モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡⑫:V8&ボルザコフスキー

3月24日 阪神競馬場のリステッドレース 六甲ステークスに勝利の
ボルザコフスキー騎乗の吉村誠之助騎手

先週もキズナっ仔は頑張りました。但し期待馬として挙げた馬の成績は両極端でダート重賞マーチステークスキリンジは11着、3歳特別のサンライズソレイユ5着、センチュリボンド10着、サウンドアレグリア6着、3歳未勝利ではゴールドスターとシャンパンホップ、ホークフィールドは快勝、ルージュリアン5着、マイネルオデーサ4着もそれ以外は惨敗でした。又期待馬以外ではモアナフリューゲルが未勝利勝でした。古馬ではリステッドレースでボルザコフスキーが9番人気で鼻差の勝利、同じく特別レースで期待のアリスヴェリテは2着に健闘し期待馬以外のベリーヴィーナスが7番人気で勝利と重賞に複数の入着のロードカナロアに少し差を詰められたもののランキング1位を死守しました。上の写真はボルザコフスキーで初勝利を挙げた今年デビューの新人ジョッキーの吉村誠之助騎手と左は公営競馬の現役ジョッキーの父親の姿です。今週のアストン・マーティンは、DBSの後継モデルのV8です。デヴィッド・ブラウンが経営権を失って以降の為、DBの冠はありませんが、基本設計は旧DBシリーズの直系です。1972年から1989年迄シリーズ1~シリーズ5迄の5モデルが存在します。

アストン・マーティン V8 1973年 SMTS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンV8シリーズ4 1978年オスカーインディア Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

アストン・マーティンV8 ヴァンテージ 1977年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

007ボンドカー 1987年公開の「リビング・デイライツ」のV8

上の写真は、4代目ボンドのティモシー・ダルトン主演の「リビング・デイライツ」のV8ヴァンテージで分かりにくいですが、ドアの下に雪上走行用のソリを架装している等、初代のDB5にも負けない位に秘密兵器満載のボンドカーになっています。

アストン・マーティン V8 ヴォランテ MINICHAMPS完成品

アストン・マーティン V8 ヴォランテ プリンス・オブ・ウェールズ SMTS完成品

V8シリーズについてはモデルカーの購入リストに実車の生産年の記載が無いモデルカーも有り、Wikipediaで検索してもシリーズ1~シリーズ5迄のモデルの写真も少ない為、上に掲載のモデルカーも生産年は正確には分かっていません。ただV8の初期のモデルは、DBSのデザインを踏襲しておりボンネットのエアインテークが開いていますが、後期型では塞がれており、更に後期型ではヘッドライトの内側にフォグランプが付いている点で判断出来る様です。V8の仕様は、全長4,590mm、水冷90度V型8気筒DOHC,5,340cc、305HPで1977年に追加発売されたV8ヴァンテージの最終型は430HPに達していました。尚V8ヴァンテージは0~60mph(約96km/h)加速で当時のファラーリ・デイトナを凌駕し、最高速度274km/hに達した為「英国初のスーパーカー」とも言われていたとの事です。以上でアストン・マーティンV8シリーズは終わりとします。最後に恒例の今週のキズナっ仔の期待馬です。日曜日の阪神のGⅠレース大阪杯には出走馬はいませんが、土曜の中山の芝1600mのGⅢ重賞ダービー卿チャレンジトロフィーに連勝中のパラレルヴィジョンが出走です。金曜日の雨で朝一番の中山競馬場は重馬場の様ですが、晴天と21度超えの気温で出来るだけ馬場が良くなってくれる事を願っています。土曜日の出走馬は多く期待馬も多くなっています。3歳特別・山吹賞のシャンパンマーク、ロードアフェット、同じくアザレア賞のモンブランミノル、インザモーメント、3歳未勝利のベルブリエ、アンゴラブラック、クーアフュルスト、フローラルセント、障害オープンにオールザワールド、サイード、タマモワカムシャ、古馬特別にワンダーカタリナ、マテンロウボンド、古馬条件にダイシンビヨンド。そして日曜は出走馬は少ないですが特別にイティネラートル、3歳未勝利にキットハナガサク、スズノアイスマン、アスタラビスタ、メイクユーマインです。日曜の大阪杯にはディープ産駒は2頭プラダリア、キラーアビリティ出走しますが、もっと興味深いのは、今晩ドバイで行われるレースです。

2023年11月4日 ブリーダーズCターフに勝利のオーギュストロダン

毎年この時期に中東のドバイで行われるドバイ・ワールドカップデーには日本からも多数の馬が参戦していますが、昨年イクイノックスが楽勝し世界ランキング№1に上り詰めたドバイシーマクラッシクに今年はディープ産駒の最終世代でしかも昨年の本場の英国ダービー、アイルランドダービー等GⅠレース5勝のオーギュストロダンが昨年末に予定していた引退を撤回し挑戦して来ています。シーマクラッシックには日本馬も昨年の三冠牝馬リバティアイランド、一昨年の2冠牝馬スタズオンアース、そしてディープ産駒で3年前の日本ダービー馬シャフリヤール、昨年の天皇賞・春勝馬ジャスティンパレスが参戦します。レースは、ドバイ・ワールドカップドバイ・ターフ等国内の大阪杯にも負けないメンバーですが、何と言ってもシーマクラッシックが最大の注目です。グリーンチャンネルで放送されますので興味の有る方は是非ご覧下さい。