンジされたVスペシャルでブリティッシュ・レーシング・グリーンの車体にタンカラーの幌が装備されていました。

ユーノス・ロードスター 1989年 メイクアップ完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

解発のベンチマークは、英国のMGと言われ開発スタッフが、「MGの様なライトウェイトスポーツカーが有れば良いね」との話からスタートした様です。初期の車の仕様は、全長3,970mm、直列4気筒DOHC,1,597cc、120HPと言われデザインのモチーフには「日本の伝統」を記号化したものが多く用いられています。

2台目はトヨタ・MR-Sです。1999年に発売され2007年迄生産されました。

トヨタ MR-S 1999年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

この車はMR2の後継車で既存のヴィッツの基本コンポーネントを流用し、軽量化による運動性の良さを追求し、運転を楽しめるライトウェイトスポーツカーを狙いました。仕様は、全長3,895mm、直列4気筒、1,8リッター、140HPです。

3台目は、本田技研工業の創立50周年企画として1998年に発表され1999年4月に発売されたホンダとしてはS800依頼28年ぶりのFRスポーツカーのホンダS2000です。オープンカーでありながらクローズドボディと同等の剛性確保です。

ホンダ S2000 1999年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

仕様は全長4,135mm、直列4気筒DOHC、VTEC,1,997cc、250HPと当時の高級スポーツカーとして欧州車と比べても遜色の無いスペックとなっています。今週の競馬も始まりそうですので今週はこれ迄にします。

 今週のキズナっ仔の期待馬です。2歳G1朝日杯フューチュリティステークス牝馬として只1頭、先週の阪神JFを抽選除外のタガノエルピーダとジューンテイクが出走です。共に余り人気は有りませんが密かに期待しています。2歳馬では2歳特別に新馬戦快勝以来のシックスペンス、2歳新馬にミラビリスマジック、未勝利にエリカサファイア、メイクユーマイン、チェリアーナ、ロードリレーション、ペンナヴェローチェ、シンドリームシン、古馬特別にレプンカムイ、フラーズダルム、メイショウゲキリン、イティネラートル、ヴァーサ、条件戦にイエヴァンポルッカ、アスクドリームモア、フルールの各馬に期待です。来週はいよいよ有馬記念です!!