モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・未掲載の車たち&オープンカーのモデルカー⑪BMWの未掲載車&オープンカーの系譜①

オーギュストロダン 11月4日 ブリーダーズカップターフでの雄姿

先週は、種牡馬亡きディープインパクトが又快挙です。アメリカでは本場英国のダービー馬オーギュストロダン(牡3歳)が、ブリーダーズカップターフを快勝、G1レース5勝目を挙げ、3着にも一昨年の日本ダービー勝馬シャフリヤール(牡5歳)が入りました。又日本ではアルゼンチン共和国杯(芝G2)をゼッフィーロ(牡4歳)が重賞初制覇で、同じ週に日米で重賞制覇でした。一方ブリダーズカップマイルに出走のキズナっ仔ソングライン(牝5歳)は小回りコースが合わなかったか末脚不発で5着でした。国内では重賞レースの出走はありませんでしたが、期待馬では2歳新馬のゴールドスター、インマイポケットが共に2着、2歳特別ヒロノラメールは4着、古馬特別ではジュウンレインボー4着、サルヴァトーレ2着、ベリービーナス10着、条件戦でニューノーマル1着、ジューンアヲニヨシ1着、ティムール2着、コンクエスト3着と堅実な実績となりました。今週も期待馬が多く出走ですが最後に紹介です。今日のモデルカーはベンツと並び乗用車、スポーツカーともに日本で人気のBMWと取り上げます。

1代目は戦前の名車BMW328です。1936年~40年迄発売されました。

BMW328ロードスター 1936年 シュコー完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

この車は1999年の世界的な自動車ジャーナリストの委員会によってカ・オブ・ザ・センチュリー(20世紀)の最終候補の25台の内の1台となっています。仕様は、全長3,900mm、直列6気筒OHV、1,971cc、80HPで1938年のミッレミリアでクラス優勝、1939年にはル・マンで総合5位、クラス1位、1940年にはミッレミリアで総合優勝しています。これだけの名車でも有りBMWでは2011年に328の誕生75周年に名車「328」に敬意を表して328を現代の技術で蘇らせたコンセプトカー「328オーマージュ(尊敬・敬意・リスペクトの意味)」を発表しています。2011年3月のジュネーヴ・モーターショーに出品されました。

コンセプトカー BMW328オマージュ 2011年ジュネーヴ・モーターショー出品

2代目は328の後継となるBMW507です。507は、1956年~59年に生産されたグランドツーリングカーで当時の名車メルセデス・ベンツ300SLをターゲットに発売されました。但しコストが掛かり過ぎて高価になり生産はわずか252台!!

BMW507 コンバーチブル 1956年 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 レッド MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

BMW507の仕様は、全長4,380mm、V型8気筒OHV、3,168cc、150HPとエルセデス・ベンツ300SLと比べても遜色の無い性能です。

BMW507 ハードトップ MINICHAMPS完成品

メルセデス・ベンツ 300SL ロードスター ハードトップ シュコー完成品

BMW507のコンバーチブルにはベンツ300SLと似たようなハードトップも用意されていました。販売的には厳しいモデルでしたが、その魅力的なスタイルにより現在でも252台中202台が現在しており、過去の有名なオーナーとしてエルヴィス・プレスリーや有名なカーレーサー、ジョン・サーティース等がいます。今回はこれ迄にします。今週のキズナっ仔の期待馬は多くいます。たった今、期待馬の1頭フォスターボンドが、2歳未勝利を見事な末脚で快勝しました。幸先良しです。今週は人気は有りませんが牝馬G1エリザベス女王杯にローゼライト、古馬特別にメイショウジブリ、ヘネラルカレーラ、オールザワールド、モンエトワ、オーヴァーネクサス、アイスリアン、条件戦にワンダーカタリナ、アランヴェリテ、メイショウゲキリン、ロードトラスト、2歳特別にジューンテイク、センチュリボンド、2歳新馬にクイーンズウォーク、ヴィレム(共にルメール騎手鞍上で期待です!)、ビターメサイア、2歳未勝利にロードアフェット、ヘニーズネフュー、サマーアゲイン等期待馬多数です。頑張れ!!