モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

番外編:今週のジャパンカップは、イクイノックスvsリバティアイランドの世紀の一戦です!!

今年の天覧競馬 10月29日 天皇賞・秋の勝者 イクイノックスが天皇・皇后様に一礼

2023年3月26日ドバイシーマクラッシックのイクイノックスの雄姿

今年の三冠牝馬 リバティアイランドの4月9日 桜花賞の雄姿 

今週の日曜日11月26日、東京競馬場で第43回ジャパンカップ(国際G1 芝2400m)が開催されます。このレースに3月のドバイシーマクラッシック(国際G1 芝2400m)で世界の強豪を薙ぎ倒し世界ランキング№1の称号を獲得したイクイノックス(牡4歳)と圧倒的な強さで今年の牝馬三冠を獲得したリバティアイランド(牝3歳)の2頭が激突します。因みにイクイノックスはこれ迄9戦7勝2着2回(G1は、天皇賞・秋を連覇、有馬記念宝塚記念、ドバイシーマクラッシックの5勝でG1レース5連勝、皐月賞日本ダービーが2着)、一方リバティアイランドは6戦5勝2着1回(G1は、阪神ジュベナイルフィリーズ桜花賞オークス秋華賞、2着は2歳牝馬G3のアルテミスステークス)と共に未だ底を見せていないレースぶりです。今年のジャパンカップには昨年のジャパンカップ勝馬ヴェラアズール、昨年の2冠牝馬スターズオンアース、G1、3勝のタイトルホルダー、昨年のダービー馬ドウデュース、ドバイターフ(G1 芝1800m)とサウジカップ(G1 ダート1800m)の二刀流パンサラッサ等、綺羅星の如くG1ホースが出走します。大方の下馬評では前走の天皇賞・秋(東京 芝2000m)を1分55秒2の世界レコードで2馬身1/2で突き抜けたイクイノックス優位との評価ですが、ここで過去に記憶に残る2回のジャパンカップを思いだします。1回目が2012年の第32回ジャパンカップです。

2012年11月25日の第32回ジャパンカップのジェントルドンナとオルファーヴル

※上の写真では外のゼッケン17がオルフェーヴルで内がジェントルドンナです。

この年のジャパンカップにはこの年の三冠牝馬ジェントルドンナ(3歳牝馬)と前年の三冠馬でこの年の凱旋門賞でクビ差惜敗のオルフェーヴル(4歳牡馬)が直線300m馬体をぶつけ合いながら火の出る様なデットヒートの結果、ジェントルドンナが鼻差で勝利したレースでした。馬体のぶつけ合いで審議になり結果が出るのに30分以上かかった事を思い出してしまいます。因みにこの2頭、ジェントルドンナは生涯成績21戦10勝2着4回、着外2回(G1は7勝、牝馬3冠、ジャパンカップ2回、有馬記念、ドバイシーマクラック、2着は天皇賞・秋2回、ドバイシーマクラッシック)、オルフェーヴルは21戦12勝2着6回3着1回、着外2回(G1は6勝、皐月賞、ダービー、菊花賞の3冠、有馬記念2回、宝塚記念、2着は凱旋門賞2回、ジャパンカップ)と歴代賞金獲得ランキングで5位と6位に付けています。もう1レースが未だ記憶に新しい2020年11月29日の第40回ジャパンカップ三冠馬3頭の激突です。

第40回ジャパンC 1着アーモンドアイ、2着コントレイル、3着デアリングイタクト

※上の写真では真ん中の黒帽子がアーモンドアイ(牝馬3冠・5歳牝馬)、外の青帽子がコントレイル(三冠馬・4歳牡馬)、アーモンドアイの直ぐ内の赤帽子がデアリンングタクト(牝馬3冠・4歳牝馬)です。因みにこの勝利でアーモドアイは、史上G1最多勝(9勝)と歴代獲得賞金1位(19億1,526万円)となりました。アーモンドアイの生涯成績は15戦11勝、2着2回、3着1回、着外1回(G1は牝馬3冠、ジャパンカップ2回、天皇賞・秋2回、ヴィクトリアマイルドバイターフで9勝、2着は安田記念、3着も安田記念)、コントレイルは、11戦8勝、2着2回、3着1回(G1は皐月賞、ダービー、菊花賞ジャパンカップホープフルステークス2歳G1の5勝、2着はジャパンカップ天皇賞・秋、3着は大阪杯)、デアリングタクトは、13戦5勝、2着1回、3着3回、着外4回(G1は、牝馬三冠の桜花賞オークス秋華賞、3着はジャパンカップ宝塚記念、クイーンエリザベス2世カップ:香港G1)です。因みにコントレイルは獲得賞金歴代15位、デアリングタクトは牝馬三冠以降はケガも多く歴代上位には入っていません。牡馬と牝馬三冠馬対決では過去牝馬が優勢の様ですが、これは負担重量が牝馬に有利に働いているのかもしれません。イクイノックスは三冠馬では有りませんが現在の力は過去50年以上競馬を見て来た私にもひっとすると稀代の名馬ディープインパクトを凌駕するとも思え、又リバティアイランドの勝ち方もアーモンドアイにも匹敵するのではとの凄さです。又、イクイノックスがジャパンカップに勝利するとアーモンドアイを抜いて獲得賞金歴代1位に躍り出ます(今年からジャパンカップの優勝賞金は5億円に増額となりました)。この2頭の戦いは正に歴史に残るものになると期待しています。余り競馬に関心の無い方も必見です。

※モデルカーについては金曜日に掲載したいと思っています。