モデルカー趣味の絆館〜800台の蒐集日記〜

イギリスの名車アストンマーティン他の蒐集全国行脚を毎日書いていきます

メーカー別・国別レーシングカー回顧:第5章:ベントレーと英国車⑦

 恒例のキズナっ仔の先週の成績から。きさらぎ賞レミージュは5着、ノーブルライジングは競走中止。ディープ産駒のオープンファイアは、最速の上がりで追い込みも頭差で2着。3歳特別のサヴォーナは2着、アスクドリームモア3着、3歳新馬のバージュアルアラブは11着、メイショウアサカゼ15着、障害未勝利のダイシンカタナは2着、古馬の特別レースでは、ホウオウルバン2着、ジロー7着、ルーチェット6着、レプンカムイは久しぶりに好走して2着、マジックスピーチ5着、条件戦のスーパーホープはダートが合わなかったか13着に惨敗、ヘネラルカレーラ2着、ヴィンテージボンドが唯一の勝利馬で先週は1勝のみでした。結果種牡馬ランキングはお父さんのディープインパクトに僅かに届かず3位に後退です。今週の期待馬は最後に!!

 今回が英国車の最後となりました。戦前のルマンを席巻したベントレーの1929年のルマン優勝車のベントレースピード6です。

ベントレースピード6 ゼッケン№1 1929年ルマン優勝車 Spark完成品

ベントレー・スピード6は、直列6気筒、6,597cc、200HPでツインキャブレターを装着し、最高速度は148km/hで1930年にもルマンで総合優勝です。

ベントレースピード8 2001年 ルマン 総合3位 ラクーンオートオリジナル

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル


そして71年ぶりにルマンに復帰したのがベントレー・スピード8で2001年のルマンでは総合3位に入る健闘を見せ71年ぶりに表彰台に登りました。スピード8の名称は、上記のスピード6(6気筒エンジン)に倣い8気筒エンジンである事に由来です。

ベントレースピード8 2003年 ルマン優勝車 ラクーンオートオリジナル

同上 サイドビュー

同上 リアスタイル

 

スピード8の仕様は、V型8気筒ツインターボ、3.6リッター(2001年)、4.0リッター(2002-2003年)で車体重量は900kgと言われています。

2003年のルマンでは2台で参戦し、№7が総合優勝、№8が2位と1-2フィニシュで73年振り6度目の優勝を果たしました。最後は、ベントレーではありませんが、スピード繋がりでTVR サーブラウ・スピード12を紹介します。

TVR サーブラウ スピード12 SMTS完成品

スピード12は、TVRのスピード6の6気筒エンジンを2基、クランクシャフトを介して接続したV型12気筒DOHC,7.7リッター、880HPで公称最高速度は、386km/hと当時、世界有数の速さを誇りました。但し高性能にも関わらす安全装置(ABSやトラクション・コントロール等)を一切搭載しておらず、どう考えても市販出来る車両では無いとの判断で日の目を見る事はありませんでした。本日は以上。

 最後に今週のキズナっ仔の期待馬です。今週も期待馬多数です。まず土曜日の3歳牝馬による重賞(G3)に1勝馬(11分の9の抽選で)グランベルナデットが参戦です。更に日曜日の京都記念(G2)には2連勝中のインプレスが参戦です。3歳の未勝利にはアンフィテアトルム、コウソクカナ、サンバデルンバ、アサキラキング、キリンジ、レシプロシティ、ナムラランが、障害未勝利にはダンツキタイ、特別戦にはボルザコフスキー、イリマ、メイショウジブリ、エニシノウタ、シンシアウィシュが出走です。全馬無事に走ってほしいものです。東京・阪神・小倉の3場ともに今日の雪の影響が残りそうです。それがキズナっ仔にとって吉・凶と出るか?キズナっ仔はディープっ仔よりは重馬場はこなすとは思うのですが、どうでしょうか?