最初は、キズナっ仔の話です。土曜の新馬出走の2頭、サイードとオンリーオピニオンは、共に快勝でした!!明日は、1頭と思っていましたら合計3頭デビューです。1頭は、福島5Rのサトノギベオン、残りの2頭は、函館5Rのアスクワイルドモア(牡馬)とエクラノーブル(牝馬)です。函館5Rは、1頭しか勝てません。サトノギベオンの勝利と函館は、2頭で1着・2着を祈ります!(虫が良すぎますが)
本題に入ります。1台目はアルファ・ロメオ1600スパイダー・ジュリエッタです。
この車の発売時に名前を公募した事が知られています。結果デュエット(二重奏)と名付けられましたが、この名は既に菓子の商品名に使われており、正式には1600スパイダーとして発売も「デュエット」の愛称は長く記憶に残る事になります。このシリーズは、少しずつ形を変えながらもアルファとしては最長の28年間存続しました。仕様は、全長4,250mm、直列4気筒DOHC,1,570cc、109HP,最高速度188km/hです。
続いてはドイツのオペル・レコルト(レコード)Cクーペです。
オペル車の中でもCクーペは一番販売台数が多く、日本で一番親しまれたオペル車とも言われています。その理由のひとつとして1965年~1971年放送された宇津井健さんの主演のTVドラマ「ザ・ガードマン」でガードマンの巡回車に使われていたのがレコルト(当時は英語読みでレコードと言われていました)Cクーペです。仕様は、全長4,550mm、直列4気筒,1,492cc,58HP,最高速度135km/hです。
次は、前に日本車の特集で掲載しなかったマツダ・ファミリア・ロータリークーペを取り上げます。1968年7月ファミリア1200にロータリーエンジンを搭載したのが、この車です。
エンジンは、1967年に発売されたコスモスポーツのエンジンをデチューン(出力を落とす)して搭載しました。仕様は、全長3,830mm、直2ローター、491cc×2、100HP,最高速度は180km/hと欧州の車に負けない高性能です。
次は、フォード・カプリ MK1です。アメリカで大ヒットのフォード・マスタングの成功を欧州で再現しようと1969年1月英独フォード共通モデルとして発売。
Mk1カプリはスポーツイメージを高める為にモータースポーツにも活発に参戦。1971年のスパ・フランコルシャン24時間耐久レースに優勝した他、ツーリングカーレースでBMW3.0CSLと活発なバトルを展開。上のRS2600は、レース仕様のホモロゲーション獲得の為に2600ccV6を150馬力に強化したエンジン搭載車です。仕様は全長4,250mm、60度V型4気筒OHV,1,305cc、50HP,最高速度133km/hでMk1は、英独合計で100万台販売のヒット作になりました。
次が、オペル1900GTです。1965年のフランクフルトショーに試作が出品されこれが好評であった為、1968年秋にカデットのシャーシを用い、フランスのコーチビルダー「ブリッソノー・エ・ロッソ」が製造・組立を行う形で発売。
デザインが、同じGM系のシボレー・コルベットに似ていた事と扱いやすさが受けて、特にアメリカ市場で手軽なパ-ソナルカーとして人気を呼びました。仕様は、全長4,110mm、直列4気筒SOHC,1,897cc、90HP,最高速度は185km/hです。因みに1900GTの日本国内価格は235万円でトヨタ2000GTとほぼ同じだったそうです。
本日の最後が、アルファ・ロメオ・ジュリア1750GTヴェローチェです。
ヴェローチェとは、イタリア語で「速い」の意味です。仕様は、全長4,080mm、直列4気筒DOHC、1,779cc、132HP,最高速度180km/hです。
今回で欧州のライトウェイトスポーツについてはひとまず終了し、次回からは本来のアストン・マーティンと同時代の名車達1980年代をスタートします。