モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:最終章:枢軸国(日本・ドイツ・イタリア)他のレーシングカー

恒例の先週のキズナっ仔の成績です。3歳牝馬の重賞レース・クイーンカップのグランベルナデットは、東京の直線コースを外から追い込んだものの5着、京都記念インプレスは、未だ強豪相手には力不足か11着でした。3歳馬のアンフィテアトルム6着、コウソクカナ9着、サンバデルンバ10着、アサカラキング2着、キリンジ1着、レシプロシティ1着、ナムララン9着、障害戦のダンツキタイ1着、古馬ではボロザコフスキー3着、イリマ8着、メイショウジブリ1着、エニシノウタ7着、シンシアウィッシュ14着と期待馬で4勝も惨敗も多い結果でした。結果種牡馬ランキングは週間で重賞2勝のハーツクライが2位にキズナハーツクライに抜かれたものの父ディープインパクトを抜き前週と同じ3位となりました。今週の期待馬は最後の紹介します。

 今日からのレーシングカーは、第二次世界大戦中の枢軸国(アメリカ・イギリス等の連合国と戦った国の総称・今は全く死語に近いですが!)日本・ドイツ・イタリアのレーシングカー(ポルシェやフェラーリを除く)を紹介します。残念ながらこの3か国のレーシングカーは余り購入しておらず一緒に年代を追って紹介して行きます。

 最初は1955年の2台です。1代目はマセラティ300Sです。ベネズエラ・グランプリで優勝したゼッケン18番のマシンです。

マセラティ 300S 1955年 ベネゼイラGP ABC完成品

同上 エンジン部分も再現されています

実はこのマシンは、伝説のレーサー、ファン・マヌエル・ファンジオが操縦したマシンで第1回ベネズエラGPに優勝した事で注目を集めました。仕様は、全長4,150mm、直列6気筒、2,992cc、245HPで車体重量は780kgでした。300Sは、翌1956年にはスターリング・モスの操縦でニュルブルクリンク1000kmでも優勝しています。このスターリング・モスで1955年にミッレミリアを優勝したのがメルセデス・ベンツ300SLRです。SLRは(スポーツ・軽量・レーシングカーを意味します。

左 ベンツ300SLR 1955年ミッレミリア優勝車 右 SLRスターリングモス

メルセデス・ベンツ 300SLR サイドビュー

同上 リアスタイル

上のマシンの№722はこの車のスタートが午前7時22分だった事を意味します。仕様は、全長4,350mm,直列8気筒DOHC、2,979cc,310HPで車体重量は830Kgと言われています。尚マセラティ300Sとベンツ300SLRの両マシンで優勝したレーサー、スターリング・モス氏は2020年4月12日亡くなっています。享年90歳でした。スターリング・モスはイギリスに生まれ大レースで多くの勝利を上げながら一度もドライバーとしての年間チャンピオンに輝いた事が無く「無冠の帝王」と呼ばれていたとの事です。これは母国を愛する事からフェラーリ等のワークス・チームに入らなかった為でした。この偉大なレーサーを記念して2009年にベンツが発売したのがメルセデス・ベンツ SLRマクラーレン スターリングモスです。

SLR スターリングモスとその傍らに佇む本人

メルセベス・ベンツ SLR マクラーレン スターリングモス MINICHAMPS完成品

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

SLRマクラーレンの仕様は、全長4,656mm,V型8気筒SOHC スーパーチャージー、5.4リッター、650HPで最高速度332KmでSLRスターリングモスは世界で75台限定で販売され販売価格は1億1,000万円と言われています。

 最後の今週のキズナっ仔の期待馬です。今週は出走馬が少なく期待馬も少ない様です。土曜の長距離重賞ダイアモンドステークスには重賞勝馬アスクワイルドモアが出走します。近走は不振ですが頑張ってほしいものです。3歳特別にショウナンアレクサ、プッシュオン、ティムールの3頭が出走です。なんとかクラッシックに乗ってほしと思っています。他に3歳馬ではアステロイドメア、アスクドリームモア、古馬ではコンクエスト、ジュラメント、タマモワカムシャ、メイショウゲキリン、タツオウカケンラン、タイキバンディエラに期待です。今日はこれ迄にします。