今年の重賞初勝利を期待されたキズナっ仔ですが、惜しくもG2日経新春杯では1馬身差の2着でした。勝ったのはキズナのライバル、エピファネイア産駒のブローザホーンでした。それでも期待馬に挙げたパラレルヴィジョンがリステッドレース(重賞に準ずる格の特別レース)に勝利、更にアネゴハダ、ミラビリスマジックも特別戦に勝利。3歳未勝利勝のコネッシオーネを含め4勝を挙げて先週重賞2勝で首位のエピファネイアに次ぎ種牡馬ランキング2位迄浮上しました。3歳馬が好調でこれからクラッシック(桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー)に向かい期待馬も控えていますので種牡馬ランキング首位を狙ってほしいものです。今週の期待馬は最後に紹介します。
今週のアストン・アーティンは、先週のDB2シリーズの後期型とレース専用マシンのDB3Sのモデルカーのご紹介です。1台目はDB2を2+2座席としてスペアタイア用のトランクリッドをバックドアとして1953年10月に発売したDB2/4です。この車は今日のハッチバック式スポーツクーペの元祖とも言うべき1台です。
DB2/4の仕様は、全長4,300mm、直列6気筒DOHC、2,992cc、140HP、車体重量1,180kg、最高速度193km/hと言われており生産台数は764台との事です。2台目は1957年に登場したDBマークⅢ(通常は単にアストン・マーティン マークⅢと言われています)です。
アストン・マーティン マークⅢの仕様は、全長4,360mm、直列6気筒DOHC,2,922cc、162HP、車体重量1,271kg、最高速度188km/hで生産台数は551台と言われています。次に登場のアストン・マーティンDB3とDB3Sは、量産型の市販車では無くスポーツレーシングカーです。
アストン・マーティンDB3は、1951年~1953年にかけて合計10台製造され1~5号車がワークスカー、6~10号車が顧客に販売されました。上の2枚はワークスカー、下のクーペは顧客に販売された車の数台がクーペにされた様です。仕様と言っても一台一台違っている様ですが、1962年6月以降は、全長4,026mm、直列6気筒DOHC、2,992cc、163HPとなっている様です。更にDB3DSは、DB3の軽量バージョンで生産台数は31台、その内ワークスカーは11台です。
アストン・マーティンDB3Sのレースでの成績はDB3より遥に良く1953年にはツーリスト・トロフィーで1-2フィニッシュ、1955年にはル・マンで上の№23が2位、1956年にもル・マン上の№8で2位に入り1959年のDBR1でのル・マンの総合優勝への流れを作ったマシンでも有りました。本日はこれ迄にします。
今週のキズナっ仔の期待馬も多彩です。まずダートG3の重賞のキリンジ(4歳牡馬・名前が良いです!)、3歳の出世レース若駒ステークスのサンライズジパング、3歳新馬のタイセイシップ、マイバンドーム、ダノンピレネー(一番期待)、ショウナンハルク、サンライズソレイユ、3歳未勝利のキットハナガサク、フローラルセント、古馬特別のエグランタイン、グランベルナデット、コイニョウボウ、条件戦のアリスヴェリテ、障害未勝利のオールザワールド、ジロー、アスターディゴンの各馬です。土曜・日曜は天気が悪そうですが、無事に走ってほしいものです!!