先週の菊花賞は、ダービー馬、皐月賞馬を従えドゥラメンテ産駒のドゥレッツァが、５連勝で重賞初制覇をＧ１レースで果たしました。キズナっ仔はリビアングラスが、９番人気で４着、サヴォーナが、７番人気で５着と大健闘！！今後と来シーズンの重賞路線での活躍に期待が持てました。期待馬ではアームブランシュが特別レース、ロードトラストが条件戦、インザモーメントが未勝利を各々快勝。特別レースでホウオウプロサンゲが２着、フラーズダルム４着、ショウナンアレクサ３着、ヴァーサが３着、２歳新馬ではフォスターボンド２着、ヘニーズネフュー４着と入賞し、獲得賞金は全種牡馬で２番目に多い１億３，１００万円を獲得。ランキング３位をしっかり死守でした。今週の期待馬は最後に紹介します。今日のモデルカーは、メルセデス・ベンツの３００ＳＬに続くＳＬクラスのオープンカーを時系列で紹介して行きます。ＳＬクラスの２代目は、コードＷ１１３で１９６３年のジュネーブ・モーターショーでデビューしました。
車体形状は、ロードスターに着脱可能なハードトップ（パゴタルーフ）の付いたクーペ（上のモデルカー）と実車写真の車体に収納される幌の付いたロードスターが有り、「パゴタ（仏塔）を意味しルーフの中央が左右より低い逆反り形状になっています。
２３０ＳＬの仕様は、全長４，２８５ｍｍ、機械式燃料噴射装置（ボッシュ製）付の直列６気筒ＳＯＨＣ，２，３０６ｃｃ、１５０ＨＰで最高速度は２００ｋｍ／ｈです。車の性格としてはスポーツ性の高い３００ＳＬよりもツーリングカー的な要素の高い１９０ＳＬに近いと言われていますが、当時のフェラーリ２５０ＧＴに近い実力です。次がコードＲ１０７の３代目ＳＬクラスで１９７１年に３５０ＳＬとして登場しました。
２代目のＷ１１３と同じく着脱可能なハードトップ（パゴタルーフ）を持つタイプと幌（ソフトトップ）のタイプの２種類が発売されました。更に４シータークーペとしてＳＬＣ（１０７）が追加されました。３５０ＳＬの仕様は、全長４，３８０ｍｍ、直列６気筒ＳＯＨＣ，３，４９９ｃｃ、２００ＨＰで最高速度は２１０Ｋｍ／ｈです。Ｒ１０７は、１９７１年～１９８９年の長きに渡り生産され総生産台数は２３７，０００台でその２／３はアメリカ西海岸で販売され３００ＳＬ時代のＳＬ（シュポルト・ライヒト）から「スポーツ・ラググジュアリー」に変わった事を意味しました。次が４代目のコードＲ１２９です。１８年ぶりにフルモデルチェンジして１９８９年デビューしました。最初に登場したのが５００ＳＬで幌に電動ソフトトップを採用するとともに車両の傾きを感知する乗客保護のロールオーバーが装備されました。下のモデルカーは、３２０ＳＬでハードトップが装着されています。発売年は不明です。
実はＳＬクラスは１９９４年にモデル名が変更になりそれ迄排気量を表す数字の後ろに付いていた「ＳＬ」が数字の前に付けられる様になりました。従って３２０ＳＬは１９９４年より前のモデルと思われます。次のモデルカーはＳＬ５００で１９９４年発売。
ＳＬ５００の仕様は、全長４，５００ｍｍ、Ｖ型８気筒ＤＯＨＣ、４，９６５ｃｃ、３２０ＨＰと言われており、コードＲ１２９は１２年生産され次の５代目（コード２３０）に移行する事になります。５代目の紹介は次回と致します。
最後は恒例の今週のキズナっ仔の期待馬ですが、その前に今週は注目の現在の競走馬ランキング世界№１のイクイノックスが出走する天皇賞・秋（東京競馬場・芝２０００ｍ）が開催されます。このレースには昨年のダービーでイクイノックスを鼻差で破ったドウデュースや今年の天皇賞・春の勝馬ジャスティンパレス、大阪杯の勝馬ジャックドールが激突します。天気も良い様ですので好レースを期待しています。残念ながら天皇賞・秋にはキズナっ仔の出走は有りませんが土曜日の２歳重賞アルテミスステークスに新馬戦快勝のライトバック（２歳牝馬）が出走します。今年のキズナっ仔の２歳馬は例年とは一味違いますので期待しています。２歳馬ほ他にも多数出走です。２歳新馬にジークルーネ（牝）、ブライトマン（牡）、クーアフィルス（牡）、モルツチャン牝）、
２歳未勝利にツリーフロッグ、シルヴァリームーン、フローラルセント、エリカサファイアが出走。古馬の重賞レーススワンステークスにスマートリアン、特別レースにプッシュオン、スパイラルノヴァ、条件戦にオールアイズオン、障害未勝利にリメンバーメモリーが出走します。古馬は少し駒不足ですが、２歳馬には大きな期待したいます。
いずれにしても全馬無事に頑張ってほしいものです。本日はこれ迄にします。
