モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡②:デヴィッド・ブラウン時代の到来

 2024年も波乱の幕開けで1月1日には能登沖地震が発生!!未だに行方不明者の捜索が続いていますがこの寒さの中では。2日には海上保安庁能登沖地震の被災地への救援物資の輸送予定の飛行機が日航機と衝突してやはり死者が!!救いは、日航機の乗務員と乗客の迅速な避難で日航機には死者が出なかった事かと!!関東地区は関東大震災から101年目を迎え地震への備えを実感として進めるべきかと。2011年の東日本大震災後に防災用品リュックを購入し枕元に置いてはありますが、水や食料、カセットコンロ、簡易トイレ等の用意もしようと思っています。最初から暗い話題となりましたが、これから今年初めのキズナっ仔の成績を紹介します。期待している明3歳馬ではシンザン記念で唯一の牝馬ランザロープスが、牡馬に交じり10番人気で4着に入る健闘を!3歳新馬ではディープ産駒のG1馬ダノンファンタジーの半弟スティンガーグラスが勝利、アンゴラブラックが2着、3歳未勝利でもセレブレイトエールが勝利とこの2勝が年初での3日間開催の数少ない勝利となりました。古馬の期待馬では特別レースのローズボウルが3着、グリューヴルム4着、ロードトラスト4着、ジューンアヲニヨシ5着と入着はしたものの未勝利に終わりました。結果として種牡馬ランキングは、11位となっています。今週も出走馬も期待馬も多いですが、最後に紹介します。 アストン・マーティンの今回は、第二次世界大戦後、トラクター等の製造で財を成した実業家デヴィッド・ブラウンが経営権を取得して初のモデルがDB1です。

アストン・マーティン 2リッター スポーツ 1948年(後にDB1と呼ばれる)

デヴィッド・ブラウンの経営となって初の生産車である事から後年になって「DB1」と呼ばれる様になりました。生産台数はわずか15台と言われています。

アストン・マーティン DB1 1949年 ル・マン №29 pinko完成品 

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

1948年9月から1950年5月まで生産されたアストン・マーティン 2リッター スポーツは、デヴィッド・ブラウンが、経営して初の生産車である事から後に「DB1」と呼ばれる様になりました。実は、アストン・マーティンは、デヴィッド・ブラウンがイギリスの2つの会社アストン・マーティン社とラゴンダ社を買収しその2つの会社の技術を結集して製造した車で初代モデルのDB1に初めて用いられた3分割式のフロントグリルは、今日までアストン・マーティン車のアイデンティティとなっています。DB1の仕様は、4気筒OHV、1,970cc、90HPで車体が軽量であった事も有り、最高速度は150km/hに達していたとの事です。第2世代は1950年5月から1959年7月迄生産されたアストン・マーティンDB2です。

アストン マーティン DB2 プロトタイプ 1949年 ル・マン Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上記のプロトタイプが1949年のル・マンに出走(結果は6周でリタイア)した後1950年のニューヨーク国際オートショーで市販モデルが初公開されました。

アストン マーティンDB2(初期型)1950年ル・マン 総合6位 Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

DB2にはウォルター・オーウェンベントレー設計のラゴンダ製のエンジンが搭載されました。仕様は全長4,130mm、直列6気筒DOHC、2,580cc、105HP、車体重量1,112kg、最高速度は188km/hとなっています。DB2は、1950年のル・マン24時間レースでクラス優勝を遂げ英国を代表するスポーツカーブランドとしてイメージは、このDB2によって確固たるものになりました。

アストン・マーティン DB2(後期型)ロードカー Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

DB2は合計411台作られ最初の49台は、上記の№19,№21の様に3分割のサイドグリル付のフロントグリルにボディサイドの四角い通気グリルが特徴でした。後期型では上のロードカーの様に一体形のフロントグリルになりました。

アストン・マーティン DB2(後期型)1952年 ル・マン Spark完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上記のマシンは、メルセデス・ベンツが300SLで1-2フィニッシュした1952年のル・マンで総合7位、3リッタークラスでは300SLの2台に次ぐ3位となったマシンで4基のSUキャブレターが装備していたと言われています。DB2の中でも初期の第1世代(1950-1953年)のモデルの紹介は以上となります。最後に恒例のキズナっ仔の今週の期待馬です。今週は、なんと言っても昨年の秋の菊花賞勝馬のドゥレッツア、2着のダービー馬タスティエーラ、3着の皐月賞馬ソールオリエンスに次ぎ3/4馬身差で4着のリビアングラス、更に鼻差で5着のサヴォーナの2頭が最も期待の馬達です。日曜日に京都で開催の芝2400mのG2レース日経新春杯に出走します。更に土曜日の小倉の愛知杯(G3)にはエニシノウタ、ローゼライト、フラーズダルムが出走です。どちらかのレースで父キズナに今年初の重賞レースをプレゼントしてほしいものです。他には3歳特別のミラビリスマジック、カイトグート、3歳新馬ダンデライオン、オーヴァーマスター、アイルドリアン、3歳未勝利のゴールドスター、ロードリレーション、アンジョルラス、ペンナヴェローチェ、ツリーフロッグ、コネッシオーネ、古馬特別のパラレルヴィジョン、モントブレッチャ、チュウワモーニング、アネゴハダ、プッシュオン、ニューノーマルと多士済々です。是非無事に走り頑張ってキズナ種牡馬ランキング上位に押し上げてほしいです。

名門スポーツカーメーカーの歴代モデル:1章 名門アストン・マーティン 創業111年の軌跡: 戦前の黎明期の名車

令和6年の幕開けです。新年早々、1月1日に能登半島地震、2日には日航機と海上保安庁の航空機の衝突と大災害が発生し不穏な年明けとなりました。能登半島地震の行方不明者の少しでも早い救出を祈るばかりです。12月28日のキズナっ仔の結果です。やはり2歳馬の活躍が顕著で2歳G1ホープフルステークスではサンライズジパングが、13番人気で3着に食い込み、2歳未勝利でカイトグートが、6番人気で勝利、2歳条件戦でモンブランミノルが6番人気で2着と人気薄で賞金を獲得しました。結果2歳種牡馬成績ではライバル、エピファネイアに完勝し、初の2歳リーディングサイアーとなりました。但し総合ランキングでは期待のハピが2着、エグランタインが4着と勝ちきれず、人気薄ボルザコフスキーが特別で11番人気で勝利するも父のディープインパクトを逆転できず4位で終了しました。今週は1月6日の東西の金杯から中央競馬はスタートします。土曜日の東西の金杯にはキズナっ仔は出走していませんが明3歳馬の重賞には出走馬がおり、新馬戦にも多数出走しますので明3歳馬に期待しています。期待馬は最後に紹介したいと思います。

アストン・マーティンの現在のエンブレム

アストン・マーティンのロードカーのタイムライン(歴代車種)

 過去2年10ヵ月に渡り蒐集したモデルカーを色々な切り口で紹介して来ましたが、今回から名門スポーツカーの歴史を時代毎のモデルで紹介して行きたいと思います。上の表はWikipediaに掲載のアストン・マーティンのロードカーの歴代のモデルの推移です。やはり始まりは一番好きなアストン・マーティンから始めます。アストン・マーティンは、1913年創業ですので今年で創業111年のイギリスを代表する名門スポーツカーメーカーです。1913年にロバート・バムフォードとライオネル・マーティンがレーシングドライバーのズボロスキー伯爵をパトロンとして発足。1915年に「シンガー」を改造して製作された1号車が、「アストン・クリントンヒルクライムレース」で活躍した事から「アストン・マーティン」のブランド名が誕生。

アストン・マーティンの歴代 エンブレム

創業当初は「A」と「M」をモノグラム化した極めて簡素なものでした。創立後1920年に「スポーツ」がデビュー、この車でパトロンのズボロフスキー伯爵は数々のレースに参戦し1923年からいよいよ市販開始となりました。

スポーツ 1.5リッター(1920~1925年)のズボロフスキー伯爵 Wekipediaより

その後1924年にズボロフスキー伯爵がモンツァ・サーキットのレースで事故死、パトロンを失った会社は倒産。1926年にイタリア系エンジニアでありアストン・レーシングチームのワークスドライバーでもあったアウグストゥス・ベルテッリが経営権を握ると当時としては先進的な直列4気筒SOHC・3ベアリング、1,494cc、56HPのエンジンを搭載したビンテージ期の1.5リッター級としては世界最高のスポーツカー、インターナショナル、ル・マンを発売しました。

アストン・マーティン インターナショナル Wekipediaより(以下同様です)

アストン・マーティン ル・マン

これらのデザインは、ベルテッリの弟、エンリコ・ベルテッリが担当しこの時期の小型スポーツカーとしては出色の美しさを備えていたと評価されています。そしてインターナショナルが1931年のル・マンでクラス優勝と総合5位の好成績を収めそのコンペティション・バージョンが「ル・マン」です。このル・マンが1932年のル・マンでも総合5位と7位を獲得しました。そしてこのベルテッリ兄弟の最高傑作が、レーシングカーから発生したアストン・マーティン・アルスターです。

アストン・マーティン アルスター 1932年

アストン・マーティン アルスター 1935年ル・マン総合8位 №33 MCM完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 操縦席

アストン・マーティン アルスター 1935年 ル・マン 総合3位 緑龍館HPより

当時の英国車はナショナル・カラーのブリティッシュ・レーシング・グリーンでレースに参戦していましたが1935年のル・マンで最先着のアルスターは上の写真の№29です。これには裏話が有ります。前年の1934年にインターナショナルとル・マンに続きMkⅡでル・マンに参戦も全車リタイアに終わりベルテッリは妻の助言で験(げん)を担ぎダークレッドに変えた所、北アイルランドのアルスターで行われたRACツーリング・トロフィー(TTレース)で1位、2位、3位でフィニッシュしチーム優勝。この成功を記念して「アルスター」の名を冠した市販車を発表したそうです。アルスターの仕様は、全長3,987mm、直列4気筒SOHC、1,494cc、85HP、車体重量1,040Kg,最高速度164km/hと言われています。最後に最初に紹介の歴代のエンブレムですが、上のル・マン迄はASTON MARTINの文字をモノグラム化していますがアルスターからは最初の写真の現在のエンブレムに共通する翼の図形化したものになっています。この翼は古代エジプトで再生や復活を象徴する聖なる甲虫として崇拝された「スカラベ」の羽をモチーフにしたものです。以上で戦前のモデルの紹介を終わります。最後の最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。やはり今週も昨年の2歳馬で1月から明3歳馬と呼ばれる馬達に期待馬多しです!!3歳重賞ではシンザン記念のランザロープス(3歳牝馬)、3歳牝馬重賞フェアリーステークスジークルーネ、3歳特別のシンドリームシン、3歳新馬ジャスティンライズ、オーサムピクチャ、スティンガーグラス、アンゴラブラック、ルージュアイトーン、ベルブリエ、ゼンダンキズナ、3歳未勝利のセレブレイトエール、ルージュアベリア、カラオブジアース、ホークフィールド、古馬特別のセファーラジエル、ジューンアヲニヨシ、グリューヴルム、ローズボウル、ロードトラスト、障害特別のテイエムタツマキ、以上の馬に期待しています。

 

番外編③:有馬記念は、武豊騎手のドウデュースが勝利!! そして今日、今年最後の2歳G1ホープフルステークスです!!

12月24日(日)クリスマス・イブの第68回有馬記念ドウデュースと武騎手(一番左) 

上の画像は、12月24日(日)に開催の有馬記念のゴール前の写真です。一番右が、勝利したドウデュース(4歳牡馬:2022年日本ダービー馬)と武騎手、真ん中が2着のスターズオンアース(4歳牝馬:2022年の桜花賞オークスの2冠牝馬)とルメール騎手、そして左が3着のタイトルホルダー(5歳牡馬:2021年の菊花賞、2022年の天皇賞・春宝塚記念のG1・3勝馬)と横山(和)騎手です。この勝利で武騎手は、G1レースの最高齢勝利騎手となり更にG1レースの勝利が81勝と自身の最多勝記録を更新しました。因みにドウデゥースの父は、ハーツクライでスターズオンアース、タイトルホルダーの父はデゥラメンテでこの結果、種牡馬ランキングも大きく変動しました。有馬記念の1着は5億円、2着は2億円、3着は1億3,000万円でデゥラメンテは、ロードカナロアを抜き種牡馬ランッキングの首位となり、年間のリーディングサイアーをほぼ確定しました。更にハーツクライも5位⇒3位に、過去11年間連続のリーディングサイアーディープインパクトは、有馬記念で4着、5着となり1億2,500万を獲得し、ランキングも4位⇒3位となりましたが首位陥落となりました。一方、我がキズナは、期待のディープボンドがブービーとなり3位⇒5位となってしまいました。競馬は血統とロマンのスポーツとも呼ばれます。

2005年第50回の有馬記念 勝ったハーツクライと負けたディープインパクト

上の写真は2005年の有馬記念の勝ったハーツクライ(4歳牡馬)ルメール騎手と負けたディープインパクトの武騎手です。今年の有馬記念ではハーツクライの息子で武騎手が勝利、ルメール騎手を破った事になります。又2005年の有馬記念の敗戦はディープにとって国内での唯一の敗戦で有り、一方ルメール騎手にとってはこの有馬記念の勝利が、日本国内で最初のG1勝利となっています。

2013年第80回日本ダービーキズナエピファネイアの雄姿

上の写真は2013年の日本ダービーキズナが武騎手を背にエピファネイアの福永騎手を破った時のものです。この勝利は武騎手がケガからの長い不振より復活した勝利でした。又、今年の有馬記念は負傷して天皇賞・秋ジャパンカップともにドウデュースの乗れず今回の有馬記念の勝利が、復活の勝利でした。2歳種牡馬ランキングではキズナが同期のライバル、エピファネイアを抜き首位に躍進し、本日の2歳G1ホープフルステークスを迎えます。

先週のキズナっ仔は2歳新馬でスマートスピアが勝利、2歳未勝利でクイーンズウォークが勝利。更に新馬、未勝利でも2着に入着して首位を獲得しました。そして今日のJRA最終日の競馬で種牡馬ランキングも2歳種牡馬ランキングも決定です。今日の期待馬は多いです。2歳馬ではG1ホープフルステークスにセンチュリボンド、ショウナンラプンタ、サンライズジパング、インザモーメントの4頭が出走。特にセンチュリボンドとショウナンラプンタに期待しています。他には2歳未勝利のトラストボス、カイトグート、2歳条件のモンブランミノル、古馬の特別ではハピ、ルリアン、ホウオウルバン、エグランタイン、アネゴハダに期待しています。特にハピとエグランタインは、実力も有りますので確勝と行きたいものです。

メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑰日本の未掲載車&オープンカー・最終

 先週のキズナっ仔の成績です。2歳G1レース朝日杯フューチュリティステークスで唯一の牝馬タガノエルピーダが、5番人気で3着、ジュンテイクも11番人気ながらタガノエルピーダに頭差で4着と大健闘でした。更に2歳特別でシックスペンスが新馬から2連勝、ミラビリスマジックが新馬戦を、シンドリームシンが未勝利を快勝。エリカサファイアが未勝利3着、メイクユーマインが2着、ペンネヴェローチェが3着、ロードリレーションが4着と入賞し2歳種牡馬ランキングの首位エピファネイアに肉薄しました。古馬では特別レースでメイショウゲキリン2着、ヴァーサ4着でした。今週は今年最後の大レース有馬記念ですが、今週のキズナっ仔の期待馬と一緒に最後に紹介させて頂きます。モデルカーは、今日で日本のオープン・スポーツカーは最終となります。

1台目は、2002年にフェアレディZの5代目となるZ33のフェアレエディZで2005年にロードスターが追加されました。

フェアレディZ Z33型 ロードスター 2005年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

排気量が3,5リッターだった事から海外では350Zの名称で販売されたZ33型の仕様は、全長4,310mm、V型6気筒DOHC,3,498cc、280HPとなっています。2台目は2001年にトヨタソアラの4代目モデルとして発売され2005年にレクサス・ブランド開業により2代目のレクサスSCとなった車です。

レクサスSC430 2005年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

この車は自動開閉式のアルミ製ハードトップを持つクーペカブリオレで当時世界初の全ての駆動を電気モーターによって行うタイプで小型モーターを10個搭載していたそうです。仕様は、全長4,535mm、V型8気筒、4,3リッター、280HPです。
日本のオープンカーの最後は、やはり2005年に発売されたマツダ・ロードスターの3代目で2代目が、初代のユーノス・ロードスターの基本コンポーネントをほぼ継承したのに対してプラットフォームから一新し全幅が1,720mmとなり5ナンバーから歴代初の3ナンバー車となりました。

マツダ・ロードスター NC系 2005年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

デザインは、2代目の曲線を使った抑揚の有るデザインから初代の様なフラットなラインを使用したデザインに変更されました。仕様は、全長3,995mm、直列4気筒DOHC、170HPとなり、2005-2006年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。これで日本のオープンカーは最終となり、本来、次回からポルシェのオープンカーの予定でしたが、台数も多く未だ未整理の為、年明けからは車種別の歴代モデルを紹介して行きたいと思います。最初はやはりアストン・マーティンにします。
 今週の競馬は、今年最後の大一番、第68回有馬記念が開催されます。現役最強馬だったイクイノックスは引退しましたが、G1、3勝のタイトルホルダー、3世代のダービー馬シャフリヤール、ドウデュース、タスティエーラ、昨年の二冠牝馬スターズオンアース、今年の天皇賞・春勝馬ジャスティンパレス、今年の皐月賞馬ソールオリエンス、そしてG1の2着4回のキズナっ仔ディープボンドとなかなか目移りのするメンバーが揃いました。この中では実績では見劣りしますし、人気も無いと思いますが一昨年のこのレースの2着の有るディープボンドの一発に期待です。それ以外のレースのキズナっ仔の期待馬はやはり2歳馬が多くなっています。2歳新馬のホークフィールド、アンジョルラス、グーヴェルナイユ、リアリータイト、スマートピア、2歳未勝利のネバーモア、サマーアゲイン、フローラルセント、クイーンズウォーク、ゴールドスター、ツリーフロッグ。古馬の断然の期待馬は特別レースのリビアングラスで他には中山大障害(G1)のネビーイーム、阪神カップのダディーズビビッド、やはり特別レースのグランベルナデット、アサカラキングです。今年も12月28日に2歳G1のホープフルステークスにも数頭期待馬がいますが、有馬記念後に又ブログを掲載したいと思っています。いずれにしても記憶に残る有馬記念と期待しています。

 

 

 

 

 

ミニチュアアート展2023&メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑯日本の未掲載車&オープンカー②

先週の日曜日に家族と銀座にミニチュアアート展2023を身に行って来ました。

ミニチュアアート展2023_銀座

miniatureart.ciao.jp

元々おまけ付グリコの時代からミニチュアは好きでモデルカーや蒐集していた食玩についてはこのブログ紹介しましたが、ミニチュアアート展の展示は、その小ささと精巧さで私に取って驚きと感動の一日でした。銀座会場の展示会は12月9~10日で終了しましたがオンライン会場は17日迄開催中ですので興味の有る方は上のURLを開いて頂ければと思います。この話題は尽きませんので改めて紹介させて頂きます。

 恒例の先週のキズナっ仔の成績です。2歳特別のヒロノラメールは10番人気で2着、2歳新馬はやや期待はずれでルージュピルエットの4着が唯一の入着、2歳未勝利ではヴィレムが1着、ネヴァーモア2着、サマーアゲインが4着でした。古馬では条件戦のローズボウルが、8番人気で1着、アサカラキングが3番人気で1着、アリスヴェリテが1番人気で2着でした。今週は重賞に出走馬がいますが最後にご紹介します。

 日本のオープンカーの②の最初は、今でも名車と呼ばれ実は若い時には定年後乗ってみたいとも思っていた初代のユーノス・ロードスターです。1989年に発売され1998年迄約10年年間に世界で約43万台も販売された車です。

ユーノス・ロードスター Vスペシャル 1996年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

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一番好きだったのが1993年にマイナーチェンジされたVスペシャルでブリティッシュ・レーシング・グリーンの車体にタンカラーの幌が装備されていました。

ユーノス・ロードスター 1989年 メイクアップ完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

解発のベンチマークは、英国のMGと言われ開発スタッフが、「MGの様なライトウェイトスポーツカーが有れば良いね」との話からスタートした様です。初期の車の仕様は、全長3,970mm、直列4気筒DOHC,1,597cc、120HPと言われデザインのモチーフには「日本の伝統」を記号化したものが多く用いられています。

2台目はトヨタ・MR-Sです。1999年に発売され2007年迄生産されました。

トヨタ MR-S 1999年 EBBRO完成品

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この車はMR2の後継車で既存のヴィッツの基本コンポーネントを流用し、軽量化による運動性の良さを追求し、運転を楽しめるライトウェイトスポーツカーを狙いました。仕様は、全長3,895mm、直列4気筒、1,8リッター、140HPです。

3台目は、本田技研工業の創立50周年企画として1998年に発表され1999年4月に発売されたホンダとしてはS800依頼28年ぶりのFRスポーツカーのホンダS2000です。オープンカーでありながらクローズドボディと同等の剛性確保です。

ホンダ S2000 1999年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

仕様は全長4,135mm、直列4気筒DOHC、VTEC,1,997cc、250HPと当時の高級スポーツカーとして欧州車と比べても遜色の無いスペックとなっています。今週の競馬も始まりそうですので今週はこれ迄にします。

 今週のキズナっ仔の期待馬です。2歳G1朝日杯フューチュリティステークス牝馬として只1頭、先週の阪神JFを抽選除外のタガノエルピーダとジューンテイクが出走です。共に余り人気は有りませんが密かに期待しています。2歳馬では2歳特別に新馬戦快勝以来のシックスペンス、2歳新馬にミラビリスマジック、未勝利にエリカサファイア、メイクユーマイン、チェリアーナ、ロードリレーション、ペンナヴェローチェ、シンドリームシン、古馬特別にレプンカムイ、フラーズダルム、メイショウゲキリン、イティネラートル、ヴァーサ、条件戦にイエヴァンポルッカ、アスクドリームモア、フルールの各馬に期待です。来週はいよいよ有馬記念です!!

メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑮日本の未掲載車&オープンカー①

 まずは先週のキズナっ仔の成績から。先週も古馬は余り良い成績ではありません。ダートG1のチャンピオンズカップに出走のハギノアグレリアスは、直線伸びず6着。期待馬に挙げた他の馬もみな着外でした。救いはやはり2歳馬で2歳特別のジューンテイクが1着、2歳新馬モンブランミノルも1着で2歳馬の種牡馬ランキングは2位に上がりました。今週の期待馬は又最後に。今日のモデルカーは、日本のオープンカーを。1台目は、今でも人気の有るホンダ・S600です。1964年に発売されました。

ホンダ S600 1964年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

エスロク」の愛称で呼ばれたこの車は、オートバイメーカーでF1でも活躍していたホンダの技術を取り入れた2シーターの小型スポーツカーでチェーン駆動と後輪独立懸架を採用していました。仕様は、全長3,300mm、直列4気筒DOHC、606cc、57HPで最高速度は145km/hと言われていました。愛らしい外観で創業者の本田宗一郎氏のお気に入りでリアフェンダーの張り具合は芸者の臀部(おしり)をイメージしたとも言われており、生産台数も約1万台との事です。2台めは、1965年から発売されホンダのSシリーズの好敵手として並び称されたトヨタ・スポーツ800です。超軽量構造(580kg)と空気抵抗の少なさで非力ながら優れた性能を発揮した事で知られ、愛好者からは「ヨタハチ」の通称で呼ばれました。

トヨタ スポーツ 800 1965年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

当初「パブリカ・スポーツ」の名称で開発が進められ回流水槽で研究を重ね空気抵抗の低減を目指した結果、徹底して丸みを帯びたデザインになりオープンながら着脱式のトップを採用。この構造は後年ポルシェが「タツガトップ」と呼ばれる様になりましたが、「ヨタハチ」の方が採用は早かった様です。仕様は、全長3,580mm、空冷水平対向2気筒OHV、790cc、45HPとなっています。生産台数は3,131台との事でレース活動の中では1965年7月の船橋サーキットでの全日本自動車クラブ選手権レースでの浮谷東次郎氏の優勝が今でも語り草になっています。

トヨタ スポーツ 800 1965年船橋CCCレース №20 京商完成品

3台目は日産のブランドとして過去に存在したダットサンのフェアレディ2000(SR311型)です。この車は1965年発売のフェアレディ1600に追加される形で1967年3月に発売開始されました。

ダットサン フェアレディ2000 1967年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

フェアレディ2000の仕様は、全長3,910mm、直列4気筒SOHC,1,982cc、145HP,最高速度は205km/hで国産初の200km/hオーバーカーとなりました。本日の最後は、現在でも日本の生んだ最も優れたスポーツカーとして現在でも大人気の車で337台の生産台数で今では1億5,000万円前後で取引されています。更にそのオープンカーは、市販車では無く1967年制作の日本を舞台にした007シリーズ「007は二度死ぬ」のボンドカーとして特別制作されました。

トヨタ 2000GT ロードスター 1967年 メイクアップ完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

この映画では当初トヨタ2000GTの市販のクーペ版を使う予定でしたが、主演のショーン・コネリーの長身ではクーペ仕様は狭すぎて乗れない事が判明したからと言われています。本日はモデルカーについてはこれ迄と致します。

 今週のキズナっ仔の期待馬です。今週は2歳牝馬の№1を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われますが唯一出走予定のタガノエルピーダが4/8の抽選に外れた為、出走馬はいません。2歳馬の期待馬は2歳特別に出走のルージュレベッカ、ヒロノラメール、2歳新馬のルージュアベリア、グレーチスピリット、ルージュビルエット、セレブレイトエール、2歳未勝利のサマーアゲイン、ネバーモア、アスタラビスタ、ヴィレム、古馬特別のフルール、イフティファール、ホウオウルバン、アイスリアン、条件戦のローズボウル、アリスヴェリテ、アサカラキング、ドリアード、障害オープン戦のエターナルボンド、タマモワカムシャです。2歳馬も古馬も頑張れ!!

メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑭アメリカのアメリカの未掲載車&オープンカー②

先週の土曜日、ジャパンカップの前日11月25日にほぼ5年振りに東京競馬場に行って来ました。同じく4~5年振りに馬券も購入。キズナっ仔を中心に単勝(1着配当)と複勝(1~3着に配当)を買いましたが東京競馬場に到着した午前11時には馬券は販売済の京都競馬場の第3レースで2歳未勝利にジャスティンアースが勝利!なんとこの勝利が先週のキズナっ仔の唯一の勝利でした。結果から言いますと東京の第7レースで複勝を買っていた条件戦のトロピカルライトが目の前で直線大外から追い上げ4番手で入着したのが唯一のチャンスでそれ以外は全て惨敗。2歳重賞の京都2歳ステークスのギャンブルルームは2番人気で11着、ホウオウプロサンゲは4番人気で9着、カトレア賞(2歳特別)のサンライズジパングは、4番人気で15着と期待の2歳馬も惨敗でした。ただ良い天気で青い空と緑の芝生、ピカピカの馬をパドックで見て内馬場でラーメンフェスの北海道味噌ラーメンを啜り生ビールを1杯楽しい時間でした。日曜のジャパンカップは自宅でTV観戦。キズナっ仔は15頭出走して5頭が2着で連対率33%、イクイノックスの半妹のガルサブランカは、ルメール騎手を背にベゴニア賞で2着で今後に期待を持たせてくれました。競馬の話はこれ迄でモデルカーに移ります。

1台目は、シボレー・コルベットの3代目C3型、1968年~1982年です。

シボレー コルベット C3型 カブリオレ 1968年 Sun Star完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

シボレー マコシャーク(青鮫)1961年 C2&C3型の原型 コンセプトカー

シボレー マコシャークⅡ 1965年 コンセプト スタディ 実車

C3型はそのくびれたデザインから「コークボトル」の愛称が有りますが原型は1961年のマコシャークと1965年のショーカーのマコシャークⅡのデザインをほぼ踏襲しています。仕様は全長4,636mm、V型8気筒、5,358cc,304HPで1968年から1982年の長期に渡り販売されました。2代目が、1991年に発売されたクライスラー社のダッジ・ブランドのダッジ・バイパーRT/10です。

ダッジ・バイパー RT/10 1961年 MINICHAMPS完成品

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同上 リアスタイル

バイパーとはクサリヘビ科(日本ではマムシやハブが含まれる)の毒蛇の事でコルベットのライバルとして1960年代の名車シェルビー・コブラ(同じく毒蛇)を開発のベンチマークにしていたと言われています。仕様は、全長4,490mm、V型10気筒OHV、7.9リッター、400HPとなっています。3代目はフォード・マスタングの4代目で1994年から2005年迄販売されました。

フォード マスタング コンバーチブル 4代目 1994年 MINICHAMPS完成品

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4代目のマスタングは、デザインの細部に初代を意識した箇所が有り、曲線を多く取り入れています。仕様は、全長4,615mm、V型6気筒OHV、3,797cc,193HPで当時日本ではフォード・ジャパンで正規輸入され廉価グレードはトヨタセリカや日産シルビア並みの200万円台前半の価格で投入されたとの事です。最後は、シェルビー・アメリカンの車が2台となります。まずシェルビー・シリーズ1です。

シェルビー シリーズ1 1998年 京商完成品

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シェルビー・シリーズ1は、1998年~2005年販売されましたが、やはり往年の名車シェルビー・コブラを彷彿とさせるデザインとなっています。仕様は、全長4,292mm,V型8気筒どHCスーパーチャジャー、3,995cc,324HPでエンジンは、オールズモビル製を使っていました。最後が、2004年のデトロイトモーターショーで発表されたコンセプトカー「シェルビー コブラ」です。

フォード シェルビー コブラ コンセプト 2004年 MINICHAMPS完成品

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シェルビー・コブラ・コンセプトは、全長4,413mm、V型10気筒、6.4リッターで605HPを誇るスーパーカーですが、結局市販される事はありませんでした。

シェルビー・コブラ 427S/Cレーシング シルバー 京商完成品

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アメリカ車スーパーカーの一つの頂点がこのシェルビー・コブラ427S/Cと言えると思います。約70年前の車ですが、やはり魅了一杯の車です。仕様は、全長3、962mm,フォード製のV8型OHV、6,998cc,410HPで最高速度は266Km/hで今では2億円以上の高値で取引されているとの事です。

最後は、今週のキズナっ仔です。なんと言ってもダートG1レースのチャンピオンズカップに重賞勝馬のハギノアグレリアスが出走です。中京競馬場は得意ですし強敵は多いですが、キズナっ仔として初のダートG1勝馬になってほしいです。他には芝の3600mの重賞ステイヤーズステークスにセファーラジエル、特別にヴィンテージボンド、ミヤビマドンナ、障害重賞にサイード、そしてやはり期待の2歳馬では2歳特別にジューンテイク、新馬にベルウッドリアン、ギフテッドドリーム、コレギウム、モンブランミノル、レッドラウル、未勝利にロードリレーション、カイトグートに期待です。