まず先週の結果から。ディープインパクトが遂に父サンデーサイレンスのＪＲＡ歴代最多勝の記録（２，７４９勝）を抜き２、７５２勝迄記録を伸ばしました。おまけに先週は産駒のプラダリアが京都大賞典（Ｇ２）を勝利。父の記録更新に花を添えました。そしてキズナっ仔の成績です。産駒のツートップの内ソングラインは、最後のゴール前猛追もハナ差敗れて２着に惜敗。同じくディープボンドも上記のプラダリアに敗れ３着と敗退でした。他の期待馬では特別レースにパラレルヴィジョンが勝利、２歳新馬でシャンパンマークが勝利、期待馬以外でグリューヴルムが特別レースに勝利、サルヴァトーレが条件戦に勝利で週間４勝で今年の勝利数がロードカナロアに続いて２頭目の１００勝到達（１０２勝）、更に通算勝利５００勝迄残り４勝となりました。他の古馬の期待馬は余り良い成績ではありませんでしたが、１２頭出走の新馬戦でシュヴァリームーンとエッカートが２着、ダノンロッキーが５着となり先週の獲得賞金が全種牡馬の中で１番の成績でした。今週の期待馬は最後に紹介します。
今週のモデルカーは、ドイツの代表的な車のメルセデス・ベンツのＳクラス（最上位クラス）の歴代の中で最も有名で最も売れた２代目（Ｗ１２６型）のメルセデス・ベンツ５６０ＳＥＬです。私は主にスポーツカーを蒐集していますが、ロールスロイス等のリムジーン以外では唯一セダンのモデルカーがこの１９７９年の５６０ＳＥＬです。
ベンツのＳクラスは、永きにわたり世界の富裕層から信頼されている高級車ですが、その評価を確固たるものにしたのがこのＷ１２６です。発売された１３年間で全世界で約８９万台販売されました。私の場合も高級車のイメージは、正に５６０ＳＥＬで、しかも黒では無くこの濃い緑青色のメタリックの色でも有ります。仕様は、全長５，０２０ｍｍ、Ｖ型８気筒、５，５４６ｃｃ、２８５ＨＰとなっています。この時代は日本はバブル真っ盛りですが関西では白塗りのベンツには近づくなと言われていたとか？２台目は同じくＷ１２６のクーペタイプで５６０ＳＥＣ、１９８９年です。
仕様は、５６０ＳＥＬと寸法もエンジンもほぼ同じと言われています。３台目はＳクラスとしては３代目Ｗ１４０のやはりクーペタイプの６００ＳＥＣ・Ｖ１２です。
フロントのデザインは、Ｗ１２６よりも傾斜のきついスラントノーズとなり、押し出しの強い力強いデザインとなりました。車体も一回り大きくなり仕様は、全長５，１２０ｍｍ、Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ，５，９８７ｃｃと言われています。元来、Ｓクラスベースのフラッグシップクーペは、モデル名の末尾にＳＥＣと付く１つのグレードで上のモデルカーも６００ＳＥＣですが、１９９４年からＳ６００クーペと言う名称になり、更に１９９６年にはＣＬクラスとして独立、Ｓクラスベースの派生車ですが、Ｓクラスとは差別化されました。ＣＬクラスの２代目がＣ２１５で下のベンツＣＬ５００です。
仕様は、全長５，０００ｍｍ、Ｖ型８気筒ＳＯＨＣ、４，９６５ｃｃ、３０６ＨＰと言われています。次がＣＬクラスとしては３代目のＣ２１６の中でも高性能版となるベンツＣＬ６３ＡＭＧです。２００８年のモデルとなっています。
仕様は、全長５，０８５ｍｍ、Ｖ型８気筒ＤＯＨＣ＜６，２０８ｃｃ、５２５ＨＰとＡＭＧのエアロパーツやアルミホイールが装備され高性能を誇っています。最高速度は２５０ｋｍ／ｈ（スピードリミッター作動）と言われています。以上ＳクラスとＳクラスベースのクーペの変遷をご紹介しました。今日のモデルカーの最後は、２００５年にタイヤメーカー、フルダの高性能タイア、エクセレロ開発のプロモーションとしてメルセデス・ベンツが、マイバッハブランドで開発したコンセプトカーのマイバッハ・エクセレロです。２００５年にマイバッハ５７をベースに１台だけ作製されました。
仕様は、全長５，８９０ｍｍ、Ｖ型１２気筒ツインターボ、５．９リッター、７００ＨＰでサーキットでの最高速テストで３５１．４５ｋｍ／ｈを記録したと言われています。最後の最後にベンツが製作した超弩級のスーパーカーにて本日終了です。
今週のキズナっ仔の期待馬です。今週は３歳牝馬の三冠の最終レース秋華賞が行われます。このレースには絶対王者の二冠牝馬リバティアイランドが出走し、大本命ですが、キズナっ仔も賞金でグランベルナデット、抽選でコンクシェル、フェステスバントの３頭出走です。３頭ともに人気薄ですが、激走期待です。古馬の特別レースにはヘネラルカレーラ、ニューノーマル、ヴィンテージボンド、セファーラジエル、条件戦にはイエヴァンポルッカ、ファームツェンティ、オールアイズオン、ティムール、ジューンアヲニヨシ、障害重賞にサイード、２歳新馬にスマッシュスルー、タガノエルピーダ、セルーズ、メイショウガイフウ、カゼノランナー、２歳未勝利にヒロノラメールが出走です。全馬無事に走ってほしいです！！
