名門スポーツカーメーカーの歴代モデル：１章　名門アストン・マーティン　創業１１１年の軌跡⑯：ＤＢ９＆ＤＢＲ９

まずは先週のキズナっ仔の成績から。福島牝馬ステークスのグランベルナデットは、落馬事故に巻き込まれ大きな不利を受けて１１着と敗れ、マイラーズカップのボルザコフスキーは、９着でした。やはり重賞では力不足かと思われます。それ以外では３歳馬の条件戦でアスクアイルビゼアが勝利、未勝利のロードリレーション、メイクユーマインが共に勝ち上がり、トラストボス３着、カラーオブジアース５着、アールアンドビー５着、古馬特別のメイショウゲキリン２着、条件戦のアウロス２着、ファームツェンティ５着と堅実な実績で種牡馬ランキング１位は死守しましたが、ロードカナロアもリステッドレースに勝利する等、健闘し差は縮まりました。今週も期待馬多数ですが、最後に紹介します。今日のモデルカーは、アストン・マーティンＤＢ７の後継車ＤＢ９です。ＤＢ７は、２００４年に生産中止となりＤＢ９は、２００３年のフランクフルトモーターショーで発表、２００４年から発売されました。

そこで疑問点ですが、何故ＤＢ８ではなかったのか？一説ではＤＢシリーズはＶ型１２気筒エンジン搭載がＶ型８気筒搭載と誤解されるからと言う説と当時アストン・マーティンはミッドシップスポーツカーを計画していた節があり、幻のミッドシップスポーツカーに名付けられたと言う説との事です。事の真偽ははっきりしません。ＤＢ９の仕様は、全長４，７１０ｃｃ、Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ、５，９３５ｃｃ、４５６ＨＰで２００５年からアストン・マーティン・レーシングは、ＤＢ９をベースとしたレーシングマシンＤＢＲ９でル・マン２４時間レース、ＦＩＡ・ＧＴ選手権に参戦します。

アストン・マーティンＤＢＲ９ＧＴ１　２００５年　ル・マン　ＧＴ１クラス３位　
プロドライブ　ＭＩＮＩＣＨＡＭＰＳ完成品

アストン・マーティンＤＢＲ９ＧＴ１　２００７年　ル・マン　ＧＴ１クラス優勝車
Ｓｐａｒｋ完成品

ＤＢＲ９の仕様は、Ｖ１２気筒ＤＯＨＣ、４８バルブ　自然吸気、６，０００ｃｃ、６２５ＨＰ、１，１７０Ｋｇです。２００７年のシーズンは、アストン・マーティン・レーシングに取って上のル・マン２４時間レースでのＧＴ１クラス優勝、３位、更に出走全てのマシンが完走と大きな成功を収めました。それを記念し２００８年に１２４台限定で発売したのがアストン・マーティンＤＢ９ＬＭ（ル・マン）です。

アストン・マーティンＤＢ９ＬＭ　サルトシルバー色（ル・マンのトラック名）実車写真

以上でＤＢ９＆ＤＢＲ９については終了します。最後は今週のキズナっ仔です。

２０２４年１月１４日日経新春杯（京都芝２４００ｍＧⅡ）で２着のサヴォーナ（牡４歳）

まず４月２８日（日）京都競馬場で行われる天皇賞・春（芝３２００m　ＧⅠ）に２０２１～２０２３年の３年間天皇賞・春で２着を続けているディープボンドと今年春の日経新春杯で２着惜敗のサヴォーナ、主戦場のダートから芝に転戦のハピの３頭が出走します。ディープボンドは、天皇賞・春への適性は高いものの流石に全盛期の力は無いと思われ、ハピは芝適性が未知数とやはり長距離適性の高く伸び盛りのサヴォーナに期待です。４月２７日（土）東京競馬場で行われる日本ダービーのトライアル青葉賞（芝２４００ｍ　ＧⅡ）にはシュバルツクーゲル、ショウナンラプンタ、フォスターボンドの３頭が出走します。２着迄が日本ダービーへの優先出走権を獲得します。

２０２３年１１月１８日東京スポーツ２歳ステークス（芝１８００ｍ）で２着の
シュバルツクーゲル

シュバルツクーゲルは、強敵相手に重賞レースで善戦、ショウナンラプンタは青葉賞と同じ芝２４００ｍのゆきやなぎ賞の勝馬と十分ライバル達と戦えると思います。キズナっ仔は既に日本ダービーに皐月賞馬ジャスティンミラノとスプリングステークス勝のシックスペンスの３戦無敗の２頭にサンライズジパングも出走権を獲得しており青葉賞で更に２頭に決めてほしいものです。又２７日の京都のユニコーンステークス（ダート１９００ｍ　ＧⅢ）に３／６抽選で出走可能となったカゼノランナー、サンライズソレイユが出走です。やや力不足の様ですがカゼノランアーは前走ダート未勝利を５馬身差で勝ち上がったおり未知の魅了有りです。更に３歳未勝利にベルブリエ、グーヴェルナイユ、ヘニーズネフュー、フローラルセント、ルージュルリアン、フェルテラゾー、ジェスティンライズ、エッカート、レッドラウル、フォティーゾが、古馬の特別にグリューグルム、ビジン、コイニョウボウ、メジェド、条件戦にヒシルリアン、サンマルリアンが出走です。３歳クラッシック路線ではライバル、ロードカナロアに対して圧倒的に優位な立場ですので今週から日本ダービーで大きく引き離してほしいと思っています。以上で本日は終わりとします。