モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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番外編(競馬)①ついにキズナ産駒のクラッシック候補が2頭登場!!牡と牝の大物登場(ジャスティンミラノ&クイーンズウォーク

今年初の競馬番外編です。先週の競馬で期待通り土曜日のクイーンカップ(東京芝1600m)でクイーンウォークが4コーナー最後方から外を追い上げ父キズナに今年初めての重賞勝利をプレゼント。13頭の出走馬で唯一500kg超の馬体でTVでゴール後の後ろ姿の後肢(お尻)の盛り上がりが見て取れました。顔も引退したソングラインに似ており今年最初のクラッシックレース桜花賞の有力な候補に躍り出ました。因みに2着はエピファネイア産駒のアルセナールでした。

2月10日土曜日のクイーンカップ(3歳牝馬GⅢ)のクーンズウオークの雄姿

更に2月11日日曜日には過去の優勝馬三冠馬ミスターシービーナリタブライアンエルコンドルパサージャングルポケット、エフフォーリア等の多くのGⅠ勝馬を輩出している共同通信杯(東京芝1800m)でジャスティンミラノが昨年の2歳チャンピオンで朝日杯フューチュリティステークス(2歳GⅠ)の勝馬ジャンタルマンタルを1馬身1/2差で完封!!新馬から2戦2勝となり皐月賞の有力候補となりました。

2月11日(日)共同通信杯(3歳GⅢ)四肢を一杯に伸ばしゴールのジャスティンミラノ


今年のキズナの3歳馬には他にも2月3日(土)京都競馬場の3歳牝馬のリスティッドレース、エルフィンステークス勝利のライトバックがおります。

2月3日(土)京都競馬場 エルフィンステークス(L)に快勝のライトバック

又、2歳GⅠホープフルステークスで3着、年明けのリスティッドレース若駒ステークスディープインパクトの名を全国の知らしめた伝説のレース: 4コーナーを最後方で回り直線だけで2着に5馬身差を付けて飛んだといわれた!)を祖父ディープインパクトを彷彿とさせて追い込みで勝利のサンライズジパング。因みにサンライズジパングディープインパクトも鞍上は、レジェンド、武豊騎手です。

2005年1月22日の若駒ステークスでのディープインパクトの飛んだ姿

2024年1月22日(土)若駒ステークスを快勝のサンライズジパング

その他にも新馬・特別を2連勝のシックスペンス(3歳牡馬)、ミラビリスマジック(3歳牝馬)、東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GⅢ)2着のシュバルツクーゲル、新馬勝の後に特別2着惜敗の引退した世界ランキング1位のイクイノックスの半妹(母が同じ)のガルサブランカ等がクラッシックレースとそのトライアルレースに照準を当てています。今年の3歳世代のキズナ産駒でクラッシックレースの初制覇を願っています。重賞レースの結果が長くなりましたが、先週は3歳未勝利でサウンドアレグリアが勝利、古馬特別でコンクシェル、古馬条件戦でサルヴァトーレが共に3馬身差の快勝。期待馬以外では7歳牡馬のルリアンが初の障害レースで初勝利と計6勝を挙げ、一気にロードカナロアを抜き種牡馬ランキング1位となりました。このまま3歳馬の快進撃が続けば初の年間種牡馬ランキングの首位も夢ではないと思っています。先週はもう1つ嬉しい話が!!昨年11年間続けていた種牡馬ランキング1位から陥落したディープインパクトですが、今年に入って1ヵ月半経過した中でわずか1勝のみでしたが先週は2勝を挙げ、しかもその1勝が京都競馬場での重賞レース(GⅡ)京都記念でした。

2月11日(日)京都競馬場京都記念でのプラダリアの雄姿

ディープインパクトは、2019年に亡くなった為、昨年の3歳馬(英国ダービー馬オーギュストロダンを含め世界で登録は12頭)がラストプロップ(最後の世代)で4歳以上の現役馬の賞金が種牡馬ランキングの対象となる為、今年も厳しい状況です。因みに長く種牡馬界に君臨したディープの父馬サンデーサレンスとディープインパクト種牡馬成績を下に掲載しています。

サンデーサイレンス 1986年生 父Halo 14戦9勝 ケンタッキーダービープリークネスステークス、ブリーダーズCクラッシック等 G1レース6勝

サンデーサイレンス 青鹿毛 種牡馬実績1995-2007 没年2002年 16歳没

ディープインパクト 2002年生 父サンデーサイレンス 14戦12勝、皐月賞日本ダービー菊花賞天皇賞・春宝塚記念ジャパンC有馬記念G1レース7勝

ディープインパクト 鹿毛 種牡馬実績2012-継続 没年2019年  17歳没

サンデーサイレンス JRA通算勝利2,749勝、JRA重賞勝利311勝、海外重賞勝利15勝、JRAGⅠ勝利71勝、海外GⅠ勝利 3勝、JRA3歳クラシック23勝、英・仏・愛3歳クラッシック0勝、リーディングサイアー 13回

ディープインパクト JRA通算勝利2,767勝、JRA重賞勝利290勝、海外重賞勝利43勝、JRAGⅠ勝利72勝、海外GⅠ勝利29勝、JRA3歳クラシック24勝、英・仏・愛3歳クラッシック7勝、リーディングサイアー 11回 

ディープインパクト成績は2024年1月11日開催終了時点

通算勝利数、JRAGⅠ勝利数は父を超えましたがJRA重賞勝利数超えは非常に厳しくなりリーディングサイアー獲得回数の更新は無理となりました。しかしながらこの2頭の成績は前人未到の成績と思います。これで番外編(競馬)①は終わります。

追伸 キズナの写真も掲載します。親子3代を見比べて見て下さい。

キズナ 青鹿毛 生年 2010年 競走成績 14戦7勝 重賞5勝

競走成績は祖父、父に比べるべくもありません。G1の勝鞍は、2013年の第80回日本ダービー武豊騎手を背に勝っただけですが、他に勲章としては同年の凱旋門賞の前哨戦のニエル賞(パリ ロンシャン競馬場 芝2400m)で同じ年の英国のダービーステークス勝馬ルーラーオブザワールドを短頭差(日本では首差)で破った事です。馬体を見ますと父ディープよりも祖父サンデーサイレンスに毛色の青鹿毛も含め似ている様です。