モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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アストン・マーティンと同世代の名車達 『2000年代 続・新世紀の超弩級スーパーカー列伝』②アウディR8、R8LMS、フェラーリFXX,グンペルト・アポロ、RUF・CTR3

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※9月6日完全リニューアル実施しました。日本の名車多数掲載中です!!

 

 先週のキズナっ仔の結果ですが、残念ながら期待した4頭の内好走したのは、ローズボールの3着のみで他は全て着外でした!残念。但し予想外の3頭が勝利。その内今年の1月の新馬勝後、骨折で8カ月の休養明けのルーチェット(3歳牝馬)が、勝利し2戦2勝としました。同様にディープっ仔は、先週8勝を挙げその内パラダイスリーフが、2019年8月のレース後同じく骨折で休養し、2年1ヵ月ぶりの特別レース、メモリアル・ジャングルポケットカップを快勝。4戦3勝としました。能力の有る馬は、長期休養明けでも勝つのだと改めて実感しました。2頭の今後の活躍に期待です。

 本題に入ります。2000年代に入るとスーパーカーの馬力競争に拍車がかかり、次から次へとオーバー500馬力の車が輩出しました。今回はその第2弾です。1台目は、アウディ・ルマン・クワトロ(コンセプト)→アウディ・R8です。

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アウディ・ルマン・クワトロ 2003年 Look Smart完成品

2003年のフランクフルトモーターショーで披露され、クワトロをベースに熟成され2006年にアウディ初のミッドシップレイアウトの車として発売されました。

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アウディ・ルマン・クワトロ 2003年 フランクフルトモーターショー実車

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アウディ R8 2006年 実車

上記のクワトロとR8の2台を見比べてみますと基本的なスタイリングは、ほぼ踏襲しているのが分かります。R8の仕様は、全長4,432mm、V型8気筒DOHC・FSI直噴、4,163cc、420HP,最高速度330km/hです。市販車のR8をベースにFIAGT3クラスのレーシング仕様が、R8・LMSです。

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アウディ R8 LMS MINICHAMPS完成品(ディーラー特注)

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アウディ R8 LMS 実車写真

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R8LMS 2011年 ニュルブルクリンク24H出走車 MINICHAMPS完成品

2011年には日本のスーパー耐久レースにも参戦。市販車R8との主な違いはフルタイム4WDをレギュレーションの関係で後輪駆動に、更に出力を562HPにアップしており高速時のダウンフォースを得る為に巨大なリアウイングを備えています。

 2台目は、フェラーリ傘下のマセラティが、エンツォフェラーリのシャーシを流用して開発したレースカー、マセラティ・MC12でマセラティ創立90週年の2004年のジュネーブショーで発表されました。メラク以来21年ぶりのミッドシップです。

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マセラティ Mc12 2004年 実車写真

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同上 マセラティブルーとアルミ・カーボン素材の内装

シャーシは、カーボンモノコックでボディーもカーボン製で、ボディカラーは、マセラティブルーとホワイトのツートンカラーで「Bianco Fuji」と呼ばれたボディカラーで日本の富士山に由来するネーミングとなっています。仕様は、全長5,143mm、エンジンはエンツォ用のV型12気筒DOHC,5,998cc、最高速度は330km/hで内装は豪華でマセラティブルーのレザー、アルミ・カーボン素材で構成されており、価格は邦貨で約1億円と言われています。生産台数は、50台です。

 3台目が、やはりエンツォ・フェラーリをベースに作られたユニークなモデル、フェラーリFXXです。フェラーリの創業55周年を記念して29台限定で生産です。

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エンツォ フェラーリ FXXのベース車両 BBR完成品

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フェラーリFXX 2005年 実車写真

車名のFXXの由来は、エンツォフェラーリの開発コード「FX」に未知の可能性やスピードを意味する「X」を加えたと言われています。この車は公道は走行出来ずオーナーが、テストドライブの様にサーキットを走行する為のマシンです。仕様は、全長4,832mm、65度V型12気筒DOHC,6,262cc、800HPで邦貨で約2億円でフェラーリが、選択したオーナーのみが購入可能でした。因みに30台目はブラックに塗られ両方のドアに30台目との意味で30と入れられ、ミハイル・シューマッハにプレゼントされました。

 4台目は、ローランド・グンペルト設立のドイツの自動車メーカーのグンペルト・アポロです。宇宙船をイメージして開発され2005年に発表、2006年から発売されました。クロモリ鋼や、カーボンパーツを多用し車体はわずか1,100Kです。

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グンペルト アポロS 2008年  Spark完成品

仕様は、全長4,460mm、アウディ製V型8気筒ツンターボ、4,163cc、650HP,最高速度360km/hでリアビューカメラやエアコン、トランクルーム等の快適装備も搭載しています。

 最後が、同じくドイツのRUFオートモービル社のRUF・CTR3です。

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RUF CTR3 2007年 Spark完成品

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同上 リアスタイル

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同上 実車内装

RUFがそれ迄に発売してきたCTR、CTR2に次ぐスポーツカーでCTRの発売20年目の2007年4月に新RUF工場が有るバーレーンのサーキットにて披露されました。一見するとカレラGTベースに見えますがベース車両は911(997型)ですが、ミッドシップレイアウトを採る等、シャーシ、車体はRUFオリジナルです。仕様は、全長4,445mm、水平対向6気筒ツインターボ、3,746cc、700HPで最高速度は380km/hです。価格は邦貨で当時約4,900万でした。

 大変長くなりましたがこのへんで終わりと致します。次回は1000馬力超のモンスターを取り上げます。

 

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