モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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メーカー別・国別レーシングカー回顧:追録:➃レーシングカーに近いロードカーの車たち:ドイツ③シルバーな車達

 恒例の先週のキズナっ仔の成績です。出走馬も少なかったのですが、成績も今一つで目ぼしい成績としては2歳新馬でジューンテイクが勝利。アサカラキング5着、ニューノーマル2着、ジェルジェ4着、コイニョウボウ3着ぐらいでした。只唯一の勝利が2歳新馬であった様に今年の2歳馬は好調な出足で既に3勝しています。来年こそ桜花賞皐月賞オークス、ダービー等のクラッシック・レースを盛り上げてほしいものです。今週の期待馬は最後に紹介させて頂きます。

 1960年代のレーシングカーは、国別に出走車の色が決められており、ナショナル・カラーと呼ばれていました。今でもドイツ車にはシルバーが定番ですが、ドイツのナショナル・カラーがシルバーです。今回はシルバーの車達を紹介します。1台目は、1967年にフェルディナンド・ピエヒ自身が開発したGTレースの最初の成功例のポルシェ911Rです。911Sのスチール製ボディにファイバーグラス製のボンネット、ドア、バンパーそしてプラスチック製の窓に交換され軽量化が図られました。

ポルシェ911R 1967年 櫂出版 完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

生産台数はプロトタイプ4台、市販車20台でカレラ6の水平6気筒エンジンを搭載し、出力は230HPと言われています。2台目は、1973年発表の通称「マルニターボ」と呼ばれたBMW2002ターボです。世界初のターボチャージャー搭載です。

BMW2002ターボ 1974年 AUTO hebdo 完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

仕様は、水冷直列4気筒SOHC、1,990cc、170HPと言われています。3台目は同じくBMWのM3(初代 E30系)で1985年発表されたグループAのホモロゲーション取得を狙ったスポーツセダンでレース界の血統が息づく車です。

BMW M3(E30)1985年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

仕様は、全長4,360mm、直列4気筒DOHC、2,302cc、200HPです。この車は欧州や日本でサーキット、ラリーで多くのタイトルを獲得しました。
4台目もBMWのM3(2代目 E36系)GTRで1993年発売されました。

BMW M3 GTR (E36系)1993年 京商&MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

仕様は、直列6気筒DOHC,3,201cc、と言われています。本日の最後は、1995年のポルシェ911GT2・Evoです。この車は911GT1が登場する迄の間GT1クラスに挑戦したマシンとして有名です。

ポルシェ911GT2 Evo 1995年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

このマシンは、911の993型をベースに開発されましたが当時はマクラーレンF1GTRと言う最強の敵が存在し、目立った成果はあげられませんでした。本日はこれまでに致します。最後に今週のキズナっ仔の期待馬を紹介致します。今年初めての2歳の重賞レース函館2歳ステークス(G3)にルージュレベッカ(2歳牝馬)が出走します。時計的に目立つ成績では無く人気もありませんが馬場の悪化を味方に出来ないかと期待しています。日曜日の函館記念古馬G3)にはローゼライト(5歳牝馬)が出走します。こちらも人気薄です。特別レースの期待馬は、フェステスバント、コンクシェル、ショウサンキズナ、シンシアウイッシュ、サヴォーナ、アイスリアン、スマートリアン、障害オープンのダンツキタイ、条件戦のバトルキャット、アスクドリームモア、未勝利のサンマルリアン、トロピカルライト、サンバデルンバ、アルマアル、障害未勝利のサイードと期待馬多数です。キズナっ仔の根性で頑張ってほしいものです。