モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

アストン・マーティンと同時代の名車達 1970年代 ドイツの名車達①ベンツ350SL、BMW2002ターボ

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TTG時代、最後のG、グリーングラスと3強の総括です。トウショウボーイが引退し、テンポイントが亡くなった後、1978年・6歳(現5歳)、1979年・7歳(現6歳)時もグリーンングラスは、現役を継続し、6歳時春の天皇賞、7歳時に有馬記念を勝って有終の美を飾ります。余り一般的ではありませんが「緑の刺客」と呼ばれました。①3強の対戦成績ですが、菊花賞(1着グリーングラス、2着テンポイント、3着トウショウボーイ)、宝塚記念(1着トウショウボーイ、2着テンポント、3着グリーングラス有馬記念(1着テンポント、2着トウショウボーイ、3着グリーングラス)と3頭揃い踏みのレースは、3頭で3着迄を占め②3頭共に有馬記念を勝利③3頭共に年度代表馬になった事から長く史上最強世代とも言われていました。

 本題に移ります。今迄、スーパーカーブームの名車を中心に掲載して来ましたが、今回、同時代のドイツの名車達を取り上げます。

 初めはメルセデス・ベンツ350SLです。1971年4月に発売されました。

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メルセデス・ベンツ350SL 1971年 MINICHAMPS完成品

先代の230SL、280SLよりも大きく、重く、豪華になった事でSLの頭文字の意味も「シュポルトライヒト(軽量スポーツ)」から「スポーツ・ラグジュアリー」に変わった事を意味しているとの事です。仕様は、全長4,380mm、90度V型8気筒SOHC,3,499cc、200HP,最高速度210Km/hです。

 続いては450SLCです。1973年3月にデビューしました。SLCは、4シーター・クーペを意味しています。

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メルセデス・ベンツ450SLC 1973年 MINICHAMPS完成品

仕様は、全長4,750mm、90度V型8気筒SOHC,4,520cc、217HP,最高速度210km/hです。スポーツカーと言うよりもセダンのクーペ版としての色彩が強まり1981年にSEC(Sクラス・サルーンのクーペ版)に後を譲り消滅しました。

 次は、BMWです。少し時代は遡りますが、特長的な車ですので紹介致します。BMW2000CSです。この車は1965年のフランクフルトモーターショーに登場。

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BMW2000CS 1965年 MINICHAMPS完成品

デザインは、マルチェロ・ガンディーニで車体製作は、カルマンにて行われました。デザイン上の最大の特徴は大型の異形ライトを持つ中央部以外はグリルレスの顔つきで、当時としては前衛的過ぎるとの声も有り、賛否両論を呼んだとの事です。仕様は、全長4,530mm、直列4気筒SOHC、1,990cc、120HP,最高速度185km/hです。

 続いては、BMW2002ターボです。ツーリングカー選手権でポルシェと激闘を切り広げていたBMWは、航空機エンジンで培ったターボチャージャーを採用し、ポルシェを退けましたが、1973年についに市販車として2002ターボを発表しました。

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BMW2002ターボ 1973年 MINICHAMPS完成品

仕様は、全長4,220mm、直列4気筒SOHC、KKKターボ、1,990cc、170HP,最高時速は211km/hで最速の2リッター・サルーンと呼ばれました。但し第一次オイルショックの影響で1974年1,672台で生産終了。

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BMW3.0CSi MINICHAMPS完成品

「絹の様になめらか」といわれたエンジン搭載の高級パーソナル・クーペで1971年秋に登場したのが、BMW3.0CSiです。仕様は、全長4,660mm、直列6気筒SOHC,2,985cc,200HP,最高時速220km/hです。

 本日はこれ迄に致します。