上の画像は、12月24日(日)に開催の有馬記念のゴール前の写真です。一番右が、勝利したドウデュース(4歳牡馬:2022年日本ダービー馬)と武騎手、真ん中が2着のスターズオンアース(4歳牝馬:2022年の桜花賞・オークスの2冠牝馬)とルメール騎手、そして左が3着のタイトルホルダー(5歳牡馬:2021年の菊花賞、2022年の天皇賞・春、宝塚記念のG1・3勝馬)と横山(和)騎手です。この勝利で武騎手は、G1レースの最高齢勝利騎手となり更にG1レースの勝利が81勝と自身の最多勝記録を更新しました。因みにドウデゥースの父は、ハーツクライでスターズオンアース、タイトルホルダーの父はデゥラメンテでこの結果、種牡馬ランキングも大きく変動しました。有馬記念の1着は5億円、2着は2億円、3着は1億3,000万円でデゥラメンテは、ロードカナロアを抜き種牡馬ランッキングの首位となり、年間のリーディングサイアーをほぼ確定しました。更にハーツクライも5位⇒3位に、過去11年間連続のリーディングサイアーのディープインパクトは、有馬記念で4着、5着となり1億2,500万を獲得し、ランキングも4位⇒3位となりましたが首位陥落となりました。一方、我がキズナは、期待のディープボンドがブービーとなり3位⇒5位となってしまいました。競馬は血統とロマンのスポーツとも呼ばれます。
上の写真は2005年の有馬記念の勝ったハーツクライ(4歳牡馬)ルメール騎手と負けたディープインパクトの武騎手です。今年の有馬記念ではハーツクライの息子で武騎手が勝利、ルメール騎手を破った事になります。又2005年の有馬記念の敗戦はディープにとって国内での唯一の敗戦で有り、一方ルメール騎手にとってはこの有馬記念の勝利が、日本国内で最初のG1勝利となっています。
上の写真は2013年の日本ダービーでキズナが武騎手を背にエピファネイアの福永騎手を破った時のものです。この勝利は武騎手がケガからの長い不振より復活した勝利でした。又、今年の有馬記念は負傷して天皇賞・秋、ジャパンカップともにドウデュースの乗れず今回の有馬記念の勝利が、復活の勝利でした。2歳種牡馬ランキングではキズナが同期のライバル、エピファネイアを抜き首位に躍進し、本日の2歳G1ホープフルステークスを迎えます。
先週のキズナっ仔は2歳新馬でスマートスピアが勝利、2歳未勝利でクイーンズウォークが勝利。更に新馬、未勝利でも2着に入着して首位を獲得しました。そして今日のJRA最終日の競馬で種牡馬ランキングも2歳種牡馬ランキングも決定です。今日の期待馬は多いです。2歳馬ではG1ホープフルステークスにセンチュリボンド、ショウナンラプンタ、サンライズジパング、インザモーメントの4頭が出走。特にセンチュリボンドとショウナンラプンタに期待しています。他には2歳未勝利のトラストボス、カイトグート、2歳条件のモンブランミノル、古馬の特別ではハピ、ルリアン、ホウオウルバン、エグランタイン、アネゴハダに期待しています。特にハピとエグランタインは、実力も有りますので確勝と行きたいものです。