モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

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メーカー別・国別レーシングカー回顧:第3章:ポルシェ編:最終回

 恒例のキズナっ仔の成績です。エリザベス女王杯アカイイトは、11番人気を跳ね返し4着と健闘、ダートG3・バスラットレオンは、7番人気で3着、デイリー杯2歳ステークスのショウナンアレクサは6着。特別レースのアネゴハダ3着、セファーラジエル3着、モントブレッチャ10着、ローゼライト4着、ヴァーサ6着。条件戦のジローは7着、ヘネラルカレーラ9着。2歳戦のフェームツェンティ2着、サヴォーナ1着、ナイトブレーカー9着でした。勝利はサヴォーナの1勝でしたが、重賞、特別の入着でリーディンサイアー・ランキングは4位を堅持しました。もう1つディープっ仔の話題です。国内で登録されている最後の産駒6頭の内2頭目のライトクオンタム(2歳牝馬)が新馬勝しました。これでデビューの2頭は共に新馬勝です。最後までディープは、私達にディープインパクト(強い衝撃)を与え続けています。

 ポルシェのレーシングマシンも最終回となります。1台目はポルシェが、1996年のルマン24時間レースに参戦する為に993型のポルシェ911をベースに開発したグループGT1規定のレーシングカーのポルシェ911GT1です。

ポルシェ911GT1(993GT1)1996年ルマン MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のマシンは、デビューの1996年のルマンで総合2位と健闘しました。仕様は、全長4,709mm、水冷水平対向6気筒DOHCツインターボ、3,166cc、600HPと言われています。翌年の911GT1の外観上の変更は丸形ヘッドライトが、ボクスターや996型の911に使用されている涙型ヘッドライトになっています。

ポルシェ911GT1  ルマン1997年 №25 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

同上 №26

1997年のルマンでは上の2台のマシンで序盤からワンツー体制を築き、圧倒する強さでレースの大部分を支配するも25号車は夜半にクラッシュ、26号車は優勝目前に炎上リタイアで期待した結果ではありませんでした。1998年は、トヨタのGT-One TS020の29号車とポルシェ911GT1の25号車・26号車が最後迄首位争いを演じました。結果TS020の29号車は23時間でリタイア。

トヨタ GT-One TS020 1998年 ルマン№29 実車

日産 R390GT1 1998年ルマン №31 総合6位 カルツッオ完成品

優勝は、ポルシェ911GT1の26号車で2位にも25号車が入りトヨタの代わりに3位には日産R390GT1の32号車が入りました。

ポルシェ911GT1 ルマン1998年 №26 優勝車 BBR完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

優勝車の仕様は、全長4,890mm、水冷水平対向6気筒DOHCツインターボ、3、198cc、550HPで車両重量は前年、前前年より100Kg以上軽い940Kgで最高速度は310km/hと言われています。911GT1の他のマシンとしては1999年のブリティッシュGTCに出走のマシンと2001年のデイトナに出走の2台を紹介します。下のマシンは、1996年式の様です。

ポルシェ911GT1 ブリティッシュGTC №6 MINICHAMPS完成品

ポルシェ911GT1 2001年 デイトナ 出走車 №1 MINICHAMPS完成品

上のマシンは1997年式の様です。911GT1は、以上とします。ポルシェの最後はポルシェ911GT3RSとなります。この車は996型の911のGT3のレース仕様のマシンとなっていまます。RSとはドイツ語でRennSportの略で英語では文字通り「レーシングスポーツ」です。1台目は2003年のデイトナ出走車です。

ポルシェ911GT3RS 2003年 デイトナ №44 MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

ポルシェ911GT3RSR 2006年 ルマン MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のルマンのマシンは、2006年の総合23位のマシンです。レーシングマシンの仕様は分かりませんが、市販の911GT3RSの仕様は全長4,435mm、水冷水平対向6気筒24バルブ、3,600cc、381HPと言われています。そして最後が、2006年2月デビューのポルシェ911の997型のGT3カップです。

ポルシェ911GT3ポルシェカップ 2006年 セブリング MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

上のマシンは、ポルシェのワンメイクレース、ポルシェカップ仕様の車両で997型から再び丸形のヘッドライトに変更されており、仕様は全長4,427mm、水冷水平対向DOHC、3,600mm、415HPです。これでポルシェは、終了です。

最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。今週はここ2~3週と比べ出走頭数は少なくなっています。まず2歳馬では2歳特別の赤松賞のコンクシェル(2歳牝馬)です。これに勝って是非2歳牝馬G1阪神ジョヴェナイル・フィリーズに挑戦してほしいものです。他では新馬のジャクソンルーツ(2歳牡馬)2歳未勝利のメイショウコウテツ、ダイシンカタナ、タイセイドルチェ、サルヴァトーレ、3歳・古馬ではスンリ、エニシノウタ、テイエムタツマキ、メタルゴット、ドリアード、タイガーリリーそして一番の期待は特別レースのインプレスです。キズナっ仔頑張れ!!です。