モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑮日本の未掲載車&オープンカー①

 まずは先週のキズナっ仔の成績から。先週も古馬は余り良い成績ではありません。ダートG1のチャンピオンズカップに出走のハギノアグレリアスは、直線伸びず6着。期待馬に挙げた他の馬もみな着外でした。救いはやはり2歳馬で2歳特別のジューンテイクが1着、2歳新馬モンブランミノルも1着で2歳馬の種牡馬ランキングは2位に上がりました。今週の期待馬は又最後に。今日のモデルカーは、日本のオープンカーを。1台目は、今でも人気の有るホンダ・S600です。1964年に発売されました。

ホンダ S600 1964年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

エスロク」の愛称で呼ばれたこの車は、オートバイメーカーでF1でも活躍していたホンダの技術を取り入れた2シーターの小型スポーツカーでチェーン駆動と後輪独立懸架を採用していました。仕様は、全長3,300mm、直列4気筒DOHC、606cc、57HPで最高速度は145km/hと言われていました。愛らしい外観で創業者の本田宗一郎氏のお気に入りでリアフェンダーの張り具合は芸者の臀部(おしり)をイメージしたとも言われており、生産台数も約1万台との事です。2台めは、1965年から発売されホンダのSシリーズの好敵手として並び称されたトヨタ・スポーツ800です。超軽量構造(580kg)と空気抵抗の少なさで非力ながら優れた性能を発揮した事で知られ、愛好者からは「ヨタハチ」の通称で呼ばれました。

トヨタ スポーツ 800 1965年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

当初「パブリカ・スポーツ」の名称で開発が進められ回流水槽で研究を重ね空気抵抗の低減を目指した結果、徹底して丸みを帯びたデザインになりオープンながら着脱式のトップを採用。この構造は後年ポルシェが「タツガトップ」と呼ばれる様になりましたが、「ヨタハチ」の方が採用は早かった様です。仕様は、全長3,580mm、空冷水平対向2気筒OHV、790cc、45HPとなっています。生産台数は3,131台との事でレース活動の中では1965年7月の船橋サーキットでの全日本自動車クラブ選手権レースでの浮谷東次郎氏の優勝が今でも語り草になっています。

トヨタ スポーツ 800 1965年船橋CCCレース №20 京商完成品

3台目は日産のブランドとして過去に存在したダットサンのフェアレディ2000(SR311型)です。この車は1965年発売のフェアレディ1600に追加される形で1967年3月に発売開始されました。

ダットサン フェアレディ2000 1967年 EBBRO完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

フェアレディ2000の仕様は、全長3,910mm、直列4気筒SOHC,1,982cc、145HP,最高速度は205km/hで国産初の200km/hオーバーカーとなりました。本日の最後は、現在でも日本の生んだ最も優れたスポーツカーとして現在でも大人気の車で337台の生産台数で今では1億5,000万円前後で取引されています。更にそのオープンカーは、市販車では無く1967年制作の日本を舞台にした007シリーズ「007は二度死ぬ」のボンドカーとして特別制作されました。

トヨタ 2000GT ロードスター 1967年 メイクアップ完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

この映画では当初トヨタ2000GTの市販のクーペ版を使う予定でしたが、主演のショーン・コネリーの長身ではクーペ仕様は狭すぎて乗れない事が判明したからと言われています。本日はモデルカーについてはこれ迄と致します。

 今週のキズナっ仔の期待馬です。今週は2歳牝馬の№1を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われますが唯一出走予定のタガノエルピーダが4/8の抽選に外れた為、出走馬はいません。2歳馬の期待馬は2歳特別に出走のルージュレベッカ、ヒロノラメール、2歳新馬のルージュアベリア、グレーチスピリット、ルージュビルエット、セレブレイトエール、2歳未勝利のサマーアゲイン、ネバーモア、アスタラビスタ、ヴィレム、古馬特別のフルール、イフティファール、ホウオウルバン、アイスリアン、条件戦のローズボウル、アリスヴェリテ、アサカラキング、ドリアード、障害オープン戦のエターナルボンド、タマモワカムシャです。2歳馬も古馬も頑張れ!!